ハイポネックスの成分比率について

[園芸相談センター]の過去ログです

梅子 2004/07/25(日) 16:15:48
6月3日に植えたフリルピンクのブリエッタですが
まだ丈が20cmしかありません。
花はまあまあ良く咲いていますが。
ぽーさんのお宅では1mもあるとのことで驚いています。
それで私も二週間前から1日おきに肥料をあげることにしました。
でも相変わらずたいした成長が見られません。
第一園芸のホームページにハイポネックスを与えると良いと
書いてあったのでさっき買いに行きました。
しかしチッソ:リンサン:カリの成分比率が様々で
どれを買って良いのか分からなく結局買いませんでした。
比率は例えば7:10:5、7:4:4、6:6:6、0:6:4
等です。
今まで私が使っていたのはビガーライフで8:5:5です。
ブリエッタにはビガーライフでは駄目なのでしょうか?
ハイポネックスにするならどれを買えば良いのか教えてください。
またこれからでも大きくなるのでしょうか?

OXA 2004/07/25(日) 16:30:12
7:10:5でいいのではないでしょうか?
(7:4:4はおそらく観葉植物用で、0:6:4は開花促進用ですね。6:6:6は何でしょうか?)
花を咲かせるためにはリン酸の割合が多いものが適していますが、植物を育てるためには窒素も必要なので。
植物体が十分に大きくなった、でも花がなかなか咲かないという時には「0:6:4」を使うといいですね。

ビガーライフは使ったことがありませんが、8:5:5というのは「観葉植物用」ではないのでしょうか?
草花用としては窒素分が多すぎるように思うのですが。

OXA 2004/07/25(日) 16:35:16
……と思ったけれど、調べてみたらビガーライフは「生育旺盛な草花」用なんですね。
ビガーライフをお使いになっている方のご意見を、ぜひお聞かせいただきたいと思います。

VITA [URL:http://vita.easter.ne.jp/] 2004/07/25(日) 22:04:44
7-10-6(5じゃなく6ではないかと思います)で良いです。
6-6-6は洋ランか野菜用ですね。

肥料の配合比率は各メーカー、個性が出る部分で、それぞれの考え方に
基づいて開発していますので、考え方が大きく違うと配合が大きく違います。
この7-10-6の数字はチッソ-リンサン-カリの配合比率ですが、
チッソは葉、リンサンは花や実、カリは根に効きます。
単純に考えると、花を咲かせる=リンサンを多くする、ですが
中には花用の元肥でも14.5-8-12なんて配合のものもありえるわけです。

たちつ 2004/07/25(日) 23:10:51
6-6-6は多分、基肥料でしょう。
根本的に2日に一回の固形肥料は多すぎるし、又効果よりも害が多いのでは。
いくら夏の花といっても、この暑い日には、成長も緩慢となるでしょう。大きな株にしたければ、早く(4-5月に)植えることです。
9-10月をターゲットに育てましょう。
今の時期は大抵、東北や北海道・高原地帯以外は、葉に艶が無く、花茎の基(根に近いほう)は丸坊主状態でピンチしても、新芽が出にくい状態とかんがえられます。ダラットとした、だらしない状態で、花だけがアンバランスに目立つだけと考えられます。
25度位が適正生育温度か。
http://www.10-40.jp/how-to/hananae/summer/s-2petyunia.html

VITA [URL:http://vita.easter.ne.jp/] 2004/07/26(月) 03:42:07
液肥を頻繁に与えるときは、規定の倍率よりも薄くして下さいね〜。
例えば、週に一回1000倍希釈で与えるものを週に二回にするなら
2000倍、週に三回にするなら3000倍。
頻度に関わらずトータルでみて、与えたチッソリンカリ量は変わらないのです

梅子 2004/07/26(月) 05:54:27
OXAさま VITAさま たちつさま
色々詳しい御説明ありがとうございます。
7−10−6買ってきます。
来年はもっと早い時期に植えてみます。
肥料やり過ぎても成長するっていうわけではないのですね。
初心者板は過去ログに残らないみたいですので
貴重な御意見プリントして来年のために残そうと思っています。

