発芽後のビオラが大きくならない

[園芸相談センター]の過去ログです

【関東】 2017/11/18(土) 13:08:40
10月の下旬に蒔いたビオラが今だに双葉の状態で大きくなりません。薄めた液肥を2回ほど与えてみましたが変化はないようです。
毎年同じ方法で苗を育てていますがこんなことは初めてです。
今晩から寒さが強まるそうなのでビニール袋で防寒しました。このまま枯れてしまいそうで困っています。

パンジービオラ 2017/11/18(土) 19:26:55
ざっくりと、ビオラの発芽条件と生育条件とは、違うので分けて考えることです。
更に、発芽後の栽培地の環境も、日に日に悪くなってくる。
以上の3条件を、良く理解し、その気配りをしなくてはならない。

植物の生育には、温度と陽光が必要です。
これからの時節は、日増しに温度が低くなり、陽光も弱くなってきます。

そこで、日当たりガンガンの上、温度を高くする必要があります。
通常20℃前後(L15℃H25℃)かも、
更に、種まきは、移植する(根切り)ことも必要かも

昔は、草花の種まきから、生育収穫まで、花暦や陰暦(月基準暦)や観天望気し、種まき適期や生育状況や収穫適期を見極めていました。
戦後の安定成長期に入ると、商品化栽培技術が発展してきました。
更に、インターネットが身近なものになっってくると、

レジメのみの解説が広がり、多方面から報告されると、レジメはレジメであって、本文が紹介されていませんから、報告発表(話題性と優越感)や行動は最新型でも、実施者自身の認識感覚は、明治大正のまま旧態となり、不一致となっています。
ネット情報の欠陥は、庶民的であり親しみやすいですが、基本条件が宣言されていません。
基本条件を理解し又は、自己設定後に読まないと、トラブルが発生します。
単位を揃える、通分する、翻訳する等の条件設定基準設定・・・環境設定
音楽の四分音符は、何色? おいしいの? 何ドルなの? と言われても判断できなくなります。

>ビニール袋で防寒しました。このまま枯れてしまいそうで困っています。
困ったり、不安になる必要はありません。

耐寒性は強いですから、土がカチンカチンに凍結しても、霜柱で根が浮き上がり、一粒の土もなく真っ白な根になっても、枯れることは九分九厘ありません。ご安心ください。
タダ、毎朝、霜柱で 根が浮き 上がれば、指で押さえつけ埋めもどす手間はかかります。
いずれにしても、春になれば、それなりに大きくなり、花も咲くます。
と言っても、やはり、株の大きさは、初花が咲くまでに大きくしておかないと、豪華な一株20〜30cm強のこんもりとした球体にはなりにくいです。
野スミレの大型版程度とやや寂しいかも。
小さい場合には、植え付け間隔を5cm程度と狭くすれば、それなりに見栄えはしますが。
いずれにしても、5月になれば、茎が徒長して花姿は、乱れてきますが。

更に移植の時に、根が切れて無くなっても、茎葉のみであっても、幼苗であり、冬場の事(雑菌は冬眠中)ですから、高確率で、そのまま埋めれば、挿し木となり発根します。
移植は、極めて小さくても、凍土が融けて軟らかければ、植え付けできます。
我が家のコボレダネ発芽は、まだです。来月の中頃の移植かも。本葉5mmくらいになれば、雑草との区別が付き、拾い集め移植するつもりです。
2-3cmに育てば、本植え付け予定。
その後は、毎朝霜柱による浮き根を押さえつけるのが日課になるかと。

9月蒔きした苗は、バッタの集中食害攻撃により、95%壊滅ですが、少し残っています。
一寸した気配りを横着した結末でした。
もともとから、一株でも残り、一花でも咲けば納得する性質ですから、それでも満足です。
まず、生えたら生えたで、植える場所がない環境下ですし、他にも春に咲く花は、沢山あります。
どちらかと言えば、私にとっての、ビオラの存在価値は、鉢土の保湿水加減の花の咲く生きた保湿計器のようなものです。

最新技術とは、営農情報(知識や熟練度と施設がある人向き) や学術論文(成功した時だけ発表) と農業系学生の実技実習内容の公開(実習ですから、内容も一度の実習ですから未熟)によるものを、完全完璧マニアルと勘違いして読む事に誤りがあることです。
指導マニアルというより、栽培する一つのヒントとして理解したほうが良い。

【関東】 2017/11/18(土) 22:54:42
ご回答ありがとうございます。
こぼれ種で発芽したビオラは大きくなっていますが、相談の苗はまだ育苗箱の状態です。毎年今頃はポリポットに移している時期なのですが・・・
温度管理をして様子を見てみようと思います。


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