マーガレットの花の色の変化

[園芸相談センター]の過去ログです

やよい 【北陸】 2006/03/27(月) 13:50:14
昨年春、淡いピンク色に惹かれて一重マーガレットのポット苗を98円で買いました。
花後切り戻し秋にはまた数個花が咲きました。冬は鉢をエアクッションで包み上部はビニール袋で覆ってベランダで無事越冬しました。
今では縦横の広がりが50p株の高さ40pぐらいの立派な株に成長しました。地際から5本の茎に分岐しており一番太い茎で直径1pぐらいになっています。枝先にはすべて蕾が付き2〜3日前からその蕾が段々に色づき始めていました。
が、えっ、なんだか色が濃い。まさか。
今日は暖かかったのでようやく花が開いたのは良いのですがやはり杞憂が本当になってしまいました。
花の色が淡いピンクではなく濃いピンク色なのです。
丁度、下サイトの1番目の写真の左の花の色のようだったのが2番目の写真の花の色のようになってしまいました。
http://minigarden.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_fd6d.html
ウェブで検索してみると濃いピンクのマーガレットも存在するようですが私が買ったのは薄いピンクでした。
花びらの長さも買ったときより短くなり別の花という感じになってしまいました。

下記サイトによると
http://www.e-garden.co.jp/counsel/coun.ma-garetto.html
“ピンクマーガレットが白に変わってしまったということですが、この種は気温が高くなったり、老化したり、若すぎて根の発育が未熟だったり、過度の乾燥や加湿気味だと、花弁の色が退色します。
 気温が15〜20℃の適温時期に開花すれば、花弁はピンクに発色するでしょう。”

温度が低い場合花びらの色が退色しやすいとのことですが私の場合のように反対に花びらの色がより濃くなった場合はどう考えればいいのでしょう?どうすれば元の淡いピンクの花の色を取り戻せるのでしょうか?
今年は仕方ないとしても来年うすピンクの花が咲くようにするには今年どのような対策を取ればいいのでしょうか?
ちなみにヤフー天気予報によると当地の本日の最高気温は14℃となっています。

やよい 【北陸】 2006/03/27(月) 13:53:33
訂正
温度が低い場合→温度が高い場合

ぽー 【関東】 2006/03/28(火) 04:23:04
やよいさん、こんにちは。
ごめんなさい、お答えじゃないんですけど。千葉のわが家のピンクマーガレットも似たようなことになってます、というご報告です。

やよりさんと同じく、去年の春に購入した2年目の株です。
北陸よりは暖かいですから、うちでは1週間ぐらい前から咲き始めました。
現在、10輪近く咲いています。

一番花を見たとき「あれ〜、こんなに濃い色だったっけ? 去年はもっと淡いピンクだったのに」と思いました。淡いその色が気に入って買ったんですから、まず間違いないです。
といっても、やよいさんご紹介の2番目の写真ほど濃くはないですが・・・。
(ちなみに花弁の長さは、うちのは逆に去年より長いっ!^^;)
その後つぎつぎに咲いてくる花も、同じように濃いピンク。

ここの過去ログを見ると、たちつさんが「温度に敏感。気温が低いと白く咲く」と書かれており、「???」と思っていたのですが・・・
(ちなみに関東は気温があまり安定しませんが、この1週間は最高気温が15℃を超したり超さなかったり、という感じで推移しています)

で、今日咲いた花は、花びら全体は白に近い淡ピンクなんですけど、ふちがまだらに濃いピンクで、花びら短くて。マーガレットというよりシャスターデージーですかっ。
どうなってるんだろうなあ、と不思議に思っていました。

理由はわかりません。
私は生来アバウトなタチなので、「春本番で気温が安定すれば、去年みたいに咲いてくれるかも」なんて期待してるんですが。
聞くところによると、ピンクマーガレットは見かけによらず、わりあい多様な交配種が出回っているらしいですね。
とすると、なかには種としてまだ不安定で、温度などのちょっとした条件で親の特徴が出てくることもあるのかなあ・・・と想像しました。
あくまで想像です。答えになってなくてすみません。

