ウメノキゴケは問題ないのでしょうか?
森山
2020/11/29(日) 09:16:07
いつもありがとうございます。
村の中を流れる川(40年ほど前に耕地整理で引き直された河川です)の脇に先人たちが桜の木を植えました。種類はソメイヨシノで木も大きくなり毎年花を咲かせています。
現在、村の管理として、冬の時期に天狗巣病の枝の除去などを行っています。
さて、質問ですが、ほとんどの桜にウメノキゴケがびっしりというほど付いています。調べてみると、見た目の問題はあるけれど桜の生死にはほとんど影響しないとのことでしたが、どうなのでしょうか?
見るたびにこれが影響しないとは思えません。詳しい方がおられたら教えてください。
園芸相談員
2020/11/29(日) 23:49:47
桜自体に寄生しているのではないので問題ないと言えば無いんですが、見た目が悪いので冬場1-2月頃に石灰硫黄合剤を刷毛で塗布するか、高圧洗浄機で吹き飛ばすかです。悪さはしませんが桜の樹勢が落ちているから付きますので桜の樹勢回復を図る作業を早めにされることをお勧めします。桜専門の樹木医に相談されることです。川の桜並木は植えられた後で堆肥などの土壌改善もされず、花後のお礼肥料もほとんどあたえられていないことが多いと思います。それで樹勢が維持できるはずがありません。素人のアドバイスは聞かない方が良いと思いますので、私もこれ以上は書きません。
ひろし@小南部
2020/11/30(月) 01:12:46
サクラは何年前の植樹ですか?そろそろ生長(上長と幹の肥大)が停滞する時期なのでは?
ウメノキゴケは地衣類の一種で空気のきれいなそして湿度の高めの場所で樹皮に着生します。一般論として幹の肥大の少ない(あまり径が大きくならない)場合につきやすいといえますが、川の傍ということもあり、樹の方がそろそろ幹の肥大が緩やかになる時期なのであれば致し方ないのかもしれません。はがしてもまた数年後にはもとの木阿弥になる恐れもあります。
ソメイヨシノの樹勢を見るためには一つの花芽に何輪開花するのかを調べる方法が簡単です。樹全体に開花していて、一つの花芽に4輪の開花のものが多ければ十分な樹勢があると判断してよいと思います。3輪以下のものが多い場合はサクラに詳しい樹医さんに現場を見てもらったほうがよいでしょう。
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