胡蝶蘭、植え込み素材なし
ルナルナ
2021/06/29(火) 09:57:04
はじめまして
胡蝶蘭を植え込み素材なしで
育てている方、いらっしゃいますか?
私もやってみたいと思うのですが
どのような感じでしょうか
デブグマ
【関東】
2021/07/16(金) 11:23:08
胡蝶蘭は長く育てた経験すらありませんが、(1年弱で枯らします)
胡蝶蘭は着生欄なので自生地では植え込み素材に相当するものはないと思います。だから、熱帯地方の林の中の環境を作ることさえ出来れば植え込み素材無し根も空気中に丸出しでも育てられると思います。ただ室温は保てても高い空中湿度を保つ環境つくりが大変そう。(やったことも無い人間が推測で申しております。スミマセン)
下記、生育環境についても書かれていて参考になるかも。
挑戦されてみたら!
https://胡蝶-蘭.jp/post-1109/
ひろし@小南部
2021/07/27(火) 21:29:47
なぜ植え込み材料なしの栽培などを考えるのでしょう?
私は自身30年来、毎年数多くの胡蝶蘭を咲かせ、また他の掲示板で胡蝶蘭の栽培指導をしているのですが、たまに胡蝶蘭の通常の栽培の経験もない方からそのような質問を受けて閉口することがあります。
胡蝶蘭の通常の栽培の経験があり、胡蝶蘭の生態を熟知されている方が冒険して行うのならまだわかりますが、そのような方なら他人の経験談など必要ないだろうと思うのですが。
胡蝶蘭は熱帯雨林気候帯から亜熱帯モンスーン気候帯で樹上着生しているラン科植物です。津城流通しているものは不明瞭ながら雨期乾期の区別のある気候帯産の原種がもとになった交配種ですので、日本国内で育てる場合夏を雨期、冬を乾期に見立てて管理するのがもっとも自然に咲かせられます。樹上着生しているのですが樹皮には胡蝶蘭以外の着生植物もついていることが多いので、根の片面が常に露出しているわけではなく、着生シダの根の塊に潜り込んだりしています。素焼き鉢にミズゴケ植えがほぼ理想的な環境をつくることができます。最近ミズゴケの品質低下が著しいのでバーク植えに切り替える場合も多いですが。
理屈では根は空中でも霧などから水分を得ることはできますが、植え込み材料なしでどうやって葉と根を支えるのかまた水分養分をどうやって与えるのか、いずれにしても環境づくりと維持する手間がただならぬものになるのは明らかです。
ひろし@小南部
2021/07/27(火) 21:40:17
申し訳ありません。誤字がありましたので訂正です。
6行目 x津城流通→通常流通
いと
【北陸】
2021/09/19(日) 21:56:13
100均で買ってきた保存容器のビン(蓋は外して)に、バークやミズゴケを優しく剥がして洗い流し、死んだ根を剪定した胡蝶蘭をそのままポンと入れるだけです。
最初の1週間ほどは明るい日陰で一切水をやらず、乾かします。
そのあと明るい場所に移し5〜7ミリほどの水をいれ、水がなくなるまで置いておくだけです。@
乾いたら3〜4日放置して乾かす。A
@Aをくりかえしながら、成長期には蘭の液体肥料を1500倍ほどで薄めつついれます。
根が空気に触れているので腐りにくいですし、ビンのなかが湿っていると湿度もある程度保たれます。
この管理で今年の春から夏までに新葉が4枚出てくれました。もう10枚以上葉がある状態なので、次の花が楽しみです。
YouTubeでこの管理方法を詳しく解説してらっしゃる方がいたので試したのですが、おおむね成功と言えると思います。ポイントは乾湿の差をはっきり作ることだそうです。水を吸ってから根をしっかり3、4日は乾かしてしっかり乾いたぞ!という状態を作り出す必要がある。乾かないと、根が伸びないのだそうです。
私は春夏の成長期は夕方に葉裏に霧吹きしていました。それもちょくちょく忘れるズボラ管理ですが、下葉にシワが寄ることもなく、健康そうです。
瓶が倒れないように、水をためる下1センチほどに軽石や小石を敷いてありますが(水の目安にもなる)、そこに根が入り込んでいるのと、瓶の側面に根がへばりつき始めています。蘭の根は瓶にも活着できるのかもしれません。
北陸では、風蘭以外のバンダは諦めていたのですが、胡蝶蘭でも十分根が楽しめることが分かりました。流木付け胡蝶蘭も作っていますが、正直ビンで水やり放置の方が下葉が枯れる確率が低いと感じています。(環境に慣れるまで何枚か枯れます。次の環境に合わせた葉がでてきます)
Pinterestなどでorchidで検索しても、海外の方が大きな花瓶に根っこ丸出し胡蝶蘭やバンダを丸ごと入れているのは非常におしゃれなので、これから日本にもお部屋で一緒にすごす観葉植物のような扱いで、人気になっていくんじゃないかな?おそらく日本の寒さに強いミディ胡蝶蘭などで
冬の管理ですが、常に暖かい場所に置くこと(日当たり、天井近くの温度の高い場所、夜は最も暖かい場所、植物育成ライトなど)、水はぬるま湯で肥料はやらない、5〜7ミリの水を入れて、1週間しても吸収しきれていない場合は水を捨てて、少し長めに乾かすそうです。
デブグマ
【関東】
2021/09/20(月) 17:12:21
いとさんのお話に興味を持ち、YouTubeで「胡蝶蘭 水栽培」で検索すると10件以上の動画がありました。以外に簡単に水栽培できるのがわかりました。検索した動画の数例です。
https://www.youtube.com/watch?v=t3ike-nd8ZE
https://www.youtube.com/watch?v=4x2wE6K-9ts
https://www.youtube.com/watch?v=pzVh0XE_Usk
ひろし@小南部
2021/09/23(木) 20:00:55
なるほど、それは行けそうですね。でも、「冬季の空中湿度の高い北陸ならでは」である可能性もあると思います。冬季の湿度が極端に下がる関東地方や東北の太平洋側では「乾かす期間」であっても夕方と就寝前の霧吹きが必要だろうと思います。
夜間湿度の50%割れは即、葉の消耗につながります。
それとミディ胡蝶蘭といえども10度未満の低温が毎晩続くような環境には耐えられませんので念のため。
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