ミニカトレア、つぼみ(シース)がでたら、肥料は?

[園芸相談センター]の過去ログです

バラ美 【近畿】 2018/04/26(木) 23:57:52
ミニカトレア、やっとつぼみが、大きくなって、こんどこそ、咲いてくれそうです❗
いままで、薄い液肥(ハイポネックスらん用)を、やっていました。
ばらでは、つぼみがついたら、肥料は控える、と認識していますが、カトレアでは、どうでしょうか?

今一つ不明 2018/04/27(金) 02:22:13
この辺を信じた方が無難かも
http://www.hyponex.co.jp/flower/cattleya?tmid=43

私は、ランに肥料はいらないと思います。
雑菌の含有は別として、綺麗な大河の川水でも良いように思います。

ミニカトレアは、隔年開花ですが、平鉢に、バークチップとサボテンの土の培養土で、主に水道水を霧吹きで、余程培養土が乾燥していると感じた時には、(年に数回)培養土をビショビショに濡らす事はあっても、肥料なんて与えたことはない。

花や茎葉も意識していない。新芽や花は、萌える時には萌えるし、枯れる時には、枯れるものと思っています。
浮き根(表土に生えて、目に見える根)の元気さだけは、それとなく気にしている。 診るのは、根だけ。

>薄い液肥(ハイポネックスらん用)を、やっていました。
選んだ事や施肥する根拠や目的は?
施肥回数や施肥する時節期間は?
現状に何か不満でも?
希釈倍率は?

>ばらでは、つぼみがついたら、肥料は控える、と認識しています
なぜですか? その根拠目的は?

尤も、バラをはじめ、花類には、元肥のみで、次に植え替えるまで、肥料は与えたことが無い。
目的は、大きくなりすぎれば、邪魔になり、置く場所が無い為。
大きく成れば、手間暇や経済的に負担になる。
それでなくても、生かして置くだけで、自然に、増えて増えて仕方がない。
花の一つでも、果実の一つでも、見れたら納得する方ですから・・・
咲いたら、気が向いたら、写真の一枚でもと写しますが、その写真も二度と見ることはない。・・・・後日に、開花予定と実際のずれの備忘録として、何年何月何日に咲いたかの記録として、写しているだけ。

ラン栽培は、植木鉢をラン株で、すし詰め状態し、弱らせない腐らせない状態を維持し続けることが、成功の秘訣(それなりに花が見られる)と割り切っています。

このサイトを概ね支持します。
http://kotyou.net/post-10.html
その根拠
http://www.google.com/search?q=%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%81%AE%E8%87%AA%E7%94%9F%E5%9C%B0&client=firefox-b-ab&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwiclNHOtNjaAhXJTrwKHVfGCN4Q_AUICygC&biw=1366&bih=641

ひろし@小南部 2018/04/27(金) 20:57:14
シースができたら窒素肥料分を断つ必要があります。ですから普通の施肥はしないほうがよろしい。窒素分は次の新芽を促進することが多く、肥料耐性のない品種は花芽の成長を止めてしまい、新芽の成長に切り替えてしまう場合があるからです。特に原種や原種の血の濃い交配種はこの原則は守るべきです。

その理由ですが、着生ランであるカトレヤの生態にその原因があります。カトレヤ類は雨期乾期のある気候帯で樹木に着生している植物です。カトレヤ類に限らず雨期乾期のある気候帯原産の着生ランは多くは乾期に開花します。雨期に葉やバルブを増やし/太らせて花芽のもと(潜芽/シース内の花芽)を用意します。乾期の到来とともに花芽を成長させ始め、乾期のうちに開花します。

着生植物は天水のみに頼るため、雨水に溶け込んでいる窒素分(多くは硝酸分〜空中の窒素酸化物が溶け込んで薄い硝酸分となります)が頼りですが、窒素酸化物は雷雲の放電により形成されるものが多いので雷雲の発生する雨期のスコールが着生植物に窒素肥料を供給していることになります。乾期には降雨が減る分窒素肥料の供給は止まります。つまり着生ランの多くは花時には肥料分なしで花を咲かせているということです。

日本で着生ランを栽培する場合、夏を雨期に冬を乾期に見立てて栽培すると割りにすんなり栽培が可能ですが冬に水遣り/施肥を制限するのはカトレヤ類の原産地気候を真似ているということなのです。

