バラの庭植えを鉢植えにしても良いでしょうか?
アサミ
【関東】
2006/02/04(土) 16:16:03
我が家のバラは可哀想に、今年は1本の棒にになってしまいました。
直立性、四季咲き、丸弁咲きのサーモンピンク 名前は分かりません
花をいただいて、鑑賞後挿し木してから20年、これといった手入れもしないのに、元気に咲いていてくれたのですが、この2〜3年は、バラのところに桃の枝が伸びてきて、日陰状態が原因か?
一昨年の冬に30cmほどに剪定、無知とは恐いもので、3本のうち2本が木化していたのに、長さを揃えて切ってしまったので、枯れてしまったのです。(今回色々調べて、知りました)今迄は地上部60センチくらいの所を切っていたのが、良かったようです。現在シュートも出ていません。1メートル以上の高さで、ヒョロと伸びているだけです。
植え替えは、今の時期が良いと知りました。同時に剪定しようと思っています。このままでは枯れてしまうでしょうから、鉢植えにして、日当たりの良い所へもっていこうかと思っています。元気になるかどうか分かりませんが、アドバイスお願いします
アサミ
【関東】
2006/02/04(土) 16:49:39
追加です
育て方は?、冬場根の周りを掘って、肥料をあげるといった事は一度もなく、花が咲いたら、花瓶に合わせた長さに切りといった具合です。消毒だけは他の花もあるので、マメにしていたので、それが結果として元気に育っていたのかもしれません。
花も、年に3回ほど、咲いていました。夏は小さな花でしたが・・
バラは丈夫で、手がかからないとしか思っていませんでしたので、育て方を調べた事もありませんでした。今回色々調べてひどい事をしていたと思い、出来るだけの事はしてあげようと思ったのです。
たちつ
【近畿】
2006/02/04(土) 17:48:43
其のままでも、鉢に植え替えてもダメということはありませんが、
どちらにしても、危険はつきものです。
20年間の思い出を考えれば、もう一年我慢して、挿し木繁殖をお勧めします。挿し木するとともに、株元を丁寧にほじくって、土を解したり、腐葉土を混ぜ込んだりするほうが良いと思う。
挿し木は、いつでも良いですが、私は、冬場が好きです。カビが生えない・腐らない。土は、鹿沼土中粒と砂中小粒の半々。
剪定枝きりは葉跡(節)を残して、際で鋭利な鋏・カミソリでスパッっときる。鈍い刃物で押し潰して切らない。スパぁ〜でも無く、ブスでもない。腹に力を入れて。手首を固定して、スパッとです。そうでないと痛いだけで、人は斬れない。
念のために、親株の切り口に、アルコール(消毒)して、木工ボンドかエレキ判でも張っておけば、尚良い。 薔薇の茎は空洞なので、弱い。
ここに、適当に斬れば枯れる原因がある。葉跡は節(潜水艦の防水扉のようなもの。)なので、其処で被害を食い止める。ところがこの扉は弱いのですぐに壊れる。だから、丁寧に切る。
枯れ方は、切り口から節まで徐々に脱水する。節で枯れはとまる。節が弱いと更に下に枯れ進む。節が壊れても少し残って役目を果たしているので、片側づつ枯れる(前後左右が歪に枯れる) ここで、枯れるということは、壊死しているので、死んだ細胞を細菌が食べに来る。細菌が群がって、ますます枯れは加速する。ここまで来ると枯れ方も、樹皮に赤い発疹を残して枯れだす。又節の中間で斬ったり、潰し斬りにすると、ますます枯れが加速する。
ここで節の際で斬るのですが、節に傷を付けたりしますと、根や芽が生えない。成長細胞が破壊される。特に枝先(剪定場所の直近の葉跡)のトップ芽を早く成長させないと、その枝や茎は枯れやすい。血液は、入り口や出口を創って、循環させないと、腐る。血液に限らず、自然のものは、すべて、蓄えがあり、出口から始まり、入り口を作って、循環させるもの。しかし、ややもすると、入り口を作って、出口を探す。ここが間違い。我々は常に、侵略者である事を忘れる。だから、入ることばかり考える。賢い泥棒と東大役人は、出る事を最優先にして、考えて、入ることは考えない。当然入ってくる事を信じているからで、考える必要は無い。無駄な努力はしない。蓄えで、落ちてくるまで待っている。
なかなか入ってこなければ、一般大衆をを揺さぶればよい。何も手を汚す必要も無い。いつ仕掛けるかのタイミングだけ。
NHKを見ていれば、宣伝洗脳番組を繰り返し。繰り返し流している。
不安をあおって、現状は幸せなのだと洗脳させて、例えば、消費税を上げれば、老後は安心して、夢のような生活が送れると夢を流し続けている。古くは、西郷・勝の考え方・東大罰の作戦。うまい仕組みを考えたものだ。さすがに東大卒。頭がいい!! (^^♪
ということで、挿し木と剪定場所や斬り方の注意。
「出入」り口ですよ。「入り出」口ではない。ただし前提条件は「十分な蓄え」があること。・・・東大役人の蓄えは、銭ではない、閨閥ですよ。銭は勝手についてくる。何も心配することは無い。私は今晩の、ビールの本数が気がかり。なにぶん私の閨閥は、おかあぁちやん しかない。 (^^♪
