すす病の葉の後始末について

[園芸相談センター]の過去ログです

きう 2004/11/24(水) 07:44:11
クレマチス(モンタナ系)の葉に「油」+「ホコリ」のような黒いモノが付着しています。
調べたところ、すす病ではないかと思われます。
実際、全ての新芽付近にアブラムシが、たわわに実っていました(涙)
流水と薬剤で退治して、いまのところ再発生していませんが・・・。

すす病には、殺菌剤を使用するそうですが、このクレマチスは、もうすぐ落葉します。
症状に「元気がなくなる」とありましたが、目立った衰え感は、ありません。
それでも殺菌剤は使用した方がよいのでしょうか。
また、過去ログに
>すす病というのは他の病気と違い、直接植物を加害しません
とありましたが、落葉する葉は、隔離とか焼却しなくて大丈夫ということでしょうか。
お教え下さい。

pinetree 2004/11/24(水) 08:27:17
 スス病自体は害虫の排せつ物や植物自体が出す蜜に発生します。生きた植物自体に食い込むことはありませんので「直接植物を加害しない」のは確かです。が、葉の表面を覆いますので、光合成を阻害しますから、植物は次第に弱ります。

 害虫が原因の場合、多くは糖を含んだ排せつ物を出す害虫が居なくなればスス病の増殖はとまります。ですから、例えスス病の菌が有っても、食料となる糖分がなければ増殖せず実害も生じません。

 スス病は殺菌剤で死滅するはずです。ただ、うろ覚えですが、スス病を対象にした殺菌剤は無かったように思います。そのため、建前上、殺菌剤の散布はおすすめ出来ません。
 殺虫剤を散布してしばらくすれば、ひび割れた様になり剥がれやすくなります。水洗いで落ちないなら、薄い石けん水で洗って、清水で十分に洗い流せば良いはずです。

きう 2004/11/24(水) 11:17:40
pinetreeさま こんにちは。
以前「緑肥」の件で、いろいろと親切に教えていただいた者です。
この度もお世話になります。
早速、ジェット水流で飛ばして、まだ残っていたので、砕いた石けんをぬるま湯に溶かして吹き付けて、少し待って(浸けおき洗い?)から、よく流して来ました。
ずいぶん緑色に戻りました。
葉脈(というのでしょうか?葉にあるスジです)のくぼんでいるところの汚れが落ちず、ペンでなぞったように黒いのですが、
古ハブラシでこすると、汚れは落ちてもスリキズがついてしまうので、やめておきました。
主犯格がいなくなり、菌の増殖もなければ、少し残っていても大丈夫かな?・・・と。
落葉まで何度かこの作業(石けんは回数重ねると弊害があるでしょうが、せめてジェット水流だけでも)を繰り返してみます。
どうもありがとうございました。

この場をお借りして、お礼と報告です。
その後「緑肥」は台風で流された後に発芽したものもあり、筋状に並んで順調に育っています。
流れて列から外れたものは、問答無用にホ○ダのプチ○で、雑草ともどもかき回しています。
来春用の緑肥計画も済んで、土壌改良が楽しくなってきました。相談前は、早く花壇にしたいと思っていましたが、結果を急がなくなった分、楽な気持ちで取り組めるからだと思います。
こちらに相談して、よかったです。
親切に教えていただき、本当にお世話になりました。

このまま花壇を作らず、緑肥フェチになってしまうかも・・・嬉しい悩みです。

きう 2004/11/24(水) 11:19:11
[[解決]]
またチェック忘れてしまいました。すみません。
解決しました!

pinetree 2004/11/24(水) 19:21:26
 解決済みですが

 スス病は「直接加害しない」ので,葉脈の側に少しくらい有っても何の(大したかな?)問題もないと思います。遅かれ早かれ落葉するのでしょう?あまり神経質にならずに,葉の上のススを早く除いてあげられたことを喜んであげてください。

 危惧なさるとおり,石鹸は葉っぱ表面のワックスやクチクラ層に影響すると思います。濃度や回数は注意した方が良いでしょうね。ただ,ミカンの場合,固形石鹸や粉石鹸だと1,000倍程度なら,温度や日射などの条件にもよりますが,洗い流さなくとも問題ないようです。

 緑肥の件は,先の書き込みも読んでおりました。台風とかあったようですが,とりあえずはおめでとうございます。
 耕耘機でかき回す際は「浅く,軽く,表面だけ」にしたほうが良いですよ。ついつい深く耕しがちですが,燃料も多く要りますし,機械も早く傷みます。ついでに大雨でも降った日には表土を持っていかれたり,ぐちゃぐちゃになります。
 これは「浅耕マルチ」と言います(確か・・・)。土の表面直下の草の種を発芽させ,再度浅く耕すことで雑草は徐々に減ってくるはずです。あまりほじくり返すと,最初の耕運ですき込んだ深い層の種も表に出てきます。

 ところで,緑肥の資料が有りましたのでお送りしたいと思います。必要でしたらメールをください。

きう 2004/11/25(木) 18:14:11
pinetreeさま ありがとうございます!早速お言葉に甘えさせていただきました。

すす病の件は、葉が緑に戻ったことを素直に喜び、アブラムシが実らないように注意しつつ、落葉を待つ事とします。

緑肥の件ですが「浅く,軽く,表面だけ」でしたか・・・。
おっしゃるとおり、ついつい深く耕していました。
確かにすき込んだ草は、次に通ると出てくるので、耕した後にスコップで土の蓋をしていました。
畑のいたるところにぽこぽこと小山ができている状態です(自分で見ても異様な光景です)
おまけにホ○ダのプチ○はタンクの容量も小さいので、満タンでも畑を2回巡回すると燃料切れになります。
それもこれも全て深く耕したためで、無駄な事を一生懸命していたんですね・・・。
これからは、浅く耕します。
これなら燃料も少なく済みますから回数を増やして、雑草の根絶に励みます。
どうもありがとうございました。


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