橘の育て方のついて

[園芸相談センター]の過去ログです

おばあちゃんに頼まれて… 【東海】 2005/10/28(金) 13:05:02
橘を『さしめ』から育てます。しかし、どう育てるものなのか全くわかりません。ひとまず@木の大きさ、A花の色、B育てる環境(木陰なのか日当たりのいい場所なのか)、C水やり、について教えてください。お願いします。

Sub-Rosa 【関東】 2005/10/28(金) 13:23:03
橘とは家紋などに使われる橘のことでしょうか?
それとも、秦河勝屋敷後の左近の梅(桜は梅が枯れた後に植えられたもので、元来はう梅)右近の橘(柑橘類)の橘でしょうか?
↓家紋に使われる橘
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/karatatibana.html
↓橘の家紋
http://www.otomiya.com/kamon/plant/tachibana.htm
おばあちゃんに聞いて来て下さい。

おばあちゃんに頼まれて… 【東海】 2005/11/01(火) 18:27:05
返信遅くなってすみません。
『秦河勝屋敷後の左近の梅(桜は梅が枯れた後に植えられたもので、元来はう梅)右近の橘(柑橘類)の橘』についてを、教えてください!!

【関東】 2005/11/02(水) 08:19:54
育てたことはありませんが、園芸書などによる情報によると、

タチバナ(別名:ヤマトタチバナ,ニホンタチバナ)
1.木の大きさ
 常緑小高木で、最終樹高は3〜5m程度
2.花の色
 白。花期は5〜6月頃。
 参考HP
http://www.city.toba.mie.jp/photogallery/yama/yamatotachibana.htm
3.育てる環境
 陽樹なのでなるべく日当たりの良い場所を選ぶ。
 また、自生地は近畿、四国、九州などの海沿いの地域で、関東より北の寒冷地では栽培が難しい
4.水やり
 鉢植えの場合は「乾いたらたっぷり」
 地植えの場合は、乾燥期を除いて灌水は必要ないと考えます。

余談になりますが、古事記で垂仁天皇が田道間守(多遅摩毛理)に常世国までとりに行かせた
「非時香菓(ときじくのかくのみ)」は、このタチバナだったとする説があるそうです。
(橙との説もある)
ちなみに、鈴木三重吉の「古事記物語」では橘とされています。

おばあちゃんに頼まれて… 【東海】 2005/11/02(水) 16:00:59
なるほどなるほど♪♪ありがとうございます!!
あと、『さしめ』からそだてることについて、なにか良い方法があれば教えてください。ex)鉢植えでも地植えでも育ち方には変わりはないのですか??‥‥そもそも、『さしめ』で大丈夫なのでしょうか‥‥すみません、素人なのでm(__)m

Sub-Rosa 【関東】 2005/11/02(水) 21:08:00
>橘とは家紋などに使われる橘のことでしょうか?
それとも、秦河勝屋敷後の左近の梅(桜は梅が枯れた後に植えられたもので、元来はう梅)右近の橘(柑橘類)の橘でしょうか?
すみませんでした、右近の橘と家紋のタチバナは同じでした、書き込みミスです<m(__)m>
もう片方はヤブコウジ科のタチバナと言うべきでした御免なさい。
私の書きこみミスです。

柑橘類は日当たりが良いほうが良いと思います。地植えの場合は、日本に自生している品種なのでそれほど気を使わなくても育つと思います。
柑橘類は地植で数十本在りますが、レモン以外は関東の寒さにも結構耐えています。
http://eco.pref.yamaguchi.jp/rdb/html/10/100098.html
http://eco.pref.yamaguchi.jp/rdb/html/10/100097.html
高木なのでなるべくならば鉢植えよりも地植えの方が、木のためには良いと思います。
わたしもタチバナは育てた事がなく、恐らく タチバナを育てている方は居られないと思いますので、想像ですが、現在挿し芽で上手く育っているのであれば、温州みかん同様に育てられたら良いと思います。

【関東】 2005/11/02(水) 23:47:04
ごめんなさい。余談です。
Sub-Rosaさんご紹介のホームページによると、環境省のレッドリストに載っているんですね。驚きました。
実物は見たことがなかったんですが、雛飾りや苗字で当たり前のように知っている「橘」が
絶滅危惧種になっているというのは本当に意外でした。
うちでも育ててみようかな...雛飾りに本物の橘と桜(梅)の盆栽を使ったりしたら、かっこいいですよね。

pinetree 2005/11/03(木) 18:47:53
 かんきつ類は,発根力が弱い物が多く,苗木の育成は挿し穂(さしめ)では極めて困難だと思います。ただし,国外では挿し穂でヒリュウ台木を増殖している例もありますので,絶対に不可能ではありませんが,それなりの施設やテクニックを必要とします。

 多分,今現在で挿し穂をなさった段階ではないかと思うのですが,もしかしたら発根しておいでなのでしょうか?この部分をはっきりしないと,回答も的はずれになりますよ。

 橘はかんきつ類の台木として用いられていた時代もあり,自生種です。タネでも親と同じ物になるはずですので,実生をされるのが早いかと思います。穂木は入手出来たようですので,その樹に果実が実っていれば,成熟後に良く洗って軽く乾かして保存,来春播けば発芽します。
 あるいは,2月頃に穂木を入手し,3〜4月にカラタチ台に接ぎ木するか,温州などに高接ぎしても良いかと思います。

 種子が必要であれば私の方でも入手は可能だと思います。


[園芸相談センター]の過去ログです

初心者用掲示板@園芸相談センター園芸相談センター