枯れ方について

[園芸相談センター]の過去ログです

初心者 【関東】 2018/06/21(木) 10:23:32
こんにちは。
鉢や地植えで花を楽しんでいますが、
水が足りずに枯れたのか、
水のやりすぎて枯れたのか、
寿命で枯れたのか、
等、花の枯れ方というのは、見た目で分かるものでしょうか?
種類によって違うとは思いますが、見分けるコツがあれば知りたいです。

具体的には、ラベンダーが2種類ありますが、鉢も地植えもすぐに花が茶色くなってしまい、悩んでいます。
水やりの仕方は気をつけていました。
葉は緑色で、新しい花が咲きそうですが、現状の花が全滅です。
ラベンダーに限らずですが、
花を長く楽しむ上でも、枯れた原因が知りたいと思いました。

ちなみに、我が家の東側に植えているビオラが、まだとても綺麗に咲いていて、水道位置の関係で、東側は水やりも充分ではなく放置になっていることが多いのです。
環境が偶然にも優れていると思ってはいるのですが、あまり手入れできていないのに綺麗に咲いている、というのも納得いかないというか、拍子抜けしてしまうのです。
公園の花も手入れがいきとどいていなさそうでも、綺麗に咲いていますよね。
そういうものなのでしょうか…??

菊の切り花 2018/06/21(木) 16:31:20
>花の枯れ方というのは、見た目で分かるものでしょうか?
少し慣れると、誰でも何時でも何処でも、簡単に、見分けられます。!

なんだ!! そうだったんだ!!  てな具合にね

それぞれには、概略(一般的、総括総論包括的)なとらえ方と詳細(専門的、特殊個別部分的、)なとらえ方があります。
解決方法としては、概略は、少し慣れれば誰しも、簡単に理解できますが、一方向から遠近的に観察しますから、人により色々な意見が出てきます。が曖昧なもので、矛盾する場合もあります。
詳細は、その曖昧な部分を一つ一つ区別分類して、潰していきますから、より的確鮮明になってきますが、長年の経験値が必要となってきます。
余程、興味があるか、困っていないと人気がありません。

いずれにしても、それなりの経験値としての比較対象物(尺度基準)の質(的確な再現性)と量(事象例の数)が決め手となります。

概ね。

草花は、根と茎葉と花実で成り立っていますし(概略)、それぞれの品種や個体により、強弱や創造修復合理性対応性の遅早等の個性(詳細)があります。

根と茎葉や花実は、師管道管すなわち維管束という、連絡流通網で繋がっています。
・・・ライフライン

補完機能として、電子電波というか、感覚機能感受性機能も持っています。・・・共振共鳴反応、同期同調性。

これらの何れかに、何らかの原因で、不具合があれば、そこで、中断し、修復蘇生すれば、再起動再出発する事になり、出来なければ、終焉消滅する事となります。・・・気弱性に対する防衛対抗性と復元性

これらの屁理屈は、少し草花と慣れ親しんでいれば、誰しも、体験し理解しているとですが、ごく自然な事として、無意識的に忘れ去られ、整理整頓されていないだけですが、不自然な事に、遭遇すれば、さてどうなってしまったんだろうと戸惑う事になってしまいます。違訳し勘違いし、迷走する事に繋がります。

2+3は5 だれしもそれが正解であると認識し、簡単便利として、日常的に利用されていますが、 これが混乱の始まりです。・・・個別認識。
5は2+3でてきているが1+4でも良いと理解したほうが良い。
2+3=5 と 5=2+3とは、とらえ方は、全く別な異次元的な存在です。
現実的には、まず、確定した結果が存在し、それに関連した原因の存在と組み合わせのつじつまを合わせて、一つ一つ矛盾を潰していかないと、次へ進めません。
つじつまが合えば、5=2+3として、確定させてから、次には、2+3=5なり、1+4=5なりを思い浮かべて、早期発見早期対処すればよい。
2を原因とすれば、セットになっている片割れの3の組み合わせにより、5が導きされる。1を原因とするならば、当然に相方は4となる。
それぞれ2や1の相方が、3や4でないならば、5の結果は発現しない、存在しないという事になる。存在しなければ、認識できないので、解らなくなり、無視せざる負えなくなる。当然に、相方を間違えれば、無限ループに入り、迷走する事になる。
迷走する事は、大変疲れる事(エネルギーの枯渇)ですから、異なった次元の作用で、抹殺され、消去(忘却)されることになる。
結果が5とするなら、1=4であり、2=3ですが、結果を5.0と認識すれば、更に多くの組み合わせが存在する事になる。1.1=3.97や1.2=3.8・・・
5と5.0との違いは、熟練度とも前提条件の違いともいえます。
この組み合わせの内、的確なものは、極めて少なく、間違った組み合わせの方が、遥かに多い事で、似たような事(近似値)で、殆どの事は解決したものと見なされ(許容範囲内)新たなリスクを背負う事になる(波及派生事象)。
以下省略

原因には、事故、病気、害虫、生体生理現象、見なし見切り勘違い等いろいろとあります。

概ね
>水が足りずに枯れたのか、
急性反応として、土が乾燥するなどの脱水症状となれば、全体的に茎葉が萎れる。
原因が、土根の乾燥ですから、土根に灌水すれば、短時間でシャキンとしてきます。
早期発見すれば、ダメージも少なくなります。
萎れるといっても、乾燥ばかりではありません。温度変化や射光(太陽光源の位置角度)と遮光(雲霧反射屈折分散)等もあります。
それぞれに応じた対策(相方)と組み合わせればよい。

