柑橘類の葉っぱがぼこぼこ

[園芸相談センター]の過去ログです

かおり 2005/01/21(金) 21:56:22
 みかんと レモンと グレープフルーツの葉っぱの4分の一くらいが、ぼこぼこ(葉っぱが思い切ってひらききってないかんじ)としています。
 
 レモンにいたっては、実までがぼこぼこっとしてます。

 これは、何かの病気なのでしょうか?

 一応、レスを確認したのですが、重複した質問があったらごめんなさい。

たちつ 2005/01/21(金) 22:49:36
葉に水脹れ状(もち病)が無ければ、萎縮病・矮化病とか、そうか病。象の肌みたいに、灰色でザラザラな皮膚は象皮病か風の擦り傷。
過湿や窒素肥料過多やダニ・アブラムシ・カイガラムシ・ロウムシ等の昆虫が元菌を運んできたりします。

手軽な方法として、マラソンと展着剤糊とマンネブダイセンMを果実が大きく成るまで(食前前の自然解毒期間を計算、残留農薬)毎月一回、色々と農薬を変えてしてみれば。当分は2週間毎を3回程度。 

農薬は効果効能書きを良く理解して、周辺・天気も考えて実施のこと。

殺菌・殺虫剤の同時噴霧を推奨。家庭園芸家ならこれで良いんじゃない。小まめにておれば、忌避作用で、大抵の病害虫は発生しなくなります。細菌の耐性の問題も在りますが、稀に殺菌剤の種類を変えれば良いと考えます。

早期発見早期駆除

専門的な事や専門の農薬・散布時期については、「柑橘類*消毒」「ミカン*農家の仕事」等適当に散策するとか、農協で相談のこと。

pinetree 2005/01/22(土) 08:16:25
 どちらにお住まいで、どのような管理をされたかで、話が変わりますが・・・

 露地栽培で雨に当たることが多く、結果量が少なめか肥料が遅効きして夏枝が多発したと仮定するなら、かいよう病かそうか病です。
 果実がぼこぼことコンペイ糖の様に突起が出来るのなら、まずそうか病でしょう。

 薬剤防除するか、雨にあてず、夏枝を出さないようにすれば防げます。症状がひどいようなら、冬のせん定時に病葉を出来るだけ取り除いた方がよいでしょう。
 そうか病は普通に防除すればほとんど問題になりません。私自身はここ20年程見たことのない病気です。

pinetree 2005/01/22(土) 08:20:48
 読み落としていましたが、レモンの実がまだ着いているのですか?

 レモンはあまりよく知らないし、樹の大きさ、結果量や考え方次第ですが、そろそろ収穫してしまった方が、後のトラブルが少なくなると思います。

かおり 2005/01/23(日) 07:28:30
 今日、木の様子をよく見てみたらレモンとみかんの葉っぱのうらに塩の結晶みたいなきらきらしたものと黒い小さいぶつぶつが混ざったものがところどころついていました。これは・・虫ですかね?(ちなみにお隣同士にはえてます)

 ちょっと はなれたところのグレープフルーツには今まできづかなかったんですが葉っぱの裏に鉄のさびのような点々ができてました。

 レモンは前の持ち主によると、一年中実がなるんだ!といってました。

 最近土地を購入したばかりで、生えてる木は全部自分で植えたものではないので、どういった育て方をしてたのかは、あまりよくわかりませんが、前の人のご自慢は、いっさい薬を使わずに育てた!らしいので、本当に最低限のことしかしてなかったとおもわれます。

 3本ともかなり立派ですくなくとも4年はたっていることでしょう。

 ちなみに山風のかなりすざまじい土地なんですが、何か関係ありますか? 風除けは一応たってるんですけども・・・。

かおり 2005/01/23(日) 07:31:25
 とりあえず、みぐるしい葉っぱを全部切ってみます。・・切っていいんですよね??

 そのあと、改善がみられないようなら 農薬で・・・。

pinetree 2005/01/23(日) 17:31:00
 病害虫対策は,まず,病名や害虫名を明らかにした上で,初めて取りかかることが出来ます。このことは,趣味の栽培であれ営利栽培であれ,基本と思います。「葉っぱの裏に鉄さびのような点々」は,病気で出ることもありますし,生理障害や微量要素の過剰でも発生することがあります。

 私は趣味の園芸家ではなく,生産サイドの人間でそこそこの知識は持っているつもりです。ですが,せん定の方法や,育てている本人が虫だか病気だか解らないものの対策を,ましてや今までの管理が解らないままに,BBSでお教えできるほど器用ではありません。

 お住まいの地域が解りませんが,レモンは高温多雨下でかいよう病が多発します。お書きの症状がかいよう病か解りませんが,トゲと風による擦り傷で激発しますので,他のミカン類と植えると苦労の基になります。ハウス栽培が望ましいですが,充分な防風対策を取り,トゲをつみ取り,込み入った枝を間引きせん定するなどで軽減は可能です。

 「葉っぱを全部切ってみます。」を想像するに,もし,そうか病の葉っぱだけを切ると樹形が乱れる可能性が大です。病気の出ているのが夏芽,秋芽であれば,節の上で切り取るのが基本です。
 せん定方法などに関しては,大きな本屋の園芸書コーナーや図書館に足を運ばれて,家庭果樹の育て方に関する本をご一読ください。お書きの樹種は,それほど難しいものではありません。基本的な管理方法が解れば,家庭果樹としてそこそこに栽培は可能と思います。基本が解れば,それだけでも,育てる楽しさの幅が広がるはずです


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