デンドロビウムの病気

[園芸相談センター]の過去ログです

ルミ 【関東】 2019/06/27(木) 10:10:21
デンドロビウムのレインボーダンス(ノビル系とセッコクの掛け合わせ?)と、デンドロビウムのアグレガタムを育てています。

どちらも丈夫ですし軒下栽培のおかげか、何年も無農薬で元気に育っていました。

しかしさすがに今年の天気は苛酷なのか?
レインボーダンスには、バラのうどん粉が移ったのか?小さな白い斑点が多数発生。また、アグレガタムには最初は日焼けかと思っていましたが、黒い丸い斑点と葉先の黄色く枯れこんだ部分が出てしまいました。初めてのことで、病名もよくわかりません。

薬剤を増やしたくないため、もし可能ならば手持ちの薬剤で対処できればと思います。

軒下栽培のバラ用として、ベニカXファインスプレー、カリグリーン、カダンセーフを今の時期はローテで使っています。(黒星病の発生は今までほとんど経験がないためおもにうどん粉対策です。)

殺菌剤ではダコニール1000も持っていますが、バラでは薬害が出たことがあり、寒い時期のみ使用しています。

手持ち薬剤の中で、我が家の2つのデンドロビウムの症状に散布できるものはあるでしょうか?

また、病名や購入する薬剤についてもお教え下さい。

ひろし@小南部 2019/06/27(木) 14:10:24
レインボウダンスの種子親が交配種クレナイ、花粉親は原種のユニカムです。
クレナイはコマチムスメとカシオープの交配種で、カシオープがノビルとセッコクの交配です。種子親、花粉親をそれぞれ50%として交配系をたどって原種の血の濃さを表せば、レインボウダンスはユニカム50%は動きませんが、セッコク25%、ノビル15%、その他の原種10%くらいの比率になります。

前置きはさておいてちいさな白い斑点はウドンコ病ではなくてカイガラムシである可能性が高いと思います。柔らかい歯ブラシなどでこすり落とせるものであればカイガラムシで間違いないと思います。

アグレガタムの黒斑はやはり殺菌剤が必要と思います。ダコニールは塩素系なのでやはりランに使うのはちょっと怖いです。ウドンコ病の薬剤は他に有効な病気は殆どない場合が多いです。
デンドロや他の洋蘭には、多少ナマクラですが広い範囲の病気に有効で薬害の出難い硫黄系のエムダイファー(マンネブ剤)をお勧めしたいです。

ルミ 2019/06/28(金) 14:59:31
詳しいご説明、ありがとうございます。育てている植物の交配がわかると嬉しいです。

レインボーダンスの白い斑点は、柔らかい歯ブラシでこすっても落ちませんでした。

斑点の少ないところは、一枚の葉に1〜3箇所。表だけ、裏だけのところが多いです。斑点が沢山出ている葉では表裏同じ場所が白くなっていることが多いです。

アグレガタムには、お教え頂いた新たな薬剤を購入しようと思います。

ひろし@小南部 2019/06/28(金) 20:49:31
白い斑点がカイガラムシでないとすると何かな?
お役にたてなくて申し訳ないですが、(画像掲示板にアップいただければあるいは見当つけられるかもしれませんが、)今のところは他に思い当たりません。

ルミ 2019/06/28(金) 21:45:40
[[解決]]
レインボーダンスは蘭について何も知らない頃から、そしておそらく最初の数年はまちがいだらけの育て方で長年育ててきました。

それでもずっと元気に育ってきた丈夫な蘭に初めて見られた現象なので、きっと本当にまれな何かなのでしょう。

週末にエムダイファーを入手し、両方に撒いてみようと思います。

画像は上手く扱えないので、これにて解決と致します。
ありがとうございました。


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