小さな赤い虫&落花
努力の星
【関東】
2005/09/24(土) 12:50:36
初めまして、努力の星と申します。
最近流行りのハバネロを育てているのですが、赤い小さな虫が葉っぱの裏にたくさん発生しています。どうしていいか分らずにそのまま放置していたら、屋外においておいたハバネロの葉が所々黄色く変色し、葉の裏が虫だらけで、クモの巣のような糸が発生しました。屋内に置いてあるハバネロはまだ健康なので、間に合うと思います。駆除の仕方がわかる方、教えてくださいお願いします。
それともうひとつ、花は咲くのですが、必ず落花してしまいます。
実を実らせるには何か必要なのでしょうか?
どなたか教えてください。
よろしくお願いします。
ぽー
【関東】
2005/09/24(土) 15:32:17
こんにちは。私もハバネロはことし初めて栽培しているところなので、よくわからないところもあるのですが・・・。
まず葉についている虫ですけれど、「赤い小さな虫」「葉裏につく」「クモの巣のような糸」ということで、ハダニに間違いないと思います。糸まで出ててるってことは、相当虫の密度が高いのでしょう。
このままでは、株が弱って、実の収穫どころではなくなっちゃいますね。
http://www.sumika-takeda-engei.co.jp/navi/gaichu22.html
対処法としては、水にすごく弱いので、まずは「水責め」。
ふだんから水やりのとき、葉にも水がかかるようにやるとかなり予防できるのですが、今回はすでに大発生しているわけですから、ていねいにやりましょう。強めのシャワーなどで、葉の表裏、とくに裏を1枚ずつ丁寧に洗い流してください。
これで虫の密度がぐっと下がります。
薬を使うなら、水責めしたあとで。↑のサイトに効く薬が出ていますが、食べ物に使いますので、でんぷんスプレーとかバイベニカのような安全性の高い薬のほうがいいと思います。
なお、ハダニは農薬に対する耐性がつきやすく、同じ薬を連用すると効かなくなることがあります。ご家庭では基本的に、なるべく水責めで対応して、薬に頼りすぎないほうがいいですよ。
(ただし、でんぷんスプレーや粘着くんなどは薬の成分で毒殺するのではなく、虫の体表面に膜を張って窒息させる、という発想なので、連用しても大丈夫です)
屋内の鉢はいまのところ無事だそうですが、風が通りにくく雨もかからない屋内のほうが、ハダニは一度発生すると厄介です。
同じ家のなかですでに発生しているのですから、こちらも葉水をこまめにやり、チェックを欠かさないようにしてくださいね。
>それともうひとつ、花は咲くのですが、必ず落花してしまいます。
>実を実らせるには何か必要なのでしょうか?
う〜ん、こちらのほうは、なぜでしょうね。
落花するだけで、実はぜんぜんつかないのでしょうか? まだ1個も?
うちも関東(千葉)ですが、日照不足のおかげで、開花自体も遅かったし、実がつき始めたのは9月になってから。しかも、2品種あるうち1品種はすでに収穫できるほどの実がなり始めましたが、もう1品種のほうは、やっと花のついていた根元のあたりが少しふくれてきた程度です。
ある程度、株の体力がないと、花が咲いても結実までいかないのかも。
最近の過去ログで似たようなご質問がありました。思い当たることはありませんか?
http://botany.cool.ne.jp/wwwlng.cgi?print+200509/05090143.txt
ハダニがついているほうは、ハダニのおかげで株が弱り、結実させるだけの体力がないのかもしれませんね。
屋内のほうはどうでしょうか。日光と風は十分当たっていますか?
みっちー
【関東】
2005/09/24(土) 16:02:43
>花は咲くのですが、必ず落花してしまいます
ピーマン、とうがらし類の落花の原因は主に2つ。
1、受粉、受精ができない
2、栄養不足(草勢がおちる)
です。
1の受粉できないというのは、わかりますね。室内で栽培していて蜂など昆虫が交配してくれないという場合と、奇形花のため、交配できない場合があります。奇形花の発生は、気温が高すぎなためか、2ともリンクしますが、草勢が弱ると発生しやすくなります。
2の栄養不足というのは様々な原因があります。まず、肥料切れによる本当の栄養不足。それから、水不足や日照不足とか。結局、木の維持に栄養を使ってしまうため、花や実まで養分がまわらなくて…という感じですね。あとは、根詰まりとか、もう木が寿命なんてこともありますね。
みっちー
【関東】
2005/09/24(土) 16:05:08
補足
>室内で栽培していて蜂など昆虫が交配してくれない
正確には『室内で栽培しているなど、蜂などの昆虫が飛んでこない環境にあり自然に受粉できない』という意味です。
初心者用掲示板@園芸相談センター