ハナミズキについて教えてください!!
かなぱぱ
【近畿】
2006/05/11(木) 20:25:37
一昨年に2Mくらいのハナミズキを植えてもらい(つぼみが一杯)去年は満開だったのですが夏には恐らく水枯れのせい?で秋を待たずに葉が見る見るうちに萎れて落ちてしまいました。
一応対策として土を盛り上げる事をしました。
今年は北側と上の方は小さいながらも咲いたのです。新芽も出てきて浮き浮きしてましたが花は段々しおれて落ちてしまい葉も先から茶色く枯れ気味に・・・。
一体どうしたのでしょう? 水は朝、夕とやってます。
土壌は根下80CMくらいから粘土質です。
どなたかこれが原因では?と思われる例を教えて頂けませんでしょうか?
旬
【関東】
2006/05/11(木) 22:40:54
ほぼ間違いなく、過湿による根傷み(根腐れ)を起こしていると考えます。
管理の上でも適切でない対応をされていると思われる点がありますので、以下に意見を書かせて頂きます。
>夏には恐らく水枯れのせい?で秋を待たずに葉が見る見るうちに萎れて落ちてしまいました。
ある程度大きい樹木を植えつけた場合、植付けた年の夏には葉焼けを起こすことが良くあります。
これは、地上部の大きさ(葉の量)に対して根が少ないために生じ、樹が自分で葉を落として蒸散量と水揚げ量の
バランスをとろうとしているのです。
まして、花を満開に咲かして消耗しているところへ昨年の猛暑ですから、症状は余計激しかったと推察します。
ただし、ここが大切なのですが、一度葉焼けで落葉したぐらいで株が枯死することはまずありません。
葉焼けを起こした後に慌てて水やりをするのは、過湿の原因となり、逆効果になります。
>一応対策として土を盛り上げる事をしました。
これは対応としては完全に誤りです。
多くの樹木と同じく、ハナミズキも水はけよく高植えにするのが鉄則で、株元に土盛りをすると、
根が常に水面下にある状態になり根腐れの原因となります。
株元を乾燥させないためには、土盛りではなく、低木を株元に植えて遮光したり、
腐葉土などでマルチングするのが正しい方法です。
また、
>水は朝、夕とやってます。
地植えの場合、真夏と真冬の乾燥期を除き、潅水は原則不要です。まして、
>土壌は根下80CMくらいから粘土質です。
とのことですから、1日2回の潅水は完全にやりすぎです。
以上、長文になり申し訳ありませんが、今後の対策としては、
・盛土を取り除き、株元を寒れいしゃなどで遮光する
・潅水は不要。また、施肥は厳禁。
・株元から少し離れた部分を掘り返してみて、水分が多すぎるようであれば
株周囲に穴を数箇所掘り、湛まる水を排水する。
手遅れでないことを祈ります。
かなぱぱ
【近畿】
2006/05/13(土) 00:43:52
旬様、ご丁寧なアドバイスありがとうございます。
完璧にミスってますね。。。
教えていただいた様に早速してみます。
一つお聞きしたいのですが、根の上って大体どのくらいの厚みで
土が乗ってる状態がよいのでしょう?
宜しくお願い致します。
旬
【関東】
2006/05/15(月) 21:54:10
返事が遅れてすみません。
>根の上って大体どのくらいの厚みで土が乗ってる状態がよいのでしょう?
植えつけの深さのご質問であれば、根鉢(苗木の麻布などで巻いてある部分)の上端が地表面と同じレベルか、
若干上に出ているぐらいでちょうど良いと思います。
将来、木が成長した際に、株元から根が四方に広がっているのが地面の上から見える感じといったらわかるでしょうか?
山歩きなどをされる機会があったら確認してみて欲しいのですが、里山や山林に自生する樹木のほとんどは、
上記のように根張りが地上に露出しており、これが樹木自信にとっても自然な状態であることがわかります。
ただし、大きくなった苗木を上記のように植えつけた場合、当初は株元の乾燥を防ぐため、
根巻きの露出した部分を中心に腐葉土などをひいてマルチングした方が良いと思います。
かなぱぱ
2006/05/16(火) 23:27:53
旬さま、レスありがとうございます。
日曜日に土を減らしました。
根腐れは今の所してはないようですが過湿状態ではあったのだと
思います。 しばらくはこの状態での様子見くらいでしょうか?
あとは何をすれば・・・。ハナミズキ君の回復力に賭けるしかないのでしょうか?
初心者用掲示板@園芸相談センター