土壌の病気について

[園芸相談センター]の過去ログです

長江 【関東】 2005/08/31(水) 10:55:51
南道路に面した日当たりのよい2坪ほどの一廓 木を植えても1年ぐらいすると枯れてしまいます。土を返してみると、表土30センチ位下で真白いカビのようなものが20センチ位の層を成しています。白いカビのようなものに触れてみると熱いくらいの熱を持っています。返した土はどぶの土のような不快な臭いがします。どのような土の病気で対処の方法があるでしょうか、お教え下さい。

ハッピ−マン 2005/08/31(水) 13:20:50
長江さん、その場所はもともとどういう場所でしたか? 構造的に水がたまるようなことになってはいませんか? 何か有機物(木など)を埋めたようなことはありませんか? 表土から30センチですから、生物が繁殖するには適していませんし、どぶのような臭いがすることから嫌気性(酸素のいらない)の生物かもしれません。また熱を持っているということですから白いものは薬品であることも考えられます(素手ではさわらないほうがよいです)。

状況から考えて、木が育つ状態とは思えませんので、@白い部分を掘り出して、その一部分をコップの水に溶かし込んで見てください。溶けるかどうか、温度があがるかどうか、調べてください。・・・水に溶けたり、温度が上がる場合は薬品の可能性があります。A白い部分を2、3日、そのまま日光に当ててどうなるかみてください。・・・嫌気性生物ならば死滅します。
結論から言えば、土の入れ替えがベタ−です。また構造に問題があるなら手直しの必要があります。地下30センチで20センチの層をなしている白いものが何であるかによって処置の方法を考えなくてはなりません。
 

長江 2005/09/01(木) 21:44:07
ハッピーマンさん早速ご指導ありがとうございます。この土地は35年ほど前に山を削って造成された団地で私は当初から住んでいて、薬剤等を散布したことはありません。このトラブルの場所の西側に50cm四方の下水マス(浄化槽で処理済の汚水を流していました。4年くらい前から雨水専用マスです。)があり、汚水が漏れていた形跡がありました。4年ほど前にこのマスの漏水防止対策は実施済みです。
その後園芸店で白絹病ではないかと云われ薬剤散布をしましたがだめで、さらに富栄養化ではないかとの指摘もあり、問題の土を別のところに移し、客土を相当しっかりして消石灰を散布したりしてみましたが、1年ぐらいして掘り起こすと以前と同じように白いカビのようなものが発生しています。落ち葉などを大量に埋めたこともありません。敷地内の別なところに移した問題の土は1年半ほどして症状がすっかり解消して、いい土になっています。ご指導下さい。

たちつ 【近畿】 2005/09/02(金) 00:25:09
富栄養化によるメタンガスの発生かもしれません。深く掘って(1m程度)、天地返しして、ガス抜きしないとダメかもね。樹木より、ヒマワリ等草丈の高い草花とか、野菜を植えて、様子を見ないとダメかもね。
穴の開いた太いパイプを埋めて、水はけやガス抜きをすれば良いかも。
パイプの敷き埋設には、芝生の水抜き工事で沢山紹介されています。

長江 2005/09/02(金) 20:39:37
たちつさん有難うございます。やはり富栄養化が原因のようですね。ガス抜きを一度試してみたいと思います。

ハッピ−マン 2005/09/05(月) 13:39:53
長江さん、たちつさん、問題の土地が富栄養化しているとすれば、汚水のようなものがまだ浸透してきているということでしょうか? 客土をされた後も従来と同じことが起っているのなら、ガス抜きは根本的な解決策とは思えないのですが? 問題の土地の雨水ピットをもう一度お調べになったほうがいいと思います。それから樹木より背丈の高い草花を植えてみるというのは大賛成です。トウモロコシとかホリホックとかもいいのではないでしょうか。


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