慢性反応として、(常に乾かし気味の土)、成長が遅く小さい。時として、色艶がなくなり、歪に育つ。準正常に戻すには、日数がかかり癖が後遺症として残る。()

いずれにしても、優先順位(自己最優先、子孫後回し)の原則により、花の傷みの回復は、期待しないほうが良い。花を修復するよりも、新たに花を創造したほうが良いと草花は思い込んでいる。

>水のやりすぎて枯れたのか
土根がいつまでも、ジメジメしていれば、生体浸食をする雑菌も繁殖し、根はおむつかぶれ水虫になり、酸素も不足し、炭酸ガスやメタンガスも充満する。
その上地温が上がれば、根が蒸れて朽ちる腐る。
根の修復には、日数がかかり、複雑且つ困難な部位であり、生命維持装置が保ってらるか、根の修復が早いかの時間との戦いです。
概ね、枯れてしまう事がほとんどです。

現象としては、ある日突然に、一斉に萎れて、水を与えても、何をしても、待てど暮らせど、一向にシャキとしてきません。
ある意味、直下型の陥没隆起地震のような感じ。

>寿命で枯れたのか
ライフサイクルとしての時系列を思い出せば、

発芽萌芽して、  成長して限界が来れば 成熟停滞して やがて衰退していく。・・・栄華衰退

衰退は、徐々にあちこちから、その兆候が見られ、全体に広がっていく。
葉に色艶がなく張りがなくなるとか、緑の色が、退色して褐色になるとか、一集団が萎れるというより、乾燥して縮れるというイメージ。

この辺の区別は、その気になって、各自、体感し識別しないと仕方がありません。

>ビオラが、まだとても綺麗に咲いていて
環境が良いだけです。概ね涼しい。
よく観察すれば、当初や最盛期と比較して、一見色艶よくシャキとしていても、下葉が枯れる、間延びして茎が緻密に支えられていない、葉数が少ない小さい、花も一回りも二回りも小さく、花色に鮮やかさが無く、配色も乱れているものと思われます。
切り戻しても、新芽の出や成長が、素直ではないなど。

人の場合でも、赤ちゃんの肌と、年頃の肌と、それなりに年季の入った人の肌では、瑞々しさが違います。張り照りが違います。吸いつくような肌質か、接着剤でも利用しないと跳ね返される質感の違いなようなもの。

>ラベンダーが2種類ありますが、鉢も地植えもすぐに花が茶色くなってしまい
偶然なのか、栽培者の管理の癖(ムラ気)なのか、環境が合っていないのかどうか解りませんが
手に取って診て観ないと解りませんが、鉢植えという事から環境に敏感に躾けたのかも。

そこで、私なら、バッサリと刈り込み剪定して、もう少し、陽当たり優しく、大気湿度高く、風さわやかな、冷涼な位置へ移動させて様子を見るとか、

思い切って、引き抜き、根を水洗いして、根の張り具合傷み具合成長具合を確認して、株分けして、植え替えてみます。当然1/2-2/3程度バッサリ剪定したうえで、廃棄処分する剪定くずで、挿し木し種の保存、予備保険苗をつくります。

ラベンターは、西洋ハーブとしての位置づけですから、花が五分咲き迄楽しんだら、刈り込んで刈り込んで、楽しむものと割り切っています。
香り草、匂い消し的な価値観。異邦人は、邦人から見れば、体臭も食べ物も臭いものが多い。反面、匂いに対する許容範囲が狭く、喧嘩が好き。打ち消し合うというか代替する文化。 + X +は当然プラスですが、いつまでも - X +としてしか思わず、優劣を計っている。


和ハーブは薬草薬味として独特の文化があり、- X -もプラスなら、- X +もプラスにしてしまう独特の器用さがあり、マイナスであっても、そのまま受け入れる寛容性も持っています。
将棋文化 武士の情けとでも言いましょうか、昨日の敵は、今日の友とでも言いましょうか、軒下貸して、母屋盗られても、盗られるまで又盗られても寛容的なのほほーんとした人種。
従って、和ハーブは、繊細な育成が必要で、西洋ハーブは、雑草のごと刈っては、刈っては新芽を吹かせ、芽が吹いたら、再び刈り倒す事が、秘訣です。
獰猛な植物群ですから、虐められたら喜ぶ草花と割り切ることです。甘やかしてはダメです。
いくら頑強ワイルドな草花といっても、中には、寒さに弱すぎる品種や土の過湿に弱い(水分の滞留淀みで水分が腐敗する環境下での)品種もあります。

初心者 【関東】 2018/06/22(金) 21:45:18
[[解決]]
対処法まで提示して頂き、丁寧に答えて下さったので、とても参考になりました。
ガーデニングは初心者で、難しいことも多いですが、新しくまた花が咲いたり芽が出たりすると、とても嬉しく、のめり込んでいます。
庭がパッと明るくなるという理由で始めたのですが、
花をより良い状態で、できる限り生かしたいと思うようになりました。
そこでラベンダーがあまりうまくいかないので、お聞きしたかったのです。

そして、また別の鉢ですが、花が咲かなくなってしまっていた植物が、ポツポツと咲き始めました。
諦めなくて良かったと思った瞬間でした。

頂いた意見を参考に、手入れしていきたいと思います。


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