メロンが枯れた後の土

[園芸相談センター]の過去ログです

ピンキー 2017/07/13(木) 07:52:50
おはようございます。
大切に管理していたつもり(新培養土・肥料等)でしたが、
鉢植えのメロンが大雨の後、枯れてしまいました。
引っこ抜いて見ると、地際の茎が避けるチーズみたいになって
二株とも同じ症状でした。

質問は、この土を使えるかどうかです。
よろしくお願いいたします。

恋の三九三 2017/07/13(木) 12:39:04
>この土を使えるかどうかです。

一定の条件付きで再利用することができます。
一定の条件とは、土壌消毒する or 同じ野菜を数年間植えない(まったく違う野菜を植える、病原菌が自然消滅した数年後に同じものを植える)

これは、土と連作障害(輪作転作の勧め)の問題です。
基本的に、どのような植物でも、同じ土に同じ分類のグループ(科属・家族)の植物を連続して栽培すると、病気(害虫)になりやすいと割り切ったほうが良い。
人に言い換えれば、家族内や学校でも、誰かがインフルエンザやエボラ等の病気にかかれば、伝染し共倒れになりやすい為に、隔離したり立ち入り禁止したり地域内を広範囲に消毒して、大騒ぎになります。ワクチンを注射したり・・・
しかし、必ずしも病気が伝染し発病するとは限らないし、死亡入院等重体(枯れる)になる場合から微熱程度(葉落ち)で済む場合もある。
ワクチン接種の副作用で、死ぬとか後遺症がのこる場合もある(薬害)
野菜の場合には、この立ち入り禁止のことを同じ場所(土)に植えない、連作しないといいます。逆の表現をすれば、土を変えるとか違う場所に植えるとなります。
いつまで連作したらダメなのか、どの植物が伝染しやすいのかは、厳格には解っていませんが、昔からの経験上、病気になりやすい品種は、「休栽年限の目安」として、公表されています。
http://www.jaokanishi.jp/jigyou/einou/13/12_1/

連作障害の被害は、枯れる腐る、育たない収穫できない、収穫しても小さい不味い等 
伝染病も害虫もおいしいメロンを植えてくれると思っているので、大集結しています。そこにメロンを植えれりば、ありがとうとも言わずに、待ってましたとばかりに食べ始めます。葉を食べるだけならまだよいとしても、根(虫歯や口内炎)や茎(血管や食道などの輸送路寸断)が食べられれば、腐る枯れるしかない。
雨後の今頃なら、草むらに入れば蚊が集まって刺されるとか、雨風で壊れた巣の周りに飛んでいる怒った蜂の中へ入り込めば刺されます。
いなくなるまで、待つか、薬殺しないと仕方がありません。

そこで、どうしても、今の土で、今日明日にでもメロンを植え付け使わないと気が済まないのなら、リスクが大きいですから、我慢して、土を変えるか、その土でのメロン栽培をやめてトマトかナスビで我慢しなさい。という事です。

とにもかく、野菜栽培は、うざいものが多いですから、
種を蒔くなり植え付けたら、失敗したらダメです。
売れる売れない、おいしい不味い、外面の綺麗汚いの問題ではなく、
植え付けたら、収穫するまで、成功し続けなければならない。
失敗は許されないものと割り切ることです。
特に、実野菜は、失敗は許されません。
カンペ持ち込みOK,不正行為もズルもOKです。何が何でも成功させるか、最初から栽培しないかどちらかです。
一回成功したら、食い逃げすることです。
柳の下に・・・・等スケベ根性をもつと どえりゃ事になる。


http://shop.takii.co.jp/flower/bn/pdf/20130143.pdf
http://www.takii.co.jp/tsk/bugs/ama/disease/turuware/index.html

恋の三九三 2017/07/13(木) 12:48:59
リンク不成立につき、訂正補足

メロンと長ネギを混植すると 連作障害を軽減でき る - タキイネット通販 [https://shop.takii.co.jp/flower/bn/pdf/20130143.pdf_green]
https://shop.takii.co.jp/flower/bn/pdf/20130143.pdf