やよい 【北陸】 2006/03/28(火) 15:48:12
ぽーさま。レスありがとうございます。
今日はかなり気温が上がり最高気温20℃。まだ2輪しか咲いていませんが開きかかっている10個以上の蕾はすべて濃いピンクです。
昨日は近所の園芸店の店頭に飾ってある淡いピンクの花が一面に咲いている大株を見て我が家の情けないマーガレットと比較せずにはおれませんでした。
なんとか原因がわからないものかとあちこち検索してみました。
楽天市場のマーガレット売り場を見ると実にいろいろな種類のマーガレットがあるようです。
http://www.rakuten.co.jp/gardensk/430279/430286/628133/432686/
“ピンクの品種は高温下では花色が薄くなります。”
“濃色品種は冬の室内では光線の関係で淡い色になります。春になり、気温が上がってくるころには濃い色に戻ります”
“日当たりと肥料分が不足すると花色が薄くなったり、花びらの枚数が減ってしまうので注意。”
と色の変化に関して書いてありますがどれも我が家の場合に当てはまりそうにありません。

我が家のマーガレットは花屋の店頭にあったときから淡いピンク(並んでいたポットすべて薄かった)で元々濃い品種ではないと思うし。
今年は例年になく寒く異常気象と言えば異常気象。今日は20℃と暖かいのに明日はなんと寒波到来で最高気温5℃の真冬なみに。
苦し紛れに花の色の変化は今年の異常気象による突然変異?かな〜?な〜んて。
私も4月春本番またあの淡いピンク色が戻ってくることを期待しましょう。

たちつ 【近畿】 2006/03/28(火) 16:17:45
ピンクマーガレットは、花色が温度により敏感に反応しやすく、赤いので良く目立つ。淡い黄色もよく引き起りますが、薄いので目立ち難い。
温度が低いと白い。温度が急に上がる・温度差が激しいと濃い桃色になる。
徐々に温度が上がり、安定すると本来の色に落ち着きます。
冬場の簡易温室とか、春先に良く起る現象・性質。
概ねハナビラが短い。 ハナビラが奇麗に成長展開する前に、発色が始まる。発色が始まるとハナビラの成長が止まる。
発色ホルモンのアンバランスや日焼け(温度焼け)のようなもの。蜃気楼現象と私は呼んでいます。・・・冷たい空気を下にして、熱い日差しや暖かい空気がかぶさり滞る。風が無く淀む。ことから名づけた。
一時的な現象。一花だけを観察すれば、白く咲いたものは、温度が高くなれば、ピンクになりますが、一度煤黒い桃色に発色した花は、冷やしても薄いピンクには戻らない。
極端な場合には、葉陰などの影響で、半分白く半分桃色に咲く場合もあります。

ぽー 【関東】 2006/03/28(火) 17:16:38
おお、なるほど! 蜃気楼現象・・・(^_^)
単に気温の高い低いだけじゃなく、「温度差」が発色のキーになるのですね。
はい、たしかに関東の気温も、ぽかぽかあったかいと思うと夜は5℃を切ったり、すごく不安定です。そのせいだったのか〜。

やよいさん、横から割り込んですみませんでした。私は納得、です。
それにしても、ほんとにいろんなピンクマーガレットがあるんですね。
うちのは中心部が盛り上がって咲く、八重咲きです。
昨日咲いた白まだらの花は、今日は花びらも少し大きくなりましたが、中心部にほとんど花びらのない発育不良娘です。
「春だと思って咲いたのに、まだ寒いじゃん」と、いじけてたのね・・・。

たちつさん
いつも勉強させてもらってます。できたばかりの大きなハウスが取り壊しになったそうで、残念でしたね! 気を取りなおして、また再建されることを期待しています。見本を見て、既製品から選んだほうが簡単でしょうが、もし自作されるのなら、サイズに要注意ですね!(お子さんとの共同作業もまた楽し♪)

やよい 【北陸】 2006/03/29(水) 10:02:59
[[解決]]
たちつさま。レスありがとうございます。
以前住んでいた集合住宅の共同花壇に毎年雪が溶け春になるといつの間にか白いマーガレットが咲き誇っていたので雑草のように逞しい花と言うイメージで薄ピンクのマーガレットも買いました。
有色のマーガレットがこんなにも温度に敏感に反応する花だとはちっとも。
我が家のマーガレットは鮮やかな濃いピンクならまだしも少し紫がかったようなお世辞にもきれいと言い難いピンク。しかも花弁は1pぐらいの長さしかなく花茎は短く長いものでやっと5p。1本1本の枝先に10個ぐらいの短い花首の蕾が集まっていてまるで仏前に飾る小花の菊の花といった感じに見えます。
>一時的な現象
であることを祈ってこれから初夏まで花の様子をよ〜く観察していこうと思います。
レスをくださった皆様ありがとうございました。
これでひとまず解決と言うことにしたいと思います。


[園芸相談センター]の過去ログです

初心者用掲示板@園芸相談センター園芸相談センター