海外で発売禁止の除草剤ラウンドアップについて

[園芸相談センター]の過去ログです

TreeAngel 2022/08/26(金) 01:09:23
みなさま、こんにちは。
除草剤ラウンドアップについて質問します。

日本の、大手ホームセンターの棚の一番目立つ場所に、
除草剤ラウンドアップが売っていました。
数年前、人体への甚大な影響があるとし大規模な賠償の末、海外で発売が禁止になったことが報道されました。その後、全世界で発売禁止になったようですが、日本で今も、売られていることに驚きました。
ここでは、園芸や農業にも精通し知識が豊富な方がおられますが、実際に農業の現場であたりまえに使われているのでしょうか?

<ラウンドアップ訴訟について>
BBCより
https://www.google.com/amp/s/www.bbc.com/japanese/53175754.amp

わかりやすい動画YouTubeより
https://youtu.be/rKWOACV-Dg8

さすらいノラ猫 2022/08/26(金) 14:36:57
本当に販売禁止になってますか?
こういったサイトを見られたんだと思いますが、
世界中が禁止するラウンドアップ 余剰分が日本市場で溢れかえる
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/11791

以下のサイトを読んでください。
世界がラウンドアップ禁止の流れになっているのは本当か &#8211; グリホサートの真実とは2【完全版】(vol.8)
https://agrifact.jp/roundup-not-prohibited-flow-what-truth-about-glyphosate8/

ラウンドアップ - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97

デブグマ 【関東】 2022/08/26(金) 16:31:04
ラウンドアップは墓地などの除草に使うことがあります。
訴訟でもラウンドアップの毒性については解明されておらず
メーカーもそれを認めての和解ではないようですね。
偏った情報のみに洗脳されないように、すべての情報を知った上で
個々人が判断すれば良いかと思います。
参考サイト
http://www.nouminren.ne.jp/newspaper.php?fname=dat/202008/2020081008.htm
https://agrifact.jp/news_global-trend-is-not-to-ban-glyphosate/

Emma 【外国】 2022/08/27(土) 02:23:45
訴訟記事は目にしましたが、なぜかまだ普通にホームディポットで売っていますよ。アメリカ在住です。

oraunta 2022/08/29(月) 19:28:22
医薬品や農薬は人の利益と不利益を秤にかけて採用します。不利益は副作用です。実験動物に多量に投与すると発がんもありますが、それ以上に人に充分な利益があれば採用されます。少しでも副作用のあるモノは不採用となると現在の医療や農水産業は成り立ちません。今や除草剤は農家にとっては必需品です。
 除草剤等の農薬は農林水産省の審査がありますが、農地に使わない条件で、この審査が不要になり、その分安くなるものがあります。この除草剤は精製度が低いので有害物質を含む恐れがあります。この安い除草剤を駐車場や空に地に希釈倍数を下げて(必要以上に濃厚)撒くことも問題です。この安いものを圃場に使う不届き者もいます。
 この審査を受けていない除草剤を無くすることですね。

園芸相談員 2022/09/05(月) 17:00:03
本当にどんな情報に踊らされているのでしょうか?

1. 農地に適用がある唯一の登録農薬であること。→ヒトや環境に有害なら登録自体無理。

2. 中国製などの安価なグリホサート系の除草剤は何が混入しているか分からないので危険→登録されない。

3. 禁止されたら例えばアメリカの小麦やトウモロコシはラウンドアップ耐性のあるGMO遺伝子組み換え作物なのでこれらが作れなくなる。

ここまでで販売禁止なんてなりえないことが分かります。

無農薬栽培しているので木酢液を使っていますなどと言われる方が時々いますが、場合により精製されていないタールつまり発がん物質が多量に含まれる話をすると驚かれる方がいるのと同じような話かと思いました。

園芸相談員 2022/09/05(月) 18:09:47
全世界で製造や販売、使用が禁止されても使われている例を参考までにアップしておきます。
有機塩素系殺虫剤のDDTです。日本では50年ほど前に製造も使用も禁止されています。難分解性で環境に残留するPOPs残留農薬とされていますし発癌性もあります。
レイチェルカールソンが著作サイレントスプリング沈黙の春で危険性を指摘して世界的に製造や使用が禁止されました。しかしアフリカなどでマラリアが拡大蔓延して死亡者も多く出たためにWHOは国指定をしてDDTの使用を認めています。
それでカールソンも最初は先進的な環境学者ともてはやされましたが後で20世紀最大の殺人者だと批判されました。
リスクの世界ではリスクだけでなく便益も考慮されてそちらが大きければ判断も変わるということです。
最近よく言われますが伝聞情報に惑わされず一次情報にアクセスすることです。


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