鹿沼土と赤玉土はどう違うの?

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フウロソウ 【北海道】 2005/05/02(月) 11:30:45
鉢植えにする場合培養度で植えていたのですが,土が固くなるので知人に教えられて鹿沼土を加えました。(赤玉土は粘土化するというので)そのうち鹿沼土は酸性なので赤玉土を使うべきと本に載っていたりテレビでいっていたり。
赤玉土を混ぜていたら,昨日行った園芸店で又赤玉土は粘土化するので家は使わないよというのです。使い分けしたら良いのでしょうか?初心者です。

たちつ 【近畿】 2005/05/02(月) 13:08:00
鹿沼土はクレマチス・豆系でなければ、大して変わらない。
硬質(焼き固める)系も有りますが、値段が高い。
鉢植えは、鹿沼・赤玉・腐葉土の「1:1:1等分配合混合土」は無難な万能の鉢植え用土です。(^^♪
保水・排水・通気・保肥性が良いので、鉢植えに良く使われる。基本土。
鉢植えは1-3年置きに植え替えが必要。・・・この辺からも、大して変わらない。
土の管理も大切ですが、多肥料・過湿の事故が圧倒的に多い(控えめ・枯れる・腐る)。次は夏冬越し。(枯れる。弱る。) 次が病害虫(汚らしい・弱る。花や葉が無くなる。早期発見・早期対処が必要。)
鹿沼も赤玉土も、単独で使用されるのは、水持が良く、肥料分が無く、雑菌が少ないので挿し木に良く用いられる。
土は土の性質や植物の性質によって、色々と混ぜると良い。好み。

参考HP
http://www.a-hiryo-youdo.com/i-youdo.html

フウロソウ 2005/05/02(月) 17:45:44
たちつさん大変詳しいアドバイスありがとうございます。そうしますと鹿沼・赤玉それぞれ1割づつだと酸性に傾く心配や,赤玉の粘土化しやすいという点は問題は無いという事でしょうか。それと,赤玉土を使っていると最後に粉が残ってしまうのですがこれは使わない方が良いのでしょうか。すみませんよろしくお願いします。

ぽー 2005/05/02(月) 18:42:44
赤玉土も鹿沼土も、長く使っているうちにつぶれて通気性・排水性が悪くなるのは同じです。水やりの頻度や植物の種類、土中の微生物のはたらきによって多少その時期が早いか遅いかの違いはありますが。両方を一緒に使えば長持ちする、というものではないです。
どんな土でも、長く使っていれば必ず劣化してきます。鉢植えの場合はとくに、狭い環境で育てるわけですから、ある程度の時間がたてば必ず植え替え=同時に土も新しくする必要が出てきます。

>赤玉土を使っていると最後に粉が残ってしまうのですがこれは使わない方が良いのでしょうか。
赤玉土に限らず、こうした微細な土(みじん、と呼んだりします)は使わないほうがいいです。理由は上と同じで、通気性・排水性を悪くするから。
古い土をリサイクルして使う場合も、最初の作業は古土をフルイにかけてみじんを抜くのが第一歩になります。

鉢植えの用土の配合ですが、たちつさんは鹿沼・赤玉・腐葉土の「1:1:1等分配合混合土」をオススメになってますが、草花の場合は赤玉・腐葉土の「7:3」がもっとも一般的な基本用土といわれています。
ただこれも、植物の種類や育てる人の「好み」がありますね〜。
私は基本的に草花や一般的な花木の鉢が多いので、赤玉+腐葉土を基本にして、ほかの要素をちょっとブレンドしたりすることが多いです。
室内で育てる観葉植物や、なるべく軽くしたいハンギング用の土は、ブレンドの仕方がだいぶ違ってきます。

鹿沼土は水はけがいい長所がありますが、弱酸性ですから、アルカリ性を好む植物、たとえば多くのハーブ類などには私は使いません。逆に、日本の風土から生まれた山野草などには、鹿沼土がよく使われます。

土についての基本的な知識は、↓このサイトがわかりやすいですよ。
http://yasashi.info/tuko_top.htm

フウロソウ 2005/05/02(月) 23:16:11
[[解決]]
ぽーさん,どうもありがとうございます。頭の中のもやもやがすっきりした感じです。ここに到達するまで私なりに色々調べては見たのですが,,,。ホームページも大変わかりやすかったです。早くこちらに相談すれば良かったとちょっぴり後悔しております。たちつさん,ぽーさん本当にありがとうございました。初心者なので又何かありましたらよろしくお願いします。


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