コルジリネの新芽の扱い方法
ぱるる
【東海】
2017/10/12(木) 22:24:03
5年以上元気に育っていましたコルジリネがなぜか枯れてしまいました。コガネムシにでもやられたのかなあと諦めていたら、最近2本の新芽が茎の側面下の方から伸びてきました。
芽が出てきたのはいいのですが、今後どのようにしたらいいのかわかりません。
そのままでいいのでしょうか。その場合、将来的に見栄えの良い形になるのでしょうか。今までの太い茎はそのままでいいのか。
それとも新芽を取って、その新芽を植えるのか。
過去にも同じような相談がありましたが、どうしたらいいのかわからないので、改めてアドバイスお願いします。
コルディリネ
2017/10/13(金) 12:05:46
>どうしたらいいのかわからない
私も、なんとも言えません。・・・・土と根状態や木姿を実際に見ないと答えようがないです。
投稿日が、春分(冬疲れ衰弱、寒さと過湿)とか秋分(夏疲れ、根詰まりと土の乾燥)の時節なら、赤玉土7と腐葉土3の万能混合土で、植え替えた方が良いといえますが、・・・・
基本的には、大変丈夫な観葉ですが、東海の10中なら心持遅いかも、
私個人なら、どの草花でも、どのような状態でも、気分次第で、躊躇なく時節にかかわらず、根洗いして、根の状態を確認して、植え替えますが・・・
尤も、勢力旺盛に復活しても良いし、枯れても、場所が空いたと歓迎しますし、予備苗もありますから・・・
>将来的に見栄えの良い形になるのでしょうか。
景観に関する、好みは、置く場所等人それぞれですから・・・
草丈低く葉多くが、コンパクト好みなのか
http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/zoku/cordy2.htm
それとも、草丈高くか
http://www.sukemitsu.co.jp/flower_marche/hana_blog/wp-content/uploads/2017/01/1e15bf81c24bf42f1b895254283fd2b9.jpg
http://www.yamaen.co.jp/wp-content/uploads/2016/01/DSC_0026.jpg
異形仕立てか(歪曲、二股、クランク根上げ)
http://img13.shop-pro.jp/PA01070/218/product/61634687_o3.jpg?20130723114628
http://img13.shop-pro.jp/PA01070/218/product/66195802.jpg?20131105110436
http://img13.shop-pro.jp/PA01070/218/product/70669663_o1.jpg?20140204170504
>東海の10中なら心持遅いかも、
>新芽が茎の側面下・・・芽が出てきたのはいいのですが、今後・・・
春のように、根が活発に繁殖してくれれば、良いのですが、これからは、根の成長が緩慢もしくは、停止してきます。
反面、新芽は、寒さで幾分緩慢であろうとも、生えた以上成長します。栄養が、根から吸収して成長いるのか、茎や根の養分で形式的に、生きているように、見えるのか。
株の栄華盛衰は、根の盛衰を、葉が萎れる落葉する変色する等敏感に反映してくれずに、大変遅く数か月後に反映してくることに、問題があります。
更に、茎が少しでも生きていれば、根も復活したり、逆に根の一本でも生きていれば、茎が回復して、茎芽や小苗が生えてきたりと、紛らわしい系の観葉です。
極端な場合、枯れた株を花壇の隅っこに、捨てて置いたら、1年後2年後に、子供が生えて、初夏には大きくなってきたという事もあります。
枯れたので、かたずけるのも面倒とそのままにして置いたのがとか
土も、最近の軽い土(ほぼバーク100土や発泡加工砂100に近いもの)ものより、昔の赤玉土主体の重い土万能土が、無難です。
バーク系は、過湿弱りや冬場に弱く、発泡系は、夏場の乾燥に弱い傾向があります。
根詰まりも、鉢一杯に根が張り新たな根が生える空間がないという意味ですが、鉢の淵や上下に十分な余裕があっても、株元付近に団子状に固まっている場合もあります。
どちらも、良くない事ですが、
特に、この系統は、団子状根詰まりでも、根の栄華盛衰を繰り返します。
先にも、書いたように、弱るのは、特に冬場で、次に夏場ですが
その疲れが、晩冬初春や初秋初冬に表面化する。
その疲労が回復するころに、次の夏や冬場がきて、早く回復すればよいのですが、遅れたら、弱ったり復活したり、じり貧になるなどの栄華盛衰を繰り返す。
過湿によるじり貧 イメージ 先端だけにひ弱な葉が数枚ある
