クリスマスローズ 根っこだけに
まり
【東海】
2018/09/25(火) 09:13:02
今年の梅雨の雨とその後の酷暑でクリスマスローズの葉茎の根元が緩んでぽきっととれてしまい根だけになった株がいくつかあります。
涼しくなってきましたが一向に葉が出てくる気配もなくちょっと掘ってみると白っぽく根は生きているようです。
これは放っておけばいつかは葉が展開してくるのでしょうか。
活力剤だけ与えていますが全く変化が見られません。
ちなみに湿度の高い山間地で地植えにしています。
それからもう一点、メリクロン苗の根元に小さな双葉がたくさん発芽しているのですが、これは育てると全く親とは違う苗になるのでしょうか。
このまま放置しておけばよいのか、ある程度育ったら鉢上げしたほうが良いのか教えてください。
よろしくお願いいたします。
マイ・シェードガーデン
【関東】
2018/10/20(土) 10:22:32
お答えがないので、私の体験から書きます。
根だけになった株は、絶望的だと思います。
10年以上株分けをしていないクリスマスローズを見ると、分けつして株が親株の周囲に増えているのですが、古い物は葉を落とし、株の根元から多数の根が出ている状態(花を咲かせていた時代のまま)で残っています。作業中に折ってしまい、まり様がおっしゃるようになった株は、半年様子を見たが、そのままでした。
復活を期待するお気持ちはわかりますので、庭にゆとりがあって邪魔にならないなら、なにも与えず放置し、様子を見て、諦めがついたらぬかれたらどうでしょうか。
「メリクロン苗の根元に小さな双葉がたくさん発芽している」
についてですが、こちらの苗は花を付けたことがあるのですか?こぼれ種が発芽したということでしょうか?
体験では、原種に近い、普通のタイプはたいていは親と同じ、品種改良の新種は幅がありそう、とお答えします。
メリクロン苗が、品種改良途上の新種なら、実生より、株が増えるのを待って増やされた方が近道だと思います。
私の狭い庭は条件があっているらしく、クリスマスローズのこぼれ種がたくさん発芽します。実生苗を扱ってわかったのですが、クリスマスローズは、成長がとても遅い。実生が成長して花色を確認するのに、自然成長にまかせると、足かけ3年かかっています。高価な理由を納得しました。私はクリスマスローズだけは、高価だと思っても、花が確認できる株を買うことにしました。
スポット入りの品種を例に取りますが、節約のために数百円の各色の苗を計3株購入して育てた結果、1〜2年後に咲いたが、スポットの入り具合にたいへん幅がありました。ラベル通りではありません。気に入らない株に関しては、さすがに時間・労力が無駄だったと思いました。
「このまま放置しておけばよいのか、ある程度育ったら鉢上げしたほうが良いのか」
どちらでもよいとおもいます。
もう本葉が1対出ていますよね。クリスマスローズなら、成長が遅い、雑草との区別はついたと思いますが、本葉1対のまま冬越しするのではないかと思います。親株が成長する季節に入ったので、親株のためには放置したらいかがでしょうか。
翌年、植え替えるなどの手入れをすると秋までに数センチ以上は成長するので、親株の花が終わった頃に植え替えたらいかがでしょうか。
失敗談です。クリスマスローズのそばに放置した60センチプランターいっぱいに、春、クリスマスローズが発芽し、本葉1対くらいで冬越ししました。よく春、何人もの友人にあげる約束をし、夏近く覗いたら、5,6本になっていました。成長しだして生存競争が始まったのに、たかをくくっていて気付かなかったのです。根が育つにつれて株の成長も「やや」早くなります。
最後に。クリスマスローズの流行のピークが過ぎたようですね。ホームセンターに出回る量がぐっと少なくなりました。私としては残念です。
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