さくらんぼの生育について
与作
2004/11/28(日) 14:43:28
さくらんぼを岐阜県恵那市の里山の棚田のあと地に今年新たに植えましたが、九月頃には葉がぼろぼろになって、10月頃には丸坊主になってしまいました。枯れてはいないようで、芽はあります。落葉するには早すぎるような気がします。春から夏にかけても葉っぱは虫食いによる穴が目に付き、茂り具合も元気がありませんでした。なお、現地は南側斜面に雑木が密生しており、日当たりがあまり良くありません。土質は粘土質の田んぼで水はけは良くありません。このまま放置しておいても良いとは思えません。対策としては雑木を切って日当たりを良くすることを考えていますが、更に取るべき対策を教えてください。
pinetree
2004/11/28(日) 17:25:18
モモでは、せん孔細菌病などで葉に穴が開き落葉する場合がありますが、そう言った病害による落葉ではないのですか?この場合は防除が必要です。ご確認ください。
落葉樹はあまりよく解りませんが、果樹を水田跡に植えて成功した例はほとんど知りません。
上手く行かない原因の一つが、水田土壌特有の還元層の土壌改良や不透水層の破砕をおこなわずに植え付けてしまうことです。
また、水はけが良くないと有りますが、不透水層の破砕をし、コルゲート管などを用いた排水対策はとられましたでしょうか。
過湿による根傷みがないか、一度、根を掘って様子を観察した方がよいと思います。その際、雨が水がしみ出してきたり、土から異臭がするようなら、根本的な土壌改良を検討されることをおすすめします。
不調の原因が排水不良にある場合、土壌改良や排水対策は必須ですが、家庭園芸レベルなら、排水溝(明渠)を掘ったうえで、高畦にして植え直した方が早道です。
もし有る程度の面積で果実を販売したいのなら、市町村の担当課や地域の農業改良普及センターへご相談されるべきです。
初心者用掲示板@園芸相談センター