牛糞堆肥とバーク堆肥の効果教えてください
プリりん
2006/02/22(水) 21:27:22
畑作りをしようと思ってます。でも堆肥はどちらを使っていいか悩んでます。
牛糞堆肥とバーク堆肥のどちらを使ったほうがいいですか？
できれば、それぞれの効果と、どんな植物に向いているか教えてください。
ハッピ−マン
2006/02/22(水) 22:43:49
プリりんさん、こんばんは。バ−グ堆肥は原料が木の皮です。のこぎりで木を切った時にでる引き粉や木の皮を粉砕したものに発酵酵素と水を加えて寝かせて堆肥化します。木にはリグニンという成分が多くてこれがなかなか安定で堆肥化するのに時間がかかります。現在市販されているものも完熟状態というわけではありません。バ−グ堆肥は工業製品に近いものです。ということでバ−グ堆肥は、肥料というより土壌改良に向いていると思います。腐葉土ではないですが、腐葉土と同じように思えばよいと思います。
牛糞堆肥は、牛糞に米ぬかなどを混ぜて天日発酵乾燥機で機械的に攪拌しながら発酵させた堆肥です。ほとんど完熟状態になっています。肥料としての成分は、窒素分もかなりあって畑の肥料としては万能と言えます。
畑の土が痩せていて速攻で野菜を育てる場合は牛糞堆肥を使用されたほうがいいでしょうね。じっくり土壌改良を兼ねようとお考えの場合はバ−グ堆肥がいいでしょう。どちらが、というより、両方一緒に使うのもいいと思います。
プリりん
2006/02/22(水) 22:58:07
ハッピーマンさん、ありがとう。
両方使ってみます。
たちつ
【近畿】
2006/02/22(水) 23:41:10
>牛糞堆肥とバーク堆肥
どちらも同じようなもの。好み。
品質表示を見れば解ると思いますが、肥料というより、用土膨張軟化材料。所謂、土壌改良材・土をふかふかにして、微生物の繁殖を促す。肥沃な用土つくり。
牛糞堆肥は、作付け前の元肥とか樹木の寒肥に良く用いられます。
バーク堆肥は、barkは樹皮のこと。間伐材・切り粉・剪定屑や落ち葉などの樹木に、牛糞や発酵EM菌や最近では、ペットお茶の産廃粕の茶殻やコーヒー粕を混ぜて腐らしているようです。私は安いので腐葉土の代わりに鉢植えに混ぜています。材質が少し粗いので、腐葉土よりも使いやすい。
私は基本的に、草丈の低くするのが好みですから、肥料は使いません。が肥料としては、888の有機配合肥料を少し元肥に混ぜます。
良く似たものにバークチップ(樹皮の破片)というのもあります。化粧砂変わりに表土に敷き詰めます。これは高いですが、君子蘭の土代わりに良い。植えつけてから、少し軽い土を撒いて潅水すれば、保湿・通気が楽。年に数回程度たっぷり潅水すれば、潅水をしなくてもよいし、植え替えが要らない。横着にもってこい。湿度計変わりに、イキシアを植えている。
牛糞は、発酵させて、寄生虫殺菌(植物に有害でなく人に有害の可能性がある)や塩分(植物に有害)の抜いてあるものが良い。草花なら、1m角につき1-2kg程度、鉢植えなら1割り程度。かな。説明表示されている。
寒肥とは、樹木の株元付近に、鋤き込んで、根の発育を促すとともに、
その有機質は3ケ月以上に渡り腐食して、春の芽だし・植物が活動するときに効果があるように施すもの。腐食分解はは、微生物によりなされ、水に溶けて、根から吸収される。
化学肥料は、水に直接溶けて、作用するので、短期的に効き目が現れ、短期的に効果がなくなるので、追肥に用いられる。寒肥には用いない。
冬は、植物も冬休み・冬眠中なので、肥料は必要としない。病気で寝ている人や疲れすぎている人は、あまり食わない。スポーツをしている人や肉体労働者は、良く食べる。同じ事で、茎葉の伸びるときは窒素肥料、花実根が活動するとは、リンカリを重点的に切り替える必要がある。それらを効率的に利用するために微量栄養素も必要。
植物の栄養剤と人の栄養剤はその目的も違う。良く間違う。人の栄養剤は、疲れや虚弱体質にマイナスをプラスにするためのものですが、植物の場合には、綺麗なものをより綺麗にするためのもの。プラスをよりプラスにするもの。マイナスをプラスにしょうとして、使用すれば、マイナス方向に、加速され、より悪くなる。ここが良く間違い(・・?となる。
と考えています。
Ｒ・ひろき
【関東】
2006/02/23(木) 09:22:19
こんにちは。
バーク堆肥と牛糞堆肥の使い分けについて、ハッピーマンさんとたちつさんが、回答されていらっしゃいますので、私はそれぞれの性質について、少し紹介します。
資料はいろいろあるのですが、もし、ご自分で、それぞれを調べてみたいときは、
肥料便覧 第四版 伊達昇編 農文協1989
などが良いと思います。
牛糞堆肥、とくに、バーク堆肥の場合は、製品により、品質が「はなはだしく違う。」（２８４頁）と書かれており、購入の際の品質の基準が表になっています。
インターネット上では、こうち農業ネット ＞ 土と肥料 土づくりと施肥のページ、
http://www.nogyo.tosa.net-kochi.gr.jp/dojo/dojoto/kairyo/KairyoFrameSet1.html
ここから、左側の「土づくりの基本」というところをクリックしてください。
バーク堆肥と牛糞堆肥のそれぞれの性質と、作物ごとの畑への施用量の例が載っています。
それほど難しく考えて計算する必要もないと思いますが、ご参考までにあげてみました。
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