山茶花の落葉・小枝の枯れについて
yagi/k
【甲信越】
2018/04/23(月) 11:36:31
自宅新築(12年前)の際にの生け垣代わりに20本程度の山茶花を植えてありますが、3〜4年くらい前から4〜5月頃なると葉っぱが黄色くなり落葉が多くなり、、又小枝の枯れも多くなります・木の威勢も心なしか衰退いしているように感じます。木の勢力を蘇す消毒等の対策がありましたら教えてください。宜しくお願いします。
樹勢の衰退
2018/04/24(火) 20:50:24
適当出鱈目に植え付けても、殆どの場合には、元気に育つ植物群ですが、稀に、くそ丁寧に神経質に植えても、枯れる弱る場合もあります。
衰退するほとんどの原因は、「植え付け=育む」意味と「穴を掘り埋める」の意味を同一視している事です。
植え付ける事は、根を最適環境状態(固相、液相、気相のバランス)に置き、地下部の根の成長を援助し、布いては、地上部の花実枝葉を健全に、育む事に繋がります。
つまり、将来の展望を見据えて、植え付け穴をできるだけ広く深く掘り、良く土を解し、腐葉土等を混ぜ込んで、できるだけ長く土の陳腐化硬化を保つようにした方が良い。
人の寝具でも、湿って硬く汚れ異臭がする布団より、天日干しし太陽の香りのする、フワフワの布団の方が、気持ちよく熟睡でき、疲れもとれ、朝もスッキリと起きられるイメージ。
椿山茶花の性質として、根と枝の方向性が一体化していて、その方向の根が傷めば、その上の枝も枯れる育たない、再生しにくいことです。
逆に言えば、枝が枯れ落ちれば、根も傷んでいることになります。
木が大きく成れば、良く目立つようになります。
究極の状態は、幹の樹皮が朽くされ、幹が片枯れすることです。
詫び寂びとしての、風流と言えば風情がありますが。
椿山茶花は、落葉ではなく、常緑樹ですから、新芽がはえる新緑の時期には、葉の寿命で、他の時節より多少は、古葉が落葉したり変色するものです。
まして、花後の疲れや過酷な冬場の試練もありますから、猶更の事です。
しかし、小枝が枯れる事は、異常事態です。
そこで、根の環境改善(根張り根域改善、土壌改良)し、根と枝葉のバランスをとるために、一枝に付き元気な古葉を3〜4枚残して、剪定する事も一つの方法です。
椿山茶花の根は、サクラやツツジ皐月と同様に、根が浅い(酸素要求が強い)ですから、株元を踏まない土を固めないほうが望ましい。
掘り起こし耕して、一度にすべての土を土壌改良し、再び植え付けする事ではなく、2-3回(年)に分けて、部分的に改良する。
今の土5に、培養土5(川砂か鹿沼土か赤玉土7と腐葉土3の混合物)として、を混ぜ込んで、埋め戻す。等も一つの方法です。
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yagi/k
2018/04/25(水) 12:35:18
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有り難うございました。
yagi/k
2018/05/26(土) 16:55:31
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有り難うございました。検討してみます。
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