ぽー 2004/07/26(月) 10:52:08
ブリエッタは典型的な「肥料食い」の花で、普通のペチュニアと比べても2倍以上の肥料が必要だと私は思っています。ただ、盛夏の7〜8月はペチュニア類は夏バテのため肥料も成長期の半分ぐらいに控えますから、ブリもそれに準じて半分(つまり普通のペチュの成長期なみ)ぐらいでいいかなーと思います。

具体的には、私は液肥はハイポネックス原液6−10−5の1500〜2000倍を2日か3日に1回。成長期には1000倍を同じ頻度で、と考えています。
7−10−6でもいいんですが、こちらは「ハイグレード原液」と謳っているだけあって、売り場で比べるとわかりますが値段が相当高いです。6−10−5のほうは草花用液肥としてもっともポピュラーに流通しているもので、小さなお店でも必ず置いてあります。
ただ、ベランダがブリエッタ3鉢のほかペチュだらけの私としては液肥代も馬鹿にならないので、最近はハイポよりもっと安いタケダの花工場5−10−5に替えました。
ビガーライフ液肥8−5−5はサントリーが自社のペチュニア「サフィニア」用として開発・販売しているもので、VITAさんがおっしゃるようにメーカーの考え方が色濃く出ている商品だと思います。私は使ったことはありませんが、ペチュ栽培をしている人の間ではけっこう好評なようですよ(でも高い!)。

なお、成分比を表す数字は、濃度を示します。数字が大きいほど濃いわけ。だから、たとえば仮に5−5−5と10−10−10の2種の液肥があったとして、「10−10−10で1000倍」と同じ効果を求めるなら、5−5−5は2倍の濃度=500倍で使う必要がある、ということです。

で、ブリの話に戻りますが、色によって生長の様子がかなり違います。私の1メートルというのは白ブリです。白は成長期には水平方向にまっすぐ伸びる性質が強く、鉢の縁まできてもほとんど枝垂れないので、6月下旬にはそこまでいっちゃいました。そのかわり中心部は、そのままでは(ピンチしないと)カッパはげになりやすいんです。
これに対して紫やピンク系は垂直方向に伸びやすく、縁までくるといったん枝垂れてからまた上に伸びます。なので、白ほど直径は大きくなりませんが(それでも70〜80センチにはなると思いますよ)、中心部もこんもりと、きれいなボール型にまとまってくれます。
中心部の枝葉が多いということは、夏に下葉が蒸れやすいということなので、その徴候が見えてきたら早めに切り戻したほうがいいです。
なお、うちの白ブリも6月下旬に切り戻したら、その後に出る枝は前より細く、枝垂れるようになり、いまは80センチ・中心部こんもりで、なかなか美しいです。

繰り返しますが、ブリは普通のペチュとはケタはずれの成長力なので、肥料も「こんなにやったら肥料負けしないかな?」と思うほど必要です。花が小さくなった・花の色が薄くなった・新葉が小さかったり色が黄色っぽい・・・などは肥料切れのサインです。↓とくに「お手入れ方法」よく見てください。
http://www.daiichi-engei.jp/old/bluette/

>初心者板は過去ログに残らないみたいですので
管理人さんが苦心してくださって、いまは検索できるようになっていますよ。本掲示板からはアクセスできませんが、掲示板全体のトップページ、または初心者板の過去ログ検索で可能です。検索の文字をいれる欄のすぐ右で「通常掲示板」か「初心者掲示板」か選んでください。

ぽー 2004/07/26(月) 10:56:32
梅子さん、これで疑問もとけたと思いますので、「解決」チェック、お願いしますね。

梅子 2004/07/26(月) 21:48:24
[[解決]]
ぽーさんいろいろ詳しいアドバイスありがとうございます。
大変勉強になりました。
過去ログの検索のしかたわかりました。
今年は園芸に関する勉強をたくさんさせていただきました。
これからもよろしくお願いします。


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