キンモクセイの葉が落ちる
ぴょんこ
【関東】
2006/06/26(月) 06:27:28
昨年花が終わったキンモクセイを
ホームセンターで半額で購入してきました。
高さ1メートルくらいのものです。
鉢がとっても小さかったので春に
一回り大きな鉢に植え替えました。
その後、古い葉を次々に落とした後に
新芽を出したのですが葉が1〜2センチくらいで
ポトリと落ちてしまいます。
今ではただの棒の状態になってます。
しかも棒の先っぽが黒く枯れてきました。
どうすればいいのでしょう。密集した団地の
ベランダで育てているので日当たりは良好とは
いいがたいです。ぜひ、この子が元気になる
アドバイスをお願いします。
たちつ
【近畿】
2006/06/26(月) 08:29:09
根張りが悪い。根が弱っている。
原因は、植え替えによるダメージとその後における、過湿度か超乾燥により、根が傷んでなかなか回復しない。一度根付けば、かなり丈夫な樹木です。
どの植物も、鉢植えは、通気と排水・保湿に難しいものです。
そのまま、乾かし気味に、涼しく管理しないと仕方がない。
乾かし気味とは、さらっとした湿り気。たとえば、湿った土を硬く握って、団子にし、軽く突けば、パラパラに砂となる状態。
植物は、元気になれば、ますます旺盛になり、弱ればますます弱る。
太ればますます太り、やせればますます痩せる、体重のようなもの。
友達の鉢植えも、カラカラに乾燥させてしまい、全部落葉してしまい、その後、晩夏から初春まで、新芽すらありませんでしたが翌年には青々としてきました。さらに翌年(3年目)には花も咲きました。
幹径4cm程度、樹高1m半。15号45cm程度のプラ鉢。雨ざらしの軒下管理。ほぼほったらかし。
過湿には弱く乾燥に強い。新芽は樹勢があれば、吹いてきますが持久力がなければ、新芽は黒く萎えて枯れます。体の調子が悪ければ、顔色が悪かったり、化粧の載りが悪くなるようなもの。
葉の一枚でもあれば、生きているのでその内によくなるでしょう。
ここで、肥料や栄養剤を与えれば、ますます弱ります。
ここが動物との違い。
赤ちゃんや病人には、何とかして食べさそうとしますが、植物は湿度と通気が一番の滋養です。それを証拠に、挿し木や種まきの土には、肥料は与えない、むしろ無肥料にしている。
動物は貰う者・盗る者・消費する者、植物は与えるもの・盗られるもの・生産するもの、その本質の中で、それぞれの生存競争が営まれる。
作れないから、外部から調達する。自分で作るから、調達しなくても良い。 という極論になる。
人間は、環境適応能力がありすぎて、本能が強すぎるので、そのままでは、共食いする。そこで感情を抑えるのに、知識・道徳をしっかりと身につけて、自主的に調和を採らないと、自滅する。ほかの生物は、暗黙のルールに従って、環境に適応する数量を調節する。(密度と住み分けによる自然淘汰)。これが頂点に君臨する王者の宿命。
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ぴょんこ
2006/06/26(月) 21:30:20
たちつさん、有り難うございます。
植物を育てる知識がないまま購入している自分に反省です・・・。
人間の子供も、過剰な愛情は子供の為に良くありません。
子供の頃から大好きだった金木犀を目の前にして
少し可愛がりすぎたのかもしれません。
「・・・・しすぎ」が今回の原因なのだと、
たちつさんのアドバイスを拝見するまで
まったく気付かなかったです・・・。
たちつさん、有り難うございました。
必ず、この子にオレンジ色の花をつけてみます。
また、立ち止まることがあったら、アドバイスしてください。
初心者用掲示板@園芸相談センター