柿栽培の北限は?
広瀬
【北海道】
2006/04/17(月) 14:42:04
こんにちは、北海道の札幌に住む者なのですが、近所で柿を庭植えで
育てているお家があるのです。(日当たりの良いところには植えてあって樹高2Mほどで実もなってました)果樹の本とかには渋柿でも北海道以南の地域で栽培可能って書いてあるのですが、本の栽培可能地域はあまりあてにならないのでしょうか?どなたか教えてください。
たちつ
【近畿】
2006/04/17(月) 15:03:47
条件さえ合えば、何処でも育ちます。
近所で見かけたのなら、それこそ事実です。
甘柿(生食用)は、山梨・茨城あたりで、渋柿(干し柿用)は青森と紹介されています。通常関東以南が栽培しやすいようです。
北限、南限とは、一般的な自然任せの群生地の限度のことであって、育たないということでは有りません。富士山の頂上では、温室保護しないと寒くて育ちませんよ。温暖化や品種改良や洋苗の普及で益々解り難く・混乱するようになってきました。
詳しくは「柿 北限」で沢山ヒットします。
たちつ
【近畿】
2006/04/17(月) 15:12:22
その他、種の移動状況や苗の植栽移動状況等でも変わってきます。
ソメイヨシノ桜やセイタカアワダチソウなどが良い例です。
ばんざいうさぎ
2006/04/17(月) 15:37:06
以前札幌に住んでいましたが、住宅街で柿の木を良くみかけました。
結構大きくなって実がなっていましたが実の細長い種類のが殆どでしたね〜。
今は札幌より北に住んでいますが、隣の神社に杉の木が・・・。
たしか生育北限は札幌の神宮のはず・・・。でも立派に育っています。
人間の都合で植えられたものが過酷な環境に適応しているのを見ると植物って凄いな〜と思います。
deepsea
【東北】
2006/04/17(月) 16:24:18
もしその本の出版時期が大分古いようなら、地球温暖化の影響で北限があがったかもしれません。また北限を越えていても、植えてみると突然変異で寒さに強い株が残って繁殖するかもしれません。例えば、稲の耐寒品種など、昔は育苗試験場なんかない頃、大冷害でほぼ全滅したたんぼで、わずかに生き残ったものを翌年植えてみたら、非常に耐寒性が良かった、なんていう話もあります。
それから、話がそれますが栽培方法などは、書籍をうのみにするのは北海道、東北では失敗を招きます。書籍の記述はあくまで関東地方での栽培方法だということを念頭に置いてください。東北と関東、双方に実際に住んでみてわかりました。
そういう意味では書籍に書いていることは参考程度にとどめておいたほうがよろしいかと存じます。
ハッピ−マン
2006/04/17(月) 17:58:29
広瀬さん、こんにちは。 園芸書物の解説は一般論でしか書きえません。ですから大雑把なのです。天気予報とおなじみたいですよ。近畿地方の天気はこうです〜と概略説明したあとで、個々の県の予報になりますからね。植物はピンポイントで育てられているので、その地域の個々の具体的な気候、風土が問題になりますね。北海道といっても北と南、東と西では気候、風土は大違いじゃないのかな〜♪。それからdeepsea さんのお話のように温暖化の影響も無視できなくなってきましたね〜♪。 柿かどうか確認されてみて挑戦されたらいかがでしょう。
広瀬
【北海道】
2006/04/17(月) 19:01:32
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ご回答、ありがとうございます。
果樹栽培の初心者で参考書籍を鵜呑みにしてしまって、それだけじゃ駄目なんですね。皆さんのご意見とても参考になりました。
寒冷地という過酷な気候だけど頑張って育てていきたいと思います。
ありがとうございました
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