ピンキー 【中国】 2017/07/13(木) 13:34:17
回答ありがとうございます。
次に植えたいのは、鉢が小さくなりつつあるイチジクです。

恋の三九三 2017/07/13(木) 14:40:00
>恋の三九三
イチジクなら問題なくメロンの土で再利用できます。
できれば、鉢植えですから、粗い腐葉土1(土の固化防止)と鹿沼土1(保湿排水促進と乾湿で変色するので湿度計の代用)と古い土8と石灰を極少々(ミネラル過不足は、災いの元凶)を混ぜた方が良い。多分メロン栽培時の肥料分が残留しているので元肥や追肥はいりません。

できれば、可能なら、土壌細菌の均衡更新のために、古い土を混合する前に、おまじないとして、古い土だけ天日干し(風干しでなく、直射日光で)を1-2日したほうが良い。
コンクリートやアスファルトの上で、厚さ10mm前後に薄く広く広げると、太陽エネルギーが土粒の中に詰め込まれ、厄払いがされ好転する。
そのためには、厚さ10mm以下で干す必要がある。
太陽は神の使いであり、風は邪気を連れてくる。風で乾かすのは良くないです。
イソップ寓話の「北風と太陽」や風水の源より (。´・ω・)?

尚、天日干しした土は、撥水性が強いので、鉢に入れる前にある程度水で湿らしてかき混ぜておいた方が良い、更に配合し植え付けたら、土を洗う気持ちで、土の濁りがなくなるまで水やりしたほうが良い。
さらさらにシツコク、根の下と底土の間の空間を土で埋めるために、竹箸で突っついて、土と根を密着させる。

贅沢言えば、天日干ししたら、篩で微塵粉土を取り除いた方が、
排水や吸水を促進し新鮮な酸素の供給が促進循環する(土中の換気)、尚この場合には、廃棄した微塵粉土の分だけ鹿沼土(軽い)か赤玉土や川砂・余った土(重い)・畑土等を補充するとよい。・・・・これもおまじない。

その後2週間程度は、木陰など涼しい場所で静養させると尚よい。
葉枝や根を半分程度に切り捨てるとか

このような一連の行為を癖にしておくと、手入れしていても、枯れさせる最も多い原因は、植え付け植え替えの失敗ですから、この失敗から解放されるかも。

ピンキー 2017/07/15(土) 10:44:37
早速昨日天日干しにしております。
微塵を取り除き、腐葉土等をませたいと思います。
腐葉土の代わりにバークたい肥でもかまわないでしょうか?

「植え付けて土と根を密着させる」私はこの手間をこれまでやっておらず、
樹木等の挿し木苗を植え付けて多々枯れさせてきました。
これからは、この手間を丁寧に行いたいと思います。

恋の三九三 2017/07/15(土) 13:10:46
>腐葉土の代わりにバークたい肥でもかまわないでしょうか?
どちらでも良いですよ。

肥料効果狙いより、土粒と土粒の隙間を埋め、空間を程よく持続させるクッションの役目狙いとして利用しています。
他に、科学では解明されていなくて、無機質(土粒)では、得られない有益微量栄養素の補完・微生物の自然調和などの目的

市販の腐葉土は、お高いですから鉢数が多いと・・・
市販腐葉土の性質・・・持続性に弱く微塵化(自然分解劣化)しやすくヘドロ化する。

バークたい肥・・・粒が粗い分長持ちする、旅行行楽で水やりを忘れ、土が乾燥しすぎると土の保湿が長持ちしない、(バークの表面だけ水濡れしバークの芯まで水を含んでいない) 

鉢土をカラカラにしてしまったら、水を上げた時に、30分以内に新芽や葉がシャキッとするものの、しばらくしたら再び萎れるようなら、鉢土が乾燥しすぎて、表土外見はビショビショでも、水を含まずに、土が撥水して、根や根付近等隅々まで濡れていない(表面だけで芯まで含水していない)、この場合には、バケツやビニール袋に入れて30分程度、鉢土を水没させるとよい。

いつまでもジュクジュクの過湿状態とさらっとした敵湿状態の違いは、土粒や有機質の芯には過湿状態で、表面が生乾きが最良の状態で、表面がジュクジュクで芯が乾燥しているのは、好ましくない状態で、表面も芯もジュクジュクなら、最悪な状態と言える。これに真夏の高温が加われば蒸し器料理のような根蒸れする。冬なら窒息死(冬には水を控える根拠)、それ以外なら水虫皮膚病になるという事です。
このサラっとした湿り気のある根域をいかにして保つかが、水やりの得手不得手となる。
これが、理解できるようになるまでに、3年かかるといわれています。当たり前のことですが、水やりは、土を湿らす事ではなく、根を潤すことです。(植物別、品種別個体別や見えない根の健康状態にに合わせて)
これがなかなか理解できないことです。

