灌水処理と灌注処理
超初心者
【関東】
2005/05/19(木) 14:30:30
はじめまして。今年初めて、ベンレートを利用しようとしている、超初心者です。大変お恥ずかしいのですが、説明書の用語が理解できず、悩んでおります。定植前に行う、灌水処理と灌注処理の違いと、方法を教えてください。よろしくお願いいたします。
たちつ
【近畿】
2005/05/19(木) 17:29:22
私も知りませんでした。いろいろ検索すれば。
潅水処理。水を散布して、土壌を湿らす事。単なる水遣り。水分補給の目的。
潅注処理。土壌消毒の為に、土壌の隅々まで、薬剤を滲みこます事。又は、用土に混ぜて、苗の根から欠乏養分や病害虫消毒液を吸収させること。目的が、水分補給以外の目的。薬剤は顆粒・液・カプセルなどがある。したがって、施用前後の潅水は流失防止の為に控えると脚注が付く場合もある。
そう云えば、液肥も潅水後に液肥を与えると良い。と注意書きが書いてある場合もありますね。
と解釈しました。
超初心者
【関東】
2005/05/19(木) 21:30:35
[[解決]]
たちつさん 早速のご教授ありがとうございました。
目的によって、表現を変えているのですね。
なるほどです。説明書を読むには、それなりの予備知識が必要なんですね(汗)。
これからも、この掲示板で勉強させていただきます。
ありがとうございました。
pinetree
2005/05/19(木) 22:58:29
灌水処理という言葉ははじめて聞きましたが、潅注処理は文字どおり薬液を土壌中に注入する処理方法の事です。
今はほとんど使われませんが、クロルピクリンなど刺激性の高い薬剤では、密閉度の高い専用の「潅注機」があり、手動で注入するタイプや、トラクターなどに装着して動力で行うタイプなどがあります。
ベンレートなどの刺激性の低い薬剤では、動力噴霧器などに潅注竿を装着し、土壌中に竿先を差し込んで薬液を注入します。自分で作る場合は金属パイプで工作したり、噴霧器の真ちゅうパイプなどの先を切断すれば使えます。
家庭園芸レベルなら、肩掛け噴霧器や蓄圧式噴霧器でも充分です。
ただ、ベンレート水和剤などの使用方法にある「潅注」が、表面に流すような使い方を含んでいるかどうかは解りません。潅注竿を使う場合は深部にまで届きますので、表面施用とは異なると思います。
土壌病害対策のためであろうと推測しますが、作物によって根の深さが異なりますので、施用する深さや薬量は自ずと異なってきます。
「ベンレート」の薬剤名を書かれただけでもまだましですが、具体的な作物名、解っているなら病害名も書かれた方が返事はしやすくなります。
超初心者
2005/05/20(金) 08:34:26
pinetreeさん ありがとうございます。
奥が深いんですね。
知れば知るほど、興味がわいてきました。
家庭菜園で、キュウリに挑戦しようと考えています。
手元にキュウリの苗があるのですが、葉に黄色い斑点が少しあり、色々調べてみたら、炭そ病かベと病のようなんです。
具体性に欠ける質問にもかかわらず、お返事をいただきありがとうございます。また、一つ勉強になりました(笑)
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