ゴムの木の枝を増やしたい
よんちゃん
2017/04/09(日) 17:29:50
買って半年程になる20cm位の大きさのゴムの木があります。
枝が1本しかなく上に向かって少しずつ伸びていってくれているのですが、大きく育てて行きたくて、枝も増えて少し広がって欲しいと思っています。
今は上部に新芽と葉が5枚ほど、少し何も無い部分があって根元近くに葉が5枚ほどという状態です。
摘芯をすると枝が増えるとの事なのですが、今上に向かって伸びている方向にそのまま伸ばしつつ、幹の途中(10cm位のところ)から枝を増やす事が出来るのでしょうか?
せっかく真っ直ぐ伸びているのが変な方向に曲がったりしないかも心配です。
摘芯というのもさっき知った様な初心者でして、どうすれば良いのか全分かりません。
どなたか詳しい方教えて下さい。
ゲンゴロウ
2017/04/10(月) 13:01:36
>高さ20cm・曲がらずに真っ直ぐ・葉のない10cmぐらいから新梢を吹かしたい
そもそも大葉系インドゴムで、幼木草丈低くