栗の木の消毒

[園芸相談センター]の過去ログです

ころ 【中国】 2017/10/25(水) 16:06:09
毎年栗の実が沢山なるのですが半分以上虫がついていて食用になりません。良い防虫の仕方を教えてください。木は山中にあり、5メートルくらいの大きな木です。

伊賀野ボグ 2017/10/25(水) 21:10:48
栗は虫が付着していて、当たり前の世界です。

棘皮が弾けたら、落果したら、毎日収穫する、拾い集める事です。
更に、ネットに入れて24時間水没させ、冷凍庫に3日入れて凍死させ、パーシャルで、解凍を兼ねて、ひと月冷蔵させて糖度を上げる実果実と巷では、噂されています。
破裂したら、確実に虫が入る、虫食いになるものと割り切ることです。
今市販されている、生栗の粒でも、そのまま常温で放置すれば、数日で、虫食いになります。
虫食いにならない確率は、年頃の娘に虫が付かない確率と同じと割り切ることです。

と言っても、仕方がないので、啓蟄前に、剪定して、剪定後直ちに、庭中、畑の隅から隅まで、隈なく安物の殺虫農薬で消毒する。その後毎月1回、栗のみでなく、付近一帯隈なく消毒し、
但し、盆過ぎ〜収穫前2〜3週間前までは、虫食い蛾専用の農薬を散布することです。
面倒なら、農薬嫌いなら、我慢するしかないものと割り切ることです。

あくまでも、殺虫効果狙いではなく、害虫をよりつけさせない忌避効果狙いです。
放棄地や、雑木林や農薬嫌いや無頓着栽培の人も多い事ですから、殆どかも・・・・

栗の性質と剪定の位置やタイミング
http://www.nogyo.tosa.pref.kochi.lg.jp/info/dtl.php?ID=1729

栗栽培の暦
http://www.ohzora.is-ja.jp/pdf/h27kuri.pdf

栗専用農薬の種類と持続効果
http://www.page.sannet.ne.jp/ja1jor/pdf/kuri_noy.pdf
http://www.pref.okayama.jp/norin/nousou/noushi/seikaPDF/h17/17kaju-4.pdf

農薬は、安全と言っても、毒は毒ですから、取り扱い説明書を毎回隅々まで読み理解する癖を付けましょうね。
自動車は、便利で、本来は安全なものですが、核弾頭より、遥かに格段に、死亡者や後遺症の発症者は、多い。
オートマチック車は、ギヤー車より遥かに、安全設計されています、だから免許も簡単に取れますが、マスコミ報道では、大げさに流されています。
それだけ事故が多ければ、免許基準を逆にすればよいだけですが、ブービーマスコミでは、その事ですら気が付かない。
それも仕方がない事ですから、柚鳥ちゃん天下ですから・・・

日銀の黒田の言い訳、経済は歴史上最長期間の右上がり継続中!!
これは嘘です。
50万円の月給が半分の25万に下がったとして、(10年前の貧乏人ローンの影響)、毎年2万円給料が上がったとしても、12年以上経てやっと元になる。1万円昇給なら25年間は必要となる。
25年後なら、国土は存在しても、日本統治など消去されているかもしれない。
だから、ボスは、外国への表敬訪問時には、消費税を持ち出して、配りまわっている。
行きも帰りも、いつも夫婦円満にして、笑顔が満ち満ちている。
これも、いつまで続くことやら・・・・

という事で、適期剪定、毎月の忌避消毒、毎日の収穫と直ちに殺虫冷凍が、要になるかも。

ころ 2017/10/26(木) 16:10:41
[[解決]]
伊賀野ボグ 様
大変懇切丁寧なご説明有難うございます。大変よく理解できました、ただ私は遠隔地におり毎日拾うということができないのが難点です。農薬はやはりやめることにいたします。次善の策で頑張ります。
25年たっても国土が健全に残っていることを祈りながら。合掌。


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