何代も交配を重ね、交配選抜を受けた結果肥料耐性を得た品種/個体もあるのは事実ですが、それはやってみなければわからないのです。安全に咲かせたいのであれば施肥は中止するのが原則といううことです。

バラ美 2018/04/27(金) 22:16:08
今ひとつ不明さま、ありがとうございます。
ハイポネックス、ハイグレードらん用を、規定より、数倍うすめて、2ヶ月に一度ぐらい、やっていました。
返信を伺って、やり過ぎては、いなかったようだと、おもいました。

バラ美 2018/04/27(金) 22:42:43
ひろし@小南部さま、ありがとうございます。
ミニカトレアが5鉢あります。三年目になりますが、これまで、シースがでても、枯れてばかりで、春咲きとか、夏咲きとかも、わからないままです。
が、このたぴ、シースが、健康そうに、開いてきて、びっくりしているところです。
液肥は、やりすぎるよりは、ましだと思い、2ヶ月に一度しか、やっていませんでした。まあ、それで、よかったのでしょうね?

ひろし@小南部 2018/04/28(土) 00:25:16
品種にもよりますがミズゴケが新しいうちは無肥料でも開花します。
私もミニはC. Walkerinterなど3品種やってますが、施肥は忘れたくらいの間隔でハイポネックス洋ラン用を2000倍ほどに薄めて与えてますが日当たりさえ十分であれば(私の栽培場所は冬は隣家にさえぎられ、夏は庇にさえぎられ春と秋にしか十分な日光がないのですが)まず開花しないことはありません。

Walkerinterは増えて困るぐらい成長旺盛で3号鉢10鉢もあるのですが、開花期はそろいません。春咲きのC. intermediaと秋〜冬咲きのC. walkerianaの交配のため不定期咲きになっているのです。バルブが完成する前から芽のふくらみ具合で咲くか咲かないかがわかります。

バラ美 【近畿】 2018/04/28(土) 20:28:22
ひろし@小南部さま、ありがとうございます。シースがでても、ペチャンコで、その部分だけ、乾燥したみたいに、茶色くなるのは、花芽が、整っていなかったと、考えていいのですね。

ひろし@小南部 2018/04/28(土) 22:16:07
シース内に花芽が出来ていても窒素肥料が花芽をなくしてしまうことがあるのです。窒素肥料を含まない開花促進用NPK 0:6:4なら普通はセーフですが、私はC. luteora交配のミニと、スタンダードのDrumbeatに開花促進用を与えてシース内の花芽をなくしてしまったことがありますので、施肥しないのが無難だと考えています。
もっともDrumbeatのようにブラジル原産種が交配親の場合短日にしないとシース内で花芽が成長を始めないということもあるようなので、施肥が原因とは言い切れない部分もあるのですが。

バラ美 【近畿】 2018/04/29(日) 23:42:43
ひろし@小南部さま、ありがとうございます。
昨年、シースが出てもうまく、育たなかった頃、肥料にプロミックを置いていたと思います。
3号鉢に一粒は、濃すぎたんだと、思います。

ひろし@小南部 2018/04/30(月) 17:08:44
カトレヤやノビル系デンドロなど雨期乾期型の気候帯産の着生ランを素焼き鉢にミズゴケ植えする場合、置き肥は使わないほうがよいです。肥料を切り上げる時期に、置き肥を取り除いても植え込み材料にミズゴケに濃厚に残留している場合があるからです。雨期には肥料が必要ですが乾期相当期間は肥料を断たないとならないからです。
それと、植え込み材料がミズゴケの場合はミズゴケを早く腐らせます。

バラ美 【近畿】 2018/05/03(木) 20:05:19
ひろし@小南部さま、ありがとうございます。
雨期とは、日本では、春〜夏。
乾期とは、秋〜冬、
と、考えていいのでしょうか?

ひろし@小南部 2018/05/03(木) 23:04:30
日本では葉桜のころから田が黄色に染まり始める頃までを雨期に見立て、イチョウの葉が散る頃から桜が開花するまでを乾期に見立てると、たいていの雨期乾期型の着生ランの栽培はスムーズになると思います。

バラ美 【近畿】 2018/05/03(木) 23:26:15
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ひろし@小南部さま、ありがとうございます!
とても、よくわかるアドバイス、感謝です。


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