その一つに、
植え替え(根の環境改善)をしたり
、微塵粉土を取り除いたり(野菜は多い目に、草花や花木は少ない目が管理しやすい)・・・篩をかけた時に、微塵粉土する量や比率を確認しておいた方がよい。又、植え替えた時には、その時にしかわからない、根張りの位置や密度と根の健康度も観察しておいた方が良い、鉢植えから地植えにする場合には、根のループや反りかえり等根の癖を伸ばし広げるとか根をカットして是正しておくとよい。
土の粒大きさや質(資材の配合率・岩石種類・単粒子団塊構造など)がいろいろとあれが良いこれが良いなどと解説されている。

草花が、手間暇無くして、健康スクスクなら、見栄えや後の雑用さえ気にしなければ、資材など何でもよい。ぼろ布でもゴミでも、溝にたまった土でも、廃棄する根や落ち葉残土でもなんでもよい。

又水やりは、根の湿度を調整するとともに、根に酸素を送り有害ガスを排出したり、有害雑菌や老廃物を排出させる働きもある、
同時に、肥料栄養素も流れさせる、このために不足した栄養素を追肥する必要があるかもしれません。・・・流失し不足した分だけ追加する。
このことは、水受け皿は、土の洗浄シャワーに有害となる(肥料過多、雑菌老廃物の繁殖蓄積と土へ還流させることになる、心臓弁膜症)、水受け皿は便利ですが、横着をするための貯水皿ではない、掃除の手間を省くため、床の泥汚れ防止対策ツールであるり、不快虫の拡散侵入対策ツールである。


贅沢言えば、2週間後に、様子を見て、表土2-3mmに、捨てる微塵粉でマルチングする(水やりで粗すぎるのを調整する)とか、できれば、捨てる微塵粉土をもう一度篩にかけた微妙に近いやや粗いものを振りかける(最後の塩一つまみ、醤油の一滴のイメージ)
又は、古土に鹿沼土か赤玉土を配合するとき(1割)か2週間後(静養後)に、表土2cm程度マルチングすると自然風化で、粒子と粒子の隙間が腐葉土とともに、程よく保たれるかもしれません。

ある程度、根が生えれば、根が自分で、根の環境を調整します。
イメージとして、根詰まりしたら、乾燥したらますます乾燥し、ジュクジュクなら、いつまでもジュクジュクな状態となりのす。
適度な保湿が保ちにくい。
言い換えれば、太りだしたらますます太り、痩せだしたらますます痩せて、理想体型が保てないようなもの。
生垣でも、小さいものはなかなか大きくなりませんが、一度大きくなれば、刈り込んでも刈り込んでもすぐに鬱蒼と蔓延るようなもの。雑草も病害虫も同じ。

これらを自然調節(自然調和)しているのが、人間社会以外の生物多様性とか弱肉強食とか言われている。
土なら、雨風自然気象(太陽の恵みと災い)が調節し、生物の進化(環境適応性)が追従している。
そういった意味なら、石も山も生物ではありませんが、生き物であるといえる。生きている。
という事は、自然をよく見極めることができれば、災いを回避でき、その災いすら、有益なものとしてより豊かな資源として利用できる。
禍を転じて福と為すということかも。
そのためには、
転んでもタダでは起きない
を習慣づければ
人に行く裏に道あり花の山
となるかもしれない。

尤も私は、超自然主義ですから、もっぱら
ただひたすら、寝ながら、大きな口を広げて、ただ茫然と待ち続ける
棚から牡丹餅している方です。
http://lh4.ggpht.com/eUXmbmUN3LCOd1HSbo2krYs4ijkQPjgIq82TcovWpy0KUXj51M8A1244f2ZK_rOvqQ=w300
http://s-media-cache-ak0.pinimg.com/564x/ef/49/0e/ef490e26bf8f64513bb61d0a7f1558dc.jpg

