気になるつるバラ。

[園芸相談センター]の過去ログです

るる 【関東】 2006/03/27(月) 12:18:56
いつもお世話になっております。
地植えのつるバラ、羽衣についてお尋ねします。

新苗で我が家に来て3年目になります。
去年からず〜っと気になっているのですが、すべての茎(つる)に黒い斑点があります。
斑点の大きさは1mmから1cmまで大小さまざまです。
とにかく全部に斑点があるのですが、新芽もちゃんとたくさん出て元気そうです。

日当たりは午前中2時間くらい。
地植えなので水はほとんどあげていません。(最近雨が多かったので)
黒点病なのかキャンカーの類なのかそれとも異常なしなのか、経験不足のため判断が付きません。
よろしくお願い致します。

ハッピ−マン 2006/03/27(月) 20:32:15
るるさん、回答がつきませんね。そのうちにSub-Rosaさんとか、R・ひろきさんとかバラに詳しい方々が飛んできてくださるでしょう。上にあげて待ちましょう。

R・ひろき 【関東】 2006/03/28(火) 03:24:11
 るるさん、ハッピ−マンさん、こんにちは。

 庭に羽衣を植えております。地植です。今は夜なので、明日になったらもう一度よく見てみますが、とりあえず、1センチくらいの斑点はありません。
 私も水はほとんどあげておりません。場所は埼玉南部です。

 羽衣に限らず、バラの茎に斑点が出来るのは、枝枯れした部分のへこみに小さいものが出る場合、黒点病が枝に出る場合、品種により寒さでやられて出る場合などがあります。全部に斑点がある場合は、その黒い点が出始めた時期が初冬でしたら、寒さでやられているのかもしれません。しかし、寒さの場合は、おそらく関東では、直径1センチまでは大きくなりません。黒点病が枝に出た場合は、さまざまな大きさの点が出ることがありますが、葉が無傷ということはなく、葉にも黒点が出てきます。黒点の出る時期は、4月過ぎです。
 今年の春、葉に黒点が出るかどうか、みてみてください。出た場合は、黒点病だと思います。
 枝の枯れ込みの上にある黒い点は、枝枯れ病の場合がありますので、枯れた部分は切り取って捨ててください。
 寒さによる場合は、初冬に増えるはずですので、急激に寒くなった12月の朝などに、増えるかどうかチェックしてみてください。

 その他の原因も含めて、いくつか複合しているかもしれませんが、バラが元気で、病気もなく育っており、枝が次々に枯れ込むことがなければ、とくに気にしないで様子を見ておいて大丈夫だと思います。

R・ひろき 【関東】 2006/03/28(火) 21:20:48
 こんにちは。
 本日羽衣をじっくり見てみました。多少黒い点はありますが、全体にあるわけではありませんでした。昨年黒点病は出なかったので、黒点病がなくても、枝に小さい黒い点が部分的に出ることがあるようです。

るる 【関東】 2006/03/29(水) 00:28:58
ハッピーマンさん、R・ひろきさん、ありがとうございます。

もう少し落ちたらずうずうしく自分でスレ上げしようかな〜・・・なんて思ってたんですけど、何て書いて上げようか迷っていました。
ハッピーマンさんのお心遣いに感謝します。

ひろきさんには詳しいご回答をいただけて感謝しております。
昨年秋遅くになってから黒点病がでたのですが10月も半ば過ぎでしたのでほったらかしにしてそのまま落葉・休眠いたしました。
その時に同時に茎にも出ていたんでしょうね。気づきませんでした。
葉が開いてきていますが今のところ黒点は出ていません。
アルミのフェンスに誘引してあるので冬季に石灰硫黄合剤は散布できませんでした。

今からでもサプロールなどで治療した方がいいのでしょうか?
再度よろしくお願い致します。

R・ひろき 【関東】 2006/03/29(水) 10:05:23
 こんにちは。
 この時期、葉にはまだ黒点病は出てこないと思います。早くても4月半ばくらいです。
 枝の黒い点は、寒さによるものもあると思いますが、黒点病もあるかもしれません。
 薬剤散布については、人それぞれに庭の環境がありますが、今の時期に散布する場合は、予防剤を入れることをお勧めします。昨年、どのような農薬を使われたかがわからないですが、10月半ば過ぎまで出なかったということなら、昨年通りにしても大丈夫かと思います。
 以下は、同じ状況(黒点が枝に出ている場合)で、私の場合ならこうするだろうということで、書いてみます。参考程度にお読みください。

 予防剤とされるダコニール、ビスダイセン、サンヨールのなかから一つ選ぶ。
 治療剤とされるサプロール、ベンレート、フルピカフロアブルのなかから一つ選ぶ。(使用法の説明書に、組み合わせ不可とある組み合わせは避けます。)
 予防剤+治療剤で、散布する。
 十日くらいあけて、別の予防剤と治療剤の組み合わせで散布する。これを、黒点病が葉に出てくる季節(4月半ばから5月)まで繰り返す。

 予防剤で葉を守りながら、治療剤を使う方法です。
 サプロールだけ使うより、黒点病の広がり方が遅くなると思います。また、鎮まるのも早いと思います。

 このようにしておくと、梅雨時に酷くなって落葉し、来年用のシュートに影響するということはないと思います。枝で越冬している場合は、予防しておいても、葉にいくらか出てくると思いますが、そういうときは、その葉と上下の葉をむしってから散布します。また、このバラの近くにあって、黒点病になっていないバラは、避難させておきます。

るる 【関東】 2006/03/30(木) 20:22:37
[[解決]]
R・ひろきさん、ありがとうございます。
本当は何なのか1日じっくり観察して考えてみたのですがやっぱり判断つきませんでした。
去年と同じ散布ですが、お恥ずかしい話ハンドスプレーしか使っておりません。あとオルトラン粒剤です。
去年はうどん粉病にもハバチやゾウムシにもけちょんけちょんにやられて、今年は真面目に薬剤散布をしてみようかと考えています。
知人に教えていただいたりネットで検索したりして、今回ひろきさんに教えていただいた薬品も含めて自分なりに使いこなせるものを選びたいと思います。

大変お世話になりました。
そして勉強になりました。
本当にありがとうございました!


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