デュランタタカラヅカ、ベゴニアの冬越し

[園芸相談センター]の過去ログです

とみりん 2004/12/16(木) 21:07:23
デュランタタカラヅカの冬越しをめざして、屋内の植木鉢に移植。見る見る葉が落ちてきて、心配になってきました。ベゴニアもビニルポットに入れ、倉庫の中に避難中。でもすっかり枯れ枯れで、半分は死滅。土が乾燥してないと、低温でやられるかと水遣りはしていません。水遣りの加減などわかりません。ご存知の方教えてください。

ぽー 2004/12/16(木) 23:15:05
ベゴニアはよくわかりませんが、デュランタは明らかに水切れによる落葉でしょう。今すぐ!水をたっぷり!鉢底から流れ出るまでやってください!!

・・・水やり、すみました? じゃ、冬の管理法を・・・。
お住まいはどちらでしょう。今まで戸外の日当たりに置いてたんでしょうか? で、「室内」にもいろいろありますが、どんな環境ですか? とくに日照、温度、暖房の有無など。
ベゴニアは「倉庫」ということですが、どんな倉庫なんでしょう。日照(あるいは蛍光灯の灯りでも)はどのくらいありますか? もしかして、温度もかなり下がります?

冬越しする場所によって、水やりなどの頻度も変わってきますので、まず環境をお知らせください。

とみりん 2004/12/17(金) 11:07:09
早速のお返事うれしいかぎりです。茨城県南に住んでいます。どちらも日当たりの良い庭に地植えでした。デュランタ(160センチまで大きくなりました)は、大きな陶器の鉢に移してリビングのすみっこ。もっとも暖房から遠いところにおいてあります。日当たりは朝日が少しくらいです。ベゴニアは増やす時のように、ぽきぽき折ってビニルポットに。200株あまりが、いまは半減。いくつか枯れたものを取り出すと、毛根がしっかり生えているものがあり、あわてて鉢にもどしたり。一部はひさしのある軒下。一部は市販のビニルハウスに、また一部は、芝生の上にビニルの覆いをかけておいてみました。最後のやり方がいちばんまずかったらしく、ほぼ全滅。かすかに根っこが残ったものを、8帖ほどのプレハブ倉庫に、避難させたわけです。来春パンジ-と交替するために、越冬を期待しているのです。庭が広いので、毎年200鉢を買い替えは高価なのと、やはり手塩にかけて増やしてやりたいのが、本音です。

たちつ大阪 2004/12/17(金) 17:11:08
一般的に、どの植物でも、最低温度は、10度は欲しい。(耐寒・耐暑・最適生育温度等は色々。)高低温度10-25度が育てやすい。温度が低ければ、枯れる・萎びれる・落葉する等の温度障害が起こります。高ければ、蒸れに拠る根腐れ、葉焼けも起こります。どの症状が枯れる前兆なのか、冬眠仮眠などの自然生理現象なのか、少しなれないと、不安になります。次々と目新しい植物や交配種等、数多くの花が手軽に手に入る今日では、判断がしにくいのも事実です。
デュランタ宝塚は、1m位のは地植え自然越冬しているのは、良く見かけます。私のは、20-30cmに剪定して、無加温のビニールフレームに入れてます。中には弱い品種もあります。(冬越しがし難い。) 温度が低ければ、落葉しますが、春になれば芽が出てきます。
ベコニアも茎系種と球根種とその中間等大きく分けて8種類の大分類があります。多分四季咲き種のセンパフローレンス系(駅前や公園でよく見る一般的なもの)と思いますが、耐寒生育温度3度以上、開花最低温度7度以上、最適育成温度20度で、日当り(採光)が良い場所。越冬は、晩秋に切り戻ししたり、挿し芽したりして、新芽で越冬させた方が楽。
その他のベコニアは、マニアになって、癖を知り、環境を整える必要がある。時として、ワーデアンケースで、温度・湿度・採光管理した方が良い。
球根ベゴニア大輪咲きや椿咲きはフランス人形みたいに、豪華で華麗。時々庭園や豪州のTV放映をしていますが、羨ましく思う。それまでいかなくても、この時期に花屋で見かける中間種のエラチオール・りーガンス・ベゴニアも綺麗。
一般的な考え方は、大気温度15-25度・大気湿度60-90%・採光1万ルクス以上が維持できなければ、切花感覚の使い捨てで花を楽しむ、翌年迄持ち越して、再び咲けば、ラッキーと思った方が楽。
だから、葉の形が左右非対称になっている。花は綺麗ですが、こちらの思うようには育ってくれない。(・・・・屁理屈)

200鉢とは豪華ですね。出来るだけ世話をして、無事に越冬すれば、春(20度程度)になって、挿し芽育成を次々とすれば良いでしょう。この場合には、花色を区別しておかないと後々面倒。大まかな葉色は、白花は葉が緑。紅花は赤味に、ピンクはやや赤い、赤ピンク混合は緑。いずれも生育途上や品種等で、新芽や日照加減で緑や赤味に成るので良く判らない場合もある。

たちつ大阪 2004/12/17(金) 17:17:12
追伸。デュランタの挿し木も良く付きます。

ぽー 2004/12/18(土) 17:26:41
デュランタについて。
暖房が直接あたらないリビングのすみっこで、朝日もちょっと当たるんだったら、冬越し中のデュランタにとっては快適な環境だと思います。たちつさんがおっしゃるように10℃を確保できるといいんですが、夜間、暖房を切ってもそのくらいは大丈夫ですよね?
大丈夫だと仮定して、水やりは「夏場よりややひかえめ」ぐらいに考えればいいと思います。

