サフラン

[園芸相談センター]の過去ログです

たくむ 2005/11/08(火) 01:36:20
サフランの球根を植えました。普通に売っている球根のサフランのおしべは、料理に使えるのでしょうか?スパイスのサフランは違う品種なのでしょうか?料理に使えるとしたら、どのように収穫保存すればいいのですか?どなたか御存知でしたら教えてください。お願いします。

花梨 2005/11/08(火) 03:06:31
球根にサフランと表記されていれば料理に使うものと同じです。
花も楽しめますが、人の口に入るものですので、山積みになっている
ような球根を購入しない限り、別の球根が混ざっているということは
ないでしょう。

育て方、収穫時期、利用法などは下記のサイト様に詳しく紹介されて
いますのでご参考になさってください。
http://dictionary.bloom-s.co.jp/kanri-ha/safuran.htm

ぽー 【関東】 2005/11/08(火) 03:43:35
オシベの収穫法については、よその掲示板ですが、昨日同じようなご質問がありましたので参考にされてください。
http://www.engeinavi.jp/qa/html/11536.html
(オシベの数はたしか5〜6本・・・なんていい加減なこと書いてますが、花梨さんご紹介のサイトでは3本と。それを見て思い出しましたが、そういえば3本でしたね〜^^;)

サフランの色素は水溶性なので、あらかじめ少量のぬるま湯にひたしておくと発色しやすいです。食べてもどうってことないので、私はオシベごと鍋にぶちこんで利用してます。
パエリアやサフランライスは材料を炒めたあと水を加えるときに、ブイヤベースはアクをとったあとのタイミングで鍋に入れるといいです。
自家採取のサフランは市販品ほど香りませんが、それでも、料理のときにちょっといい香りも楽しめますよ。

サフランの球根は、そこらにころがしておいても開花しますが、来年も開花させたいと思ったら、咲き終わったあとなるべく早く土に植えて、来春葉が枯れるまで育ててから掘り上げます。
でも、すごく分球しやすいので、翌年また開花するほど大きな球根はなかなか取れないです。できれば最初から土に植えて、日当たりのいい場所で、肥料もたっぷりやって育てたほうが、充実した球根になります。

でも小さな球根も、数年たてば大きくなってきますので、あまりに小さすぎるもの以外はまた秋に土に埋めておくといいですよ。
(行方不明になりやすいので、小さなものはまとめてネットに入れて植えるといいと思います)
私は鉢栽培しか経験ないのですが、庭植えだったら、数年間は植えっぱなしでいいみたいです。

Iwasaki 【近畿】 2005/11/08(火) 23:10:06
たくむさん サフランのオシベは料理には使用しません。
料理に使用するのは メシベです。
>(オシベの数はたしか5〜6本・・・なんていい加減なこと書いてますが、花梨さんご紹介のサイトでは3本と。それを見て思い出しましたが、そういえば3本でしたね〜^^;)
ぽーさん いいかげんではないですよ
サフランの収穫するのは メシベです。 
花粉を出すのがオシベですから オシベの数は確かに5〜6本有ります。
花が開ききっていないと オシベは見えませんので 勘違いされたのでは
サフランのメシベは 根元近く迄赤く 根元は白色で 根元の少し上で 三本に別れています。
今年は 少し収穫時期が 遅れています。私の植えているサフランは今が収穫時期です。
収穫したサフランは陰干しにした後 小瓶等に入れて常温で保管すれば 一年間利用できます。

たちつ 【近畿】 2005/11/09(水) 02:22:19
薬用サフラン・秋咲きサフラン・サフランは、オシベが短く黄色くなる3本で内側に伸びる。メシベは紅く長い3本で外向きに伸びる。
ここがヤヤコシイ。普通の花と逆に見える。赤いメシベを乾燥させたものが、乾燥サフランで、サフランライスとして、祝い事に使われる。
日本で云えば、クチナシの実のような感じ。・・・・アヤメ科

