つるバラの葉をもぎ取る作業

[園芸相談センター]の過去ログです

ローサ 【近畿】 2020/12/03(木) 11:45:30
12月に入り気温も低くなってきましたが、つるバラの誘引を例年1月半ばに行うのですが、準備として今から葉っぱを全て取ってしまって良いでしょうか? お尋ねします。

園芸相談員 2020/12/03(木) 15:51:23
ツルの予備剪定ということでベーサルシュート5-8本あれば十分なので夏以降に出てきた未熟なシュートや前年以前の古い枝は削除。緑色の今年のシュートはこれから日を当てたいので黄変したまたは黒くなった葉は毟る。木バラで一月まで咲いてくれる株は葉が必要ですが、ツルバラは全く不要 残した葉の養分が枝に還流する量と葉を毟って枝が光合成する養分の量のどちらが多いのか調べたことがありませんのでの比較できませんが、葉についている病原菌のマイナス要因を考慮すると葉を残す利点が無いと思います。今は真っすぐ上に保持して二月初めに石灰硫黄で殺菌してから斜め横に誘引しています。

ローサ 2020/12/06(日) 17:44:23
園芸相談員さん

ご回答ありがとうございます。つるバラの誘引は1月は良くないのでしょうか? 又 石灰硫黄剤の使用方法を教えて下さい。殺菌したらどの位の期間
効果があるのでしょうか? 宜しくお願いいたします。

園芸相談員 2020/12/08(火) 18:19:09
 冬場の殺虫 カイガラムシ・アブラムシ  殺菌 ウドンコ・黒星などの薬剤としては石灰硫黄合剤より効果のある薬剤はありません。一月から二月初めに葉を全部毟ってから刷毛で10-20倍液を塗布します。バラには適用がありませんが、提出用の実験データよりも過去の果樹などの長い使用実績がありますので使っています。自己判断でお願いします。出来れば二週間程度あけてから二回塗布されるとベストです。

 ツルバラの誘引は木バラの剪定と同じ意味です。斜めに誘引したら必ず芽が動き出します。早くすると花芽が寒さに当たって組織が壊されてブラインドになる原因ですので、私は二月中旬以降に誘引しています。遅くすると誘引作業中に芽が飛びやすいというのも事実ですがそれは注意していればそんなに問題ではありません。

ローサ 2020/12/12(土) 10:29:29
[[解決]]
園芸相談員さん 


石灰硫黄剤は以前に行った事がありますが、周囲を汚してしまうので
最近はしていません。効果が大きい様ですので今年はやってみたいと思います。 つるばらの誘引も2月になってからにしたいと思います。
ご指導ありがとうございました。

園芸相談員 2020/12/12(土) 22:30:26
解決済ですが

>周囲を汚してしまうので

まず誘引を全て解きます。そしてペットボトルに水を入れて細い針金を付け、片方を枝先に巻いて、一枝づつゆっくり手前に倒して行きます。そうしてから塗布して乾くのを待ちます。同じようにして3-4本塗布して乾かしてから真っすぐ上に立つようにします。棕櫚縄などで束ねると簡単です。このようにして残りの全ての枝に塗布します。勿論事前に予備剪定として不要なシュートや葉は削除しておきます。このようにすればアルミフェンスなどに一か月後に誘引しても雨にあたったりして腐食させる心配はありません。誘引するまでは真上にが基本です。


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