バラの植え替え時は根を洗うのですか？
とも
【中国】
2006/02/23(木) 18:40:43
バラを育てたこともないのに質問をするのはおこがましいとは思うのですが、趣味の園芸のＴＶを見ていて気になったので教えてください。
バラの苗の植え付けの時、買ったときの土は完全に洗い落とし、新しい用土で植え替えるように言われていました。手間も暇もかかる繊細なバラを育てるのに、そんな乱暴なことをするとは思わなかったので、びっくりしたのですが、これはバラ特有の作業ですか？
（シュロチクの植え替えならわかるのですが・・・）
たちつ
【近畿】
2006/02/23(木) 23:06:17
別段どちらでも良い事ですよ。
晩秋から初春にかけての植え替え時には、根を洗う人も多いようです。開花時期には、植え替える人も少ないでしょうし、新規植え付け時期には、弱っているので、根を洗う人も少ないでしょう。
真夏は、葉も生い茂り、枯れやすいのでこれ又植え替える人も少ないでしょう。
植え替えは、根の生育をより良くするために、清潔な土と入れ替えて、土の陳腐化硬化・土質改良をして、土をふかふかにし、通気・保湿・排水を快適にするとともに、蓄積した老廃物や繁殖した病害虫を取り除くことでもあります。
又バラは、近親結婚して、品種改良されていることや、樹そのものや老廃物も甘い?香気が残っている?ので、病害虫に弱い・掛かり易い。
そこで、新鮮な土に植え替える・根も洗う・茎葉も切る・消毒もする。と徹底して清潔にしょうと言うことです。これらが揃うのが、冬眠中の落葉後から、新芽のでかかる時期となります。通常1-2月に行います。
主に、根瘤・接木部分の瘤を観察したり、古い根を整理して、春からの新しい根に期待したりします。
当然根を傷めますから、枯れる危険も多い。
根を乾かさないように、作業中は、イメージトレーニングしたり、段取り良くしましょう。株の全部を水に沈めるのも良いでしょうし、半分程度の下半身は、薄い殺菌剤につけておけば、尚良いかも。
寒いですから、植え付け後の凍結や寒波に注意。といって暖房の効いた部屋では、ビニールをすっぽり被せて置かないと、茎から脱水します。
鉢植えは、毎年すれば尚良い。(根はループしたり、鉢側に細根が偏っている・土も固い)
太い茎を剪定したときには、ボンドか癒合材を塗っておけば茎枯れしにくい。(バラは樹ではなく草なので中空になっているので乾きやすい)
園芸苗の直挿しでない限り、根洗いはどうでも良い。(接木していない苗)
買った苗の植えつけた一年後には、根洗いしなくても、植替えして、根の状況は確認した方が良い。
根の状況は、植え替えたときしか解らないので、目を丸くして良く観察しておくことも大切。
と考えます。
私は横着なので、鉢をひっくり返して、根を地面に叩いて、土を取っている。枯れはしませんが、大きくならない。これが小さくて丁度よい。ミニバラは、弱いので、夏は木陰に、冬は寒風のあたらない凍結しない場所に置けば、傷みにくく枯れにくい。
蔓バラは別にして、木立系の紅系紫系は強く、白花系や黄花系は弱りやすいので、丁寧にした方が無難。
と思います。
とも
2006/02/23(木) 23:49:40
[[解決]]
たちつ様、いつも有り難うございます。
植物の植え替えをする時は、たいてい、根鉢を崩さないとか、せいぜい半分くらいに切りつめるくらいなのに、どうしてバラだけそんな荒っぽいことをするのかなと、気になっていたものですから。
バラが弱いがゆえに、清潔な環境を与えるために、あえてやる治療みたいなものなのですね。詳しいご説明を有り難うございました。しっかり納得できました。
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