コルチカム・イヌサフラン・・・ユリ科
数えた事がないですが、八重咲きは見えない。一重は白いメシベが中央に一本とオシベが外側に6本ある。

漢方薬の説明でも、オシベとメシベがゴチャゴチャになっているので、混乱しても仕方がない。
個人的には、オシベは良くないと思うよ。花粉は良くないと思う。
ミツバチの集めた花粉球も人気のようですが、絶対に良くないと考えます。

ぽー 【関東】 2005/11/09(水) 07:30:49
Iwasakiさん、たちつさん、ご教示&フォローありがとうございました。
言われて見れば、赤くひょろ〜っと伸びるのは時間がたっても花粉ができず、中のほうの白くてぽっちゃりしたのに花粉ができますね。たちつさんがお書きのように「普通の花と逆に見える」ので、すっかり勘違いしていました。
どうもお騒がせいたしました。

たくむさん。そういうわけで、スパイスに利用するのは「赤くてひょろ〜」に間違いないのですが、これはオシベじゃなくてメシベでした。
お騒がせして申し訳ありませんでした!

それにしても、うちのサフランはまだ咲かないし、コルチカムはもう終わっちゃったし、現物で確認できません〜。(^^;)

NEO 【関東】 2005/11/09(水) 10:32:38
我が家は昨日から花が咲き始めました。
皆さんが書いてますので、追加することがないのですが
どうでも良いことを一つだけ。
メシベは花が咲いたらすぐに収穫しましょう。

蛇足ですが、paellaの発音はパエジャまたはパエリャです。
パエリアは日本語読みです。
因みにマドリードも日本語読み。
スペイン語では最後のDを発音しないのでmadrid=マドリッです。
決してポーさんにケチをつけている訳ではありませんので、
ご気分を害したら申し訳ありません。
スペイン語話者なので、ついつい正確な発音を広めたくなってしまうのです。

たくむ 2005/11/09(水) 11:50:08
皆さん、たくさんのアドバイスありがとうございます。
料理に使うのはメシベのほうだったんですね。
大航海時代(たぶん)には地球上の何よりも高価だったそうで、
今でもスパイスとしては高価ですよね。
皆さんのアドバイスを参考にして、しっかり収穫したいと思います。
関係のないことですが、ブイヤベースやパエジャは魚のアラでたっぷりスープを作ると安上がりで美味しいです。オリーブオイルで焼いたアラとニンニク、ハーブ、トマトをぶちこんで、ベースのスープを作ります。骨つきでないとおいしいスープができません。パエジャ鍋も買ったのですが、ホットプレートで作るとおこげも上手くできるので、ちょっと趣がないけど、最近はホットプレートです。お試し下さい。

Iwasaki 【近畿】 2005/11/12(土) 16:05:35
たちつさん 
ご指摘の様に イヌサフランとサフランを混同してしまいました。
サフランは おしべが三本でメシベが根元近くで三本に別れていました。
両方とも漢方でも使いますが サフランと違って イヌサフランは毒草なので 混同してはいけなかったですね。
サフランは鎮静・通経薬等に使用されるらしいですが どの様にして使うのでしょう。

ぽー 【関東】 2005/11/12(土) 17:12:33
どうも。お騒がせの元凶、ぽーです。
わが家のサフランもやっと本日、2輪開花しました。
オシベ3本、メシベ3本、確認しました。(ついでに花びらは6枚・・・って、数えちゃいましたよ〜^^)
速攻で赤い「メシベ」収穫しました。明日から、毎朝開花状況をチェックしなくちゃ。
ビンボーなわが家ではここ何年も、市販のサフラン(スパイスとして売られているもの)は買ったことがなく、自家栽培したものをケチケチ1年間使っています。

>Iwasakiさん
漢方的な使い方で見つけたHPなのですが・・・
http://www.pref.miyagi.jp/junkan/contents/medicinal_herb/saffron.html
要するに、熱湯でひたしてお茶として飲めばいいみたい。
1グラムのサフランを得るには150輪の花が必要・・・って言いますから、めっちゃ高価なお茶ですね!!(@@)
大航海時代には「サフラン1グラムは金1グラムと同じ価値」だったそうですが、いまでも十分に高いスパイスですもの・・・。

>たくむさん
ホットプレートでパエジャ(NEOさんに敬意を表した表記)って、どうやって作るんですか? 生米からだと、どうしても水分が必要ですよね。少し水を加えては炒め、また加えては炒め・・・していくのでしょうか? ぜひ教えてくださいませ。
(それとも、最後の仕上げだけホットプレート?)