デュランタはもともと水切れに弱い植物です。気温が下がれば成長はとまりますが、160センチにまで育った株なら、その体を維持するだけでもかなりの水は必要です。
具体的には、夏は土が乾いたらすぐ水やりしていたと思いますが、冬の室内越冬なら「土が乾いてから2〜3日たってから」ぐらいの頻度でしょうか。(私は室内越冬したことがないので、はっきり言えません、ごめんなさい。あとはとみりんさん自身がの様子を見て、水不足と思えるようなら回数を増やしてください)

「乾燥気味に育てれば耐寒性がアップする」という原則はありますが、どの程度「乾燥気味」がいいのかは、植物の種類と置き場所によります。室内越冬だったら、上記のように「成長エネルギーを差し引いて、夏よりはひかえめ」という感じでしょう。
うちは千葉なので、おそらくデュランタの戸外越冬の北限に近いと思いますが、ベランダ越冬させています。なので、株の負担を減らすために枝を強剪定し、水も週に1回程度、かな〜りきつい「乾燥気味」です。おかげで葉もボロボロ落ちます。
もちろん春になれば回復して新芽もどんどん出てくるんですけど、室内越冬させたものより成長が出遅れますから、花芽のつくのも遅れてしまいます。

とみりんさんはせっかく室内越冬させるんですから、なるべく葉が枯れないように、適度な水やりで冬を過ごしてください。室内でも温度が10℃を切るようなら、多少剪定して、水もよりひかえる、という工夫が必要かもしれませんね。
来年の花は、春以降に伸びた枝の先につきます。春になって外に出すとき、枝の先を軽く剪定するといいと思います。

ベゴニアは、一般的なベゴニア・センバフローレンスでしょうか?
参考サイト http://www42.tok2.com/home/kengei/he_00002.htm

多少の耐寒性はあるので、たちつさんがおっしゃるように切り戻してポット上げするか、挿し芽で越冬用の株を用意し、トロ箱にでも入れれば軒下越冬でいけそうな気がします。ポキポキ折ってビニールポットに・・・という作業をもう少し早くやって、根が出た状態で冬を迎えるとよかったですね。
いずれにしても、せっかく根が出ても、日照がないと枯れてしまわないか心配です。とくに倉庫組が・・・。
私はやったことないんですが、上のサイトによれば種まきで増やすのも簡単、とのことなので、それも考えてみてはどうでしょう。
詳しい方、フォローお願いします。

とみりん 2004/12/19(日) 23:10:30
たちつ大阪様、ぽ−様詳しく教えてくださってありがとうございます。ベゴニアの倉庫組はもう風前の灯。日の差すところに毎日出し入れしてやるべきでしょうね。でも年の瀬、主婦はやることが多くて。デュランタはまあ、落ちる落ちる、掃除するかたはしから葉っぱが・・・。でも、皆様の豊富なアドバイスを活用させていただき、春には、嬉しいご報告をしたいと思っています。ちなみに、1昨年80センチくらいのはっさくと夏みかんを庭に植えました。少しも大きくなる気配がなく、冬には黄葉化し、落葉。でも春には葉をつける、の、繰り返し。植木屋さんの話だと、「え、もう何個か召し上がったものだとばかり思っていましたが、どうしたことでしょう」と、こっちがききたいくらいなのに。温度?みずやり?肥料?庭作り初心者にはまだまだ???の世界です。でも、強風で何本も木が折れたりすると、胸を痛め、こんな経験したこと自体新鮮です。落ち葉焚きも楽しいし、土とともに暮らす喜びを味わい始めたところです。新米ですが、今後ともよろしくお願いします。

たちつ大阪 2004/12/19(日) 23:22:11
園芸は体裁の良い、大人の水遊びと泥遊びのようなもの。
来年は楽しみですね。
それと「済み」をお忘れなく。

とみりん 2004/12/22(水) 08:27:37
[[解決]]
たちつ大阪さま、ひょっとして大阪人?一昨年まで西宮に住んでいたので、響きだけでもうれしいです。学生時代は京都。余談でした。ええと、デュランタが悲しいまでに丸裸。でも、希望を捨てずにがんばります。取り残しの庭のベゴニアが、赤々と花をつけたまま生きています。暖冬だからでしょうか。これも、来年の参考までに置いて様子を見てみます。大人の泥遊びか・・・至言。ありがとうございました。

ぽー 2004/12/22(水) 14:35:20
デュランタ、丸裸になっちゃいましたか。
一度強く水切れさせると、そういうことも起きますね。
根っこが死なない程度に水やりを続けていれば春には復活しますから、あきらめることないです。葉がなくなったら蒸散量も減りますから、今度は過湿にならないよう、それこそかなり乾燥気味に管理してください。月に2〜3度くらいの間隔でしょうか。
春、新芽の芽吹き具合と相談しながら、枝を半分くらいまで切り詰めるといいかも。心配しなくても、すぐ元の大きさになりますよ。そのかわり、花芽が遅れるかもしれませんが。

はっさくと夏みかんですが、茨城だったら、冬の寒風でいたみやすいせいもあるのでは? 防寒・防風対策が必要に思います。 
↓が参考になるかも。また、掲示板のトップページから過去ログを「ハッサク」「ナツミカン」で検索してみてください。
http://28ps.com/botany/lng.cgi?print+200412/04120077.txt


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