かいわれダイコンについて
かいわれダイコン
2022/08/04(木) 14:29:30
私は、かいわれスプラウトを使って夏休みに観察・実験しようと思っています。日光を当てるものと当てないもので育ち方の違いを観察しようと思っています。そこで質問なんですが、どうしてスプラウトを育てる時は発芽するまでは日陰で日光の当たらないところで、発芽してからは日当たりの良いところで育てるのですか?それがわかれば日光を当てる当てないの条件をどう変えて観察すればいいのかがわかるので教えていただきたいです。よろしくお願い致します。
園芸相談員
2022/08/04(木) 15:14:34
植物には発芽に日光が必要なものと無い方が良いものがあります。カイワレ大根は発芽するのに日光は邪魔なので発芽して4-5cmに伸びてから日光に当たるようにして下さい。
かいわれダイコン
2022/08/04(木) 17:04:15
返信ありがとうございます。すごく参考になりました!ちなみに、どのように日当たりの良いところと悪いところに置く条件を変えて実験したら良いと思いますか?ご意見お願い致します。
園芸相談員
2022/08/04(木) 19:23:47
台所の窓際で、アルミホイルで遮光するかしないかで十分だと思います。
oraunta
2022/08/04(木) 19:48:44
少し専門的になりますが、分かりやすく説明します。
大根の種子は丸くて黒い硬い皮をまとっています。割ってみると、中には白い部分があります。小さいのでルーペなどで拡大すると分かりますが、2つに分かれます。その基部にある細胞(胚といいます)が適当な温度の元、水を吸って、成長を始めますが、また酸素も必要とします。これが発芽です。種子が乾燥で眠っている状態を休眠といいます。レタスなどは水の他に光によって刺激される必要があります(光発芽種子といいます)。しかし、大根は光の必要性がなくて、暗い場所の方を好みますので暗発芽種子といいます。大根は双子葉植物ですから、発芽すると茎の先に大きい2枚の葉が出てきます。葉が出ると酸素の必要性がなくなり、今度は炭酸ガスと光と水で光合成が始まります。光合成は大根が生きるためのエネルギーをつくります。発芽後に光を当てないと、光を求めて茎が伸び始めます。光は大根の上から来るので、その方向に茎を伸ばします。光を当てる方向を変えると、向きを変えます。光には虹に見られるような色があります。光を当てる方向に色のセロハンを貼り付けて、大根の好みの色を調べるのも楽しいかと思います。いつまでも光を当てないと、全体が白くなり(光合成を行う葉緑素がなくなる)、種子が持っていたエネルギーがなくなると枯れてしまいます。大根の発芽は、光をさえぎる(遮光する)必要はありません。土を少し多めにかけてやればいいのです。でも、どの位かければいいかは、試したことはありません。さて、色々と試すことができましたね。生物の世界は面白いですよ。ぜひ、好きになってくださいね。
かいわれダイコン
2022/08/04(木) 20:02:10
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園芸相談員さんとorauntaさん本当にありがとうございました。生物って本当に面白いんですね!より生物に興味を持ちました。お二人のご意見を参考に実験・観察してみます。改めて本当にありがとうございました。
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