バラの花を食害するカタモンコガネの駆除について

[園芸相談センター]の過去ログです

涼風 【中国】 2019/05/21(火) 16:06:46
庭でいろんなバラを栽培していますが、今年もカタモンコガネに花を酷く食害されてしまいました。この駆除について、良い方法があれば教えていただきたいと思います。

特に香りのよい薔薇を好んで植えているため、カタモンコガネが大挙して集まってくるようで、毎日、50匹ほどをテデトールしてきましたが、とても追いつかず、また気付いたときは花弁に穴があちこちにあり、見るに堪えず、ため息の毎日です。

ベニカファインXを散布すると、しばらくは効き目があるのですが、蕾には効果がないため、開花してから一日に何度も散布しないと対応できません。また、散布すると花の持ちも悪くなってしまいます。
まあ、お手上げの状態で、早めに見苦しい姿の花を次々に摘み取る作業に追われています。

セマダラコガネについては、ホルモン剤を利用した捕獲器を見付けたのですが、この方法はカタモンコガネには使えないとのメーカーの返答があり、当庭で主に襲来するカタモンコガネに対しては、まったく成す術がありません。

カタモンコガネの同じような被害に上手く対処しておられる方がありましたら、ぜひ、その方法を教えて下さい。

園芸相談員 2019/05/21(火) 19:13:42
飛来害虫については直接散布しないと無理ですが、蕾が少し開いた時にオルトラン粒剤を1-2個蕾の上に載せておくと効果がありますよ。

涼風 【中国】 2019/05/22(水) 07:31:51
ありがとうございます。
うちのバラは、下向きや横向きが多いので、粒剤は難しいですねえ。
せっかくのいい香りを嗅げなくなるのも残念です。

まあ、どうもいい方法はないのかな。
カタモンコガネはうちの周りにだけ特に出現しているのかなあ。
毎年、やられるので、困ったことです。
だんだん栽培を縮小していこうかと考えています。

リトっぷ 【九州】 2019/05/22(水) 14:19:19
こんにちは、飛来する害虫に対しては皆苦労しているようです。
ケーズガーデン様ブログより

http://ksrosegarden.web.fc2.com/gennou_munouyaku/musi/kogane.html

島根県のSHOP様のコガネムシ類への対策
https://www.qherb.jp/onlineshop/gardening/beginners/koganemushi2.html#top
昆虫

https://www.boujo.net/handbook/mame/mame-328.html

涼風 【中国】 2019/05/22(水) 15:37:11
ありがとうございます。
みなさん、苦労されていますね。

最初の方のHPは、数年前に見た記憶がありました。その後も格闘されているようですね。
それでも、カタモンコガネへの決定打はないようです。

2番目の方の、コガネムシの幼虫を春までに退治するという方法は、我が家でもやっていまして、この方のように毎年、数百匹を捕らえて退治しております。

犯人のコガネは、カタモンコガネが95パーセント、残りがセマダラコガネと特定できているのですが、セマダラのほうはフェロモン法が使えるものの、カタモンには使えず、うーん、です。

香りのない、または少ないバラにだんだん植え替えながら、テデトールしていくしかないようですね。
バラの魅力が一つ失われますが、仕方ないですねえ。

ありがとうございました。

リトっぷ 【九州】 2019/05/24(金) 07:44:56
おはようございます
当家にはバラはたくさんないのですが モッコウバラとロサ・ガニカの群生があり モッコウバラの花茎が上がる頃にオルトラン+スミチオン+展着剤を1度目の散布→バラゾウムシの被害を確認し増えているなら2度目の上記薬剤を散布
開花前に被害が止まらなければモスピラン+展着剤を散布

ロサ・ガニカは花茎30aほどの房咲きで時期がずれるのでゾウムシ被害が少なければアブラムシ対策のスミチオンのみの場合があります。花茎が上がる頃にオルトラン+αの散布(随時被害確認しながら対策)

この頃にツツジ類へのハバチ・瓜科・ナス科への幼苗防除も兼ねてモスピラン+スミチオン+展の散布(これをロサ・ガニカにも散布)今年は野菜にウリハムシとテントウムシダマシが手で取れたのでロサ・ガニカに未散布でした。
で…昨日散布後に点検するとロサ・ガニカにコガネムシ居ました。弱っているので効いてると思います。
当家でバラゾウムシ対策の1回目の散布にモスピラン+スミチオンの年度ではコガネムシ被害は気付かなかったので対策してないつもりでした。

涼風 【四国】 2019/05/24(金) 15:03:52
>リトっぷ  様

再度の返信、ありがとうございます。

バラゾウムシには私も毎年、やられております。早く気付くことで対処し、こちらは何とかなっております。

コガネを駆除するつもりはなかったが、結果としてコガネの駆除にも効果があったという例ですね。実際にそういうことはあるのでしょうね。
人への投薬でも、意図する病気以外の他の病気にも効き目があったというようなことは近年、報告されていますからね。
今回のリトっぷ 様の例で、どういう成分がコガネにも効いたのか、少し調べてみたいと思います。
それから、恐れ入りますが、お暇なときにそのコガネはどういうコガネだったかを教えていただければ幸いです。

解決には至りませんが、こちらでいろいろな情報を得られたことは良かったと思います。
重ねて、ありがとうございました。

涼風 【中国】 2019/05/24(金) 15:04:45
居住地を間違えてしまいました。

リトっぷ 【九州】 2019/05/24(金) 16:16:39
今畑で確認してきました。コガネムシが2匹昇天していました。趣味の園芸の巻末の薬剤の適合表には掲載されていませんが昆虫エクスプローラ様の対象にコガネムシへの対策があり、その中にモスピランがありました。モスピランも浸透移行性がある薬剤なので薬効もしばらく続き開花期は乗りきれるのではないでしょうか^^;

リトっぷ 【九州】 2019/05/24(金) 19:41:52
昆虫エクスプローラ様の画像と照合してみると
ロサ・ガニカに居て捕獲したコガネムシは体長8ミリ小型で茶色かったので恐らくカタモンコガネだと思います。昨日手前の花房に4匹居たのと同じ種類でこの分は捕殺しました。後に散布後に花茎にしがみついた個体を植木鉢に閉じ込めて薬効を確認
もう1匹は体長12ミリくらい羽がやや緑がかっていて筋状でした。ツヤコガネかスジコガネじゃないかと思われます。
(`◇´)ゞ

涼風 【中国】 2019/05/25(土) 07:12:01
[[解決]]
リトっぷ 様

うわあー、ありがとうございました。
とても有為な情報です。
ご無理なお願いまでしてしまいまして、申し訳ありません。

ここのところ何年間もこの問題にずうっと悩まされてきていて、もうバラの栽培を止めようかとさえ思っていたので、この解決の糸口は大変ありがたいです。

さっそく、調べて、今後の対策を練りたいと思います。
今年の一番花はもうすぐ終わりますが、次の開花に向けて役立ちそうです。
誠にありがとうございました。

これで解決とさせていただきます。
時節柄、ご自愛ください。


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