バラの切り口

[園芸相談センター]の過去ログです

るる 【関東】 2005/04/08(金) 19:23:14
買った大苗のバラなのですが、もともと切ってあったところからだんだん黒くなってきて・・・だいたい一節目でとまるのですが、そこから調度違う芽がでてたりして、切るべきか切らざるべきか悩んでいます。
去年5月にHTの出来上がった鉢花を買ったのですがそれは同じ症状のまま今も元気に育っています。(黒ずみは進行していません。)
黒くなったものは長いところで7センチくらいあります。
どうするべきか、よろしくお願いします。

犬塚信乃 2005/04/08(金) 19:38:06
その部分は切り戻さなければなりません。
その付近に出た芽も一緒に切り落とします。

枯れこみが、一定の範囲以上に及ぶときには、全て同様の対処でよろしいと
思います。

出来れば、その切り口に殺菌と乾燥防止の意味でトップジンMペーストという
殺菌剤を塗布しておくことをお勧めします。

たちつ 【近畿】 2005/04/08(金) 19:56:09
枯れ節が上から、第一関節で止まれば、バラに精通した人の剪定や切り口の養生が適切。気になるようでしたら、枯れた部分を2-3mm残して丁寧に切れば良いし、ほって置いても、自然に折れとれる。残して置くと黒黴が生えると言って嫌う人もいます。
又、将来、枯れが下のほうへ進むようでしたら、新鮮な節(5つ葉の跡・できれば外向きの跡)の上、真近で切れば良い。薔薇の茎の中心が空洞なので、乾燥し枯れ込み易い性質の為。切り口に園芸用の防腐剤・保護剤を塗っておくと尚良い。無ければ、木工用のボンドや接着剤を薄く塗っておいても良い。塗らなくても良い。好み。
枯れ込みは芽が出れば芽で、枝の分岐(二股・三叉)があれば分岐で、何も無ければ株元まで枯れれば止まる。節で止まる場合もある。(芽が形成されつつある兆候。)

るる 【関東】 2005/04/08(金) 20:10:07
犬塚さん、たちつさん。いつもありがとうございます!
冬剪定で、芽の上5ミリ位のところで斜めにカットしますよね。そこの所も黒くなって枯れますよね・・・それの長いばんだと思って良いのでしょうか?(第一関節で止まった場合)

犬塚信乃 2005/04/08(金) 20:20:51
普通、冬の剪定のときの切り口は2〜5mmのあたりで枯れこみが停まる
ものと思います。
それは、茎の内部の水分が剪定によって失われ
急な乾燥と刺激によって
カルスに類似したものを形成してゆくのです。
その結果としての枯れこみですから、何の心配もいらないものです。

しかし、その規準以上の枯れこみ、変色はなんらかの病害が考えられますので
母体を優先した、早期の病害部の除去、摘出が最善の選択肢となる訳です。

たたつ 【近畿】 2005/04/08(金) 22:12:19
長いバージョンですね。
剪定による枯れ込みは、枝を多く残す場合や枝の細い薔薇は多少の枯れ込みは仕方がありません。特にミニバラの場合。
これを防ぐ為に、薔薇は休眠期の冬(新芽形成時期)に、大きく・バッサリと刈り込みます。薔薇は樹木と草花の中間。本来は蔓。蔓植物は凝固性粘着樹液が多いものですが、薔薇は少ないと考えられます。又落葉性蔓植物の多くは、(細い・未成熟なものは)休眠期の、長期・冷蔵乾燥に絶えられない。その代わりに新しいシュートが良く伸びる。薔薇は改良に拠って、それが大幅に失われた。作品と考えられます。
 H 字の横棒は頂上芽が形成すると出来る。又は元気な葉跡は此処が確り出来ていて、樹脂による蓋が出来ていると考えます。 未完成の・未成熟な葉跡は II 状に、(横棒が無い表現の心算)。栓がもろく壊れ易い、其の為段々と乾燥して枯れ込んで行くものと考えられます。・・・・節際で切った場合。
節と節の中間で切った場合の枯れ込みは、切り口に薄い樹液が集まり、第一節に栓ができ難く、乾燥枯れ込みが節に近ずいても、節に樹液に拠る栓がもろいので、次々と乾燥してしまう。と考えます。したがって、頂上芽の形成細胞に傷・損傷を与え無い程度に、ぎりぎりの近くで切れば枯れ込みが少ない。頂上芽が健全なのか・健康に成長するかは芽が表皮から出ないと判らない。ここが慣れても失敗する原因。と考えています。

るる 【関東】 2005/04/09(土) 15:01:28
[[解決]]
犬塚さん、たちつさん。第一関節を超えて黒ずんできたら急いできれいな所まで切り戻すことにします。初心者なので切ってもまた同じことになりそうなので・・・・

ありがとうございました。またよろしくお願いします!


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