もくれんが咲かない

[園芸相談センター]の過去ログです

バラ美 【近畿】 2018/03/27(火) 20:48:05
8年前、1.5bほどの、苗木を植えて、順調に育っていました。バルカンという品種です。
が、2年前、植え替えてしまいました。
植え替えてしまってから、もくれんは、植え替えをきらうとしりました。
やっぱり、2年間、花は咲きません。
陽当たりも、悪い条件になってしまいました。
以前は、朝9時頃から、3時まで。
今は12時からしか、当たらず、夏には西陽が当たってしまいます。
けれど、よそのお宅の、同じ品種のもくれんは、陽当たりが、いまいちなのに、よく咲いています。
だから、陽当たりより、やはり、植え替えたことが、咲かない理由ではないか?と考えます。
この先、なすべきことは、腐葉土を、すきこむこと、ぐらいしか思い付きません。
できることがないか、土や、肥料に関してなど、アドバイスいただけないでしょうか?

火山咲木蓮 2018/03/28(水) 04:18:47
育てたことが無いので、良く解りませんが

>植え替え・・・2年間、花は咲きません。

環境の変化による、若返り現象としか思い浮かびませんね。
そのまま、咲くまで、待つ方が無難かも。
来年に咲くか、10年後に咲きだすのか

マジな話で、なめるなよ!!と怒鳴りながら、足で蹴って、蹴りまくるとか。
太い針金で、コルセット状態に締め付けるとか

矮性改良品種でない限り、基本的には、株元涼しく、樹冠日当たりガンガンで、尚且つ相対的に、樹高高く、枝張り複雑にが、高木系の開花条件です。
庭木に、肥料は不要で、害はあっても利はありません。
土壌改良最適化ですが、ほとほどに。施工するのなら、スポット的に、元気がなくなってきてから、腐葉土を漉き込む、混ぜ込む程度に。
葉木と花樹と果樹とでは、一寸異なります。期待通りになっているのなら、どうでも良い事ですが、

私なら、樹高の2/3残しの1/3カットで、枝数を増やします。
又は、樹皮が裂けない剥離しない程度に、日数をかけて幹や枝(幹より出た第一枝)を徐々に曲げます。1番枝に2番枝を出して、更に2番枝から3番枝を生えさして、ストレスを与え、古木化を促進させます。
一花咲けば、後は適当に、コンパクト化を謀ります。
株元から生えるヒコバエや下半身の細いひ弱な枝は、取り除く。

花が咲かなくなった花樹は(木が若返った、咲く事を忘れた、開花成熟樹齢から、成長樹齢状態に戻った)、花の咲かない花樹(木が若い、開花成熟樹齢より成長樹齢状態にある)より始末が悪いものです。

>よそのお宅の、同じ品種のもくれんは、陽当たりが、いまいちなのに、よく咲いています。

最近は、古来の在来種時代とは違って、改良品種も多く産出され、更に洋種が多く移入されてきています。
従って、同じ品種と言っても、外見だけでは、比較できません。
又、同じ品種(遺伝子的に)でも、販社生産者輸入業者により、名札の名称が違っているものもあります。ペンネームのようなもの。
遺伝子的に、同じ個体でも、環境の変化に敏感なものもあれば、鈍感なものもあります。
紫木蓮系だけでも、改良品種として、50種類あるとかないとか。

ネット情報によれば、バルカンも最近の改良品種です。アメリカ改良系とかなんとか

>もくれんは、植え替えをきらうとしりました
嫌うの意味が、従来の意味は、枯れやすいという意味でしたが、最近は、枯れるのか、弱るのか、花が咲きにくくなるのか、どのような不都合が有るのか、それはなぜなのか、一体全体どういう意味なのかを知らなければなりません。
これは、育てたものでないと解りにくいものです。
育ててよく観察しないと、解らないことです。しかも、不具合が起こり、修復復帰でき更に、その結果が納得でき、再現できてからの話です。

木蓮は、植え替えを嫌う(枯れやすい)とするならば、鉢植えができなくなります。盆栽もできなくなります。尤も盆栽モクレンは、盆栽専用の品種がありますが。
ガス用ホースと水用ホースとは違います。
同じ水用のホースでも、口径が違います、口径が同じでも、材質や色が違います。同じ色でも、新品と中古や劣化状態とでは、違います。
こちらの違いは、見ればわかりますが、生き物や気持ちは解り難い事です。山の天気と女心のようなもの。

矛盾しますが、植え替えた、日当たりが悪くなったことが、原因には、違いが無いでしょうが、どうすれば戻るのかは、模索してみないと誰も解りません。
なにぶん、モクレンとは、日本語が通じませんから。ドラえもんに通訳してもらわない限り。

私宅にも、どこにでも見られるありふれたサザンカ(花付が悪い)一株とキイチゴ(花は咲けど実が成らない)一株が、何をしても、改善されていません。

今の時期なら、染井吉野サクラ(一本でなく、並木風)とそれぞれのサクラを訪問し、一本一本と対話しながら、どこに花が咲いているのかを聞いてみれば、そこにヒントがあるかもしれません。
私も、今年になって、やっとサクラと梅や桃の違いが分かったほどです。
雄蕊の数や花びらの形の違いでの区別ではありません。
花梗の性質の違いで、サクラは、基本形はサクランボ型の2本(2花)仕立てで、吉野サクラは、3本からそれぞれ分岐して一つの蕾から、最大6花咲く、通常は、3-4花。
まだ解らないことは、今は幻の桜となっていますが、どの桜の雄蕊を見ても、雄蕊が、ドームタイプでない王冠のように、連なっていて、一本だけ独立している、その連なっている雄蕊の数が、必ず偶数で、(一花としては奇数)、であり、しかも雄蕊の数もすべて同じ数で固定されています。この意味が、未だに解りません。
今年は、買ってから、一度も花の咲かない枝垂れ桜を貰ってきたので、何年で花が咲くようになるのやら挑戦中です。

カッチン 2018/03/31(土) 13:31:20
木蓮は日がよくあたる高さまで伸びないと咲かないですよ。

土壌改良もどの程度元の土が悪いかによると思うけど、枯れてないならあまりこだわる必要がないかも。

植え替えたり、大量に枝を切ったりすれば、そのあと咲かなくなるのは、どんな木でも普通のことと思いますから、よけいなことをしないのが一番かも。

生物が環境に適応するまでは時間がかかるのです。人間も。

それだけではないでしょうか。

バラ美 【近畿】 2018/04/01(日) 21:12:46
火山咲木蓮さま、カッチンさま、ありがとうございます。
ひこばえなどは、切りとるとして、このまま、様子を見るしかありませんね。大好きだった花なので、なんとかもう一度、咲いてもらいたいです。


[園芸相談センター]の過去ログです

園芸相談掲示板@園芸相談センター園芸相談センター