・ス・ス・スフ三・ス・スO 2017/07/15(土) 13:54:44
>バークの表面だけ水濡れしバークの芯まで水を含んでいない
雨後の雑草の葉は、ビショビショですが、しばらくすれば乾きます。
濡れた絨毯布団は、なかなか乾きません。

小麦粉に水を入れても、人為的に程よく混ぜたり練らないと、撥水する

土と水がになじむとは、砂糖に、醤油をひたひたに入れて、ラップ(マルチング 乾燥防止)して、置いておけば、最初は、砂糖と醤油が分離していて、それぞれの味風味が孤立していますが、しだいに飴状にとろみが出る。・・・自然調和
追熟とか余熱調理も同じくなじむまでに、時間が必要。

早くしたければ、加熱すればよい事ですが、焦げたりする害もある。カルメラや大学芋の失敗作やカタクリのとろみ感や焼き飯なども同じ。
焼き飯のパラパラ感なら、最初に油を入れるか、飯に油をませこんで炒めるか、油の次に卵を入れて、卵に油をしみこませた後で、飯を入れて、浸み込んだ卵の油を飯の表面にコーティングするか、油と卵の代わりに、マヨネーズを利用するか、混ぜ込むだけで、炒めなくてそのまま食べるか、等、美味しければ何でもよい。ただし、世間体を気にしなければの話。
味付けも、面倒ならチキンラーメンやポテトチップなどお菓子を軟らかくしたり粉々にして、混ぜ込めばよい。
炊き込みご飯でも、お菓子で下味付ければよい。
色々な味や色が出る。

ケーキなら、パサパサが蒸しパンの失敗作となる。
この湿っとりした仕上がりは、あれこれ試行錯誤して、経験値を
積まないと仕方がありません。

別段、意識しなくても、常日頃から観察する癖をつけておけば、ある日突然にすべてが、意識しなくても自然に解決してしまうようになる。
考えるより、習うより、まず、より一層好きになることです。
観察することです。
ファーブルの一面、しかし、あまりノメリコムト、キューリー夫妻のようにノーベル賞をもらっても、被爆死したり、野口英雄翁のようなリスクもありますから適度に。

恋の三九三 2017/07/15(土) 14:27:30
訂正 ペンネーム

補足訂正
>濡れた絨毯布団は、なかなか乾きません。
濡れた大きく太い木炭や伐採したての生木 は 簡単には乾かない。芯まで乾いていれば、濡れてもすぐに乾きます。


補足余談
一番重要な根とは
http://ww1.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/pict/daikon_mebae1.jpg
http://ww1.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/3-1.html
綿のような根毛、産毛根です。
この産毛根があるかないか、弱いか強いか、新陳代謝再生しやすいかしにくいかの違いです。産毛根がなければ、産毛根の代替品たる共生菌を中心に育てる事になり、根すらなければ、宿主を育てないと仕方がありません。

更に、土の中などにあるために、見えないうえに
この産毛根は、超弱く傷みやすく(乾湿寒暖病害や肥料の濃度成分pHなど環境変化に弱い)、常に生えさせ続けなければなりません。
寿命も超短いです。
従って、この産毛根のコントロールの上手下戸で、全てが決まってきます。
産毛根の素の細い根や太い根は、木を支えているだけと単純に割り切ることです。無視しても良い。

産毛根の良し悪しは
気づかずして、手遅れになっての 砂上の楼閣 かもしれません。
成金趣味になっているかもしれません。
汚く不衛生な下着の上に、超高級ブランド品を身に着けて、自己満足しているようなもの。
むしろ、古びた衛生的な小綺麗な下着をつけて、流行おくれの質素な上着をまとい、目覚まし時計を首から下げてカーテンリングを指輪した方が、良いと思い込むことです。

猫には小判より、猫には鰹節ですね。

ピンキー 2017/07/15(土) 19:22:46
[[解決]]
今日、日光消毒した土を用いて、イチジクの鉢を植え替えました。
鉢底石やネット付近に根がとぐろを巻いていて、多少根っこを傷つけたけど
大丈夫かな?と思っています。
アドバイス通り、半日陰になる場所において水をたっぷり与えました。
ありがとうございました。
他の7号鉢の5株も同じ感じ位に育っているから、根っこがぐるぐるなってるかも・・・ほっといても収穫できるかな、大きな鉢余剰ないし・・・


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