http://stat.ameba.jp/user_images/20120912/08/yamamoto20120206/e3/96/j/o0800060012183920116.jpg?caw=800
主に冬場の寒害で、他に冬場夏場の大気乾燥日焼けによる葉の脱水害(観葉は冬場は室内管理で、土水より葉水が良い、夏場は半日ひかげの土水葉水という事かも)
http://stat.ameba.jp/user_images/20140324/19/inmygarden/ba/92/j/o0600040012885782294.jpg
http://dadfpmh61h9tr.cloudfront.net/2016/05/13/1463142159085_thum_tmp.jpg
結論として、春秋の成長旺盛期に、元気もりもりと育て続け、その惰性で冬夏を乗り切るとなる。・・・本来は、雑木系で丈夫な観葉ですが、管理する気持ちとしての心構え
質問の回答は、春まで、待つか一日も早く、好みに応じた処理にするか、植え替えと根の確認など。
今更、景観重視としての、芽の処理は無視することです。
5月の連休にでも、挿し木する成りすればよいかも。
冬越しすれば、後から仕立て直せば、何とでもなりますで。
根の状態・・・常に白い根が旺盛なことに気配り
http://gardenplant.blog.fc2.com/blog-entry-1267.html?sp
この辺のサイトが、理解しやすいかも
http://www.sc-engei.co.jp/cultivation/details/98.html?showtab=2
コルディリネ
2017/10/13(金) 12:16:58
尚、根の形状には
比較的強い、根が芋状の種類と、細い根(普通の根)の種類もあるで
住化のサイトは、芋状根(下の繁殖図)で紹介されてるんで勘違いしないように。
ぱるる
【東海】
2017/10/13(金) 22:30:32
コルディリネさん、とても詳しい情報、アドバイスありがとうございます。
元気のよい時は↓のような感じで、大きさは写真の半分くらいです。
http://www.yamaen.co.jp/wp-content/uploads/2016/01/DSC_0026.jpg
鉢植えで日当たりが良いところに置いてありましたが、一度も肥料は与えませんでした。
やはり今までのような形にしたいので、春ごろまで待って、芽を取って植えたほうがいいでしょうかね。
芽を植えて大きくなると↓のようになるのでしょか。
http://dadfpmh61h9tr.cloudfront.net/2016/05/13/1463142159085_thum_tmp.jpg
でも茎や根を切って、植えても芽が出てくるとは驚きです。
コルディリネ
2017/10/14(土) 23:22:58
>春ごろまで待って、芽を取って植えたほうがいいでしょうかね
。
横着しても、事細かく管理しても、枯れる時には、枯れるで、生きるものは生き続けます。
そうであるならば、春まで待ってから、始末したほうが、業湧くことなく、納得する事でしょう。
この系統も、品種が多いですが、大まかに区分して
太葉系は
http://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-04-fc/tsuka2412/folder/715204/23/39521623/img_0
細葉系なら
http://thumbnail.image.shashinkan.rakuten.co.jp/shashinkan-core/showPhoto/?pkey=c1ee4409b17170374720976ad904766a7e862b80.82.2.2.2j1.jpg
のようになる。
日本のような四季のない自生地では、南国のヤシの木と変わらなくなる。
http://naturenz.net/wp-content/uploads/2017/03/P9115421_2_3_tonemapped-1024x749.jpg
尚
http://dadfpmh61h9tr.cloudfront.net/2016/05/13/1463142159085_thum_tmp.jpg
は、主幹1本(一株)ではなく、主幹の周りに沢山の子供が増えて集まっているようにも見えます。
日本には、四季があるので、東海ではこのようにはならないと思います。
冬に、下葉から寒さで枯れ込む、鉢植えなら根張りの限界もある。
従って、枯れる直前の、元気な姿程度と思われます。
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