うちでは中華鍋で、パエジャまがいの「オリエンタルライス」なるものを時々(大量に)作ります。鶏肉とニンニク(たくさん)、完熟トマト(またはトマトの水煮缶)は必須で、その他の材料はありあわせ、味付けはその日の気分次第。時間がない・料理作る気力がない「手抜きバージョン」のときは、カレー粉や五香粉その他スパイスいろいろで風味をつけますが、「今夜はご馳走バージョン」のときだけ、サフランが登場します。(^^)
ホットプレートでできるのなら、かな〜り手抜きできそう(爆)

それから、よければ「解決」チェックお願いしますね。
管理人さんが喜びます。(^-^)

たくむ 2005/11/12(土) 18:38:05
[[解決]]
ぽーさん、ホットプレートパエジャの作り方ですが、スープがいります。
1、なま米(お米は洗わないでね)をホットプレートに敷きつめてスープを加える(最初はたくさんスープを入れる)
2、具をのっけてふたをし、180℃で加熱。
3、途中でスープを足しながらお米が好みの堅さになるまで加熱します。
4、お好みの堅さになったらホットプレートの温度を上げ、ふたをとって水気がなくなりおこげができるまでそのままです。最初から最後まで混ぜません。
スープの作り方も書いておきます。
1、魚のアラ(タイの頭とかスズキとか白身の魚で。たくさんあればよりおいしい)に強めに塩コショウし、ニンニクとタイム、ローズマリー、セージ、ローリエなどの適当なハーブ、オリーブオイルでマリネしておきます。しなくてもいいけどしたほうがより美味しいです。私はニンニクもハーブもたっぷり
2、1を大きめの鍋で焼きつけます。
3、水を加えて煮ます。濃厚なスープがお好きなら水は少なめで。木じゃくしで魚を潰すようにしながらだしをとります。私は1時間以上煮ますが、スープがおいしくなればOKです。魚のスープはふたをするとナマ臭くなるので、ふたはしないでね。中火で煮ます。
4、トマト缶、サフラン、塩、でお好みの味に。あればクミンシードも入れるとよいです。お好みでパプリカも。パエジャで使う時はスープで飲む場合より少ししょっぱくしたほうがいいみたいです。
5、ザルでスープをこし、骨やハーブをとりのぞきます。
このスープがパエジャやブイヤベースのもとになります。

パエジャの上にのっける具はアサリ、エビ、イカ、とり肉、パプリカなどお好みでいいのですが、アサリとエビ、パプリカはうちでは必ず入れます。とり肉や魚介類はワイン蒸しや炒めたりしてあらかじめ火を通しておき、そのとき出たスープもベースのスープに加えます。

これでおいしいスープができるので、具なんかなくてもいいくらいです。レモンをしぼって食べます。

書き方がへたくそだったので面倒に思われるかもしれませんが、やってみると豪快な作り方なのでストレスなし。失敗しらずだし、うちではかなりのご馳走の部類です。そのわりに安上がりですよ。
おためしください。

すみません。みなさんありがとうございました。解決です。

たちつ 【近畿】 2005/11/12(土) 18:51:00
沢山の花数の中には、オシベや分岐メシベの数が4本のもあります。これは異端児かへそ曲がり扱い。 (^_^;)

ぽー 【関東】 2005/11/13(日) 00:39:07
たくむさん
ホットプレート・パエジャ、しっかりイメージできました。
こんど魚介類を仕込れたときに、試してみます。
わが家の定番メニューになりそうな予感(笑)
どうもありがとうございました!


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