R・ひろき
【関東】
[URL:http://www2s.biglobe.ne.jp/~mham]
2006/02/04(土) 17:55:27
こんにちは。
20年たったバラを、地面から鉢にあげる場合、健康な株でも、かなりの体力を消耗します。
年を経るにつれ、移植に対する適応といいますか、新たに根を張る力は、落ちていきます。
それでも鉢に移す場合は、なるべく多くの根を残して掘り取り、保護しながら12月頃に行います。2月では、掘り取って鉢に植えても、すぐに気温の高い時期がくるため、芽のほうが先に動き、発根が伴わないこともあります。
方法については、人によって違うと思いますが、いったん、2つ書いてみます。
(1)最初に、お庭の事情にはそぐわないかもしれませんが、バラにとっては、良い方法だと思うものを、参考として書いてみます。
・バラに陰を落としている樹木の枝を払い、春から秋まで、バラの株もとから太陽が4時間以上、できれば6時間あたるようにする。
・なるべく完熟で、バラ用とされた肥料で、遅効性のものを、元肥として、少し掘って与えてみる。
・今年は、何回か肥料を与える。
・花は、花首で切る。
これで、今年いっぱい様子をみて、シュートが出てくるようでしたら、元気な状態に戻る可能性があります。
品種としては、20年挿し木で肥料無しで育ったということで、おそらくですが、丸弁に近い「クイーンエリザベス」ではないかと思います。非常に強いですから、根を温存しておけば、古い株も復活することがあります。
(2)では次に、いずれ鉢にあげる場合を書きます。
今年はすでに2月ですので、危険があると思います。20年も21年も同じです。来年の鉢あげのために、今年は、できる範囲で、体力をつけてあげる方法です。
今年は、なるべく太陽にあててやるようにして、肥料をあげてみてください。元肥として少し、季節ごとに少し。太陽にあたる時間が少なければ、良いシュートは出ないと思いますが、今年よりは良い状態で、冬を迎えると思います。
今年の12月中旬から下旬に、なるべく根を残してほりあげて、あまり大きくない鉢、むしろそのバラからすると小さめくらいの鉢に植えます。用土は、バラ用ではなく、小さい鉢いっぱいに、赤玉小粒(少し踏み砕いて、さらに小さくしてください。)を使ってみてください。肥料分が少しもないほうが、春先の新しい根には優しいことが多いのです。
鉢植として、調子が出てきましたら、5月末過ぎに、根が回った時点で、根鉢を崩さずに、周りにバラ用の土を入れ、鉢を一回りずつ大きくします。
この年(来年)の肥料(固形など)は、根が出てからあげたほうが良いと思います。
以上、どちらも、体力をつけるために、今ある根を有効に使う方法です。あまりに強い肥料ですと焼けますから、やや少なめに始め、良い肥料をあげてみてください。
(剪定については、今年植え替えない場合は、しないほうが良いと思います。今年2月に植え替えを強行する場合も、軽く切ってください。)
もうひとつ、私自身はやったことがないのですが、古い株を移植する場合、細い根を出させる方法があります。
掘りあげたあと、浅く穴を掘って赤土を敷き、斜めにして株を置き、根の部分に赤土をかけておきます。
凍らないようにして、白い根が出るのを待ち、出始めたら、新しい場所に移植します。
これは、暖地で、古い株を、地面から地面に移す場合のやり方です。
今回は、鉢に移せますので、ここまでしなくても、小さめの鉢で赤玉を使えば、なんとかなるかとは思います。
ところで、2つの方法を書きましたが、そのバラを目の前にしてのことではありませんので、私が書いた方法で、必ず、バラが復活するという保証ができませんし、今現在の状態で短く切って鉢にあげて、必ず枯れるということでもありません。バラがより復活しやすい案を出したにすぎません。これが園芸相談の限界でもあります。
相談で出てきた答えは、あくまで参考として、持ち主が、バラの様子をこまめに見ながら、判断して進めていくというのが、バラにとって、一番良いことなのだと思います。
アサミ
【関東】
2006/02/05(日) 00:19:05
[[解決]]
たちつさん、R・ひろきさん ありがとうございます。
バラに影を作る桃の枝を切って、日が差すようにし、根の周りに肥料と腐葉土を混ぜ込み、1.5m以上あるので、先端1/3程をスパッと切り、挿し木に挑戦。芽のついた枝が2本ほど(10cmくらい)出ていますので、それを残して、少しでも葉をつけさせ、回復を待つことにします。
R・ひろきさんのHPを訪ねてみれば、今回何度か拝見していたHPでした。「クイーンエリザベス」似ているように思います。あれほどバラを愛している人からみると、申し訳ないような今回の質問でした
丁寧なお二人のアドバイスに感謝します。ありがとうございました。
初心者用掲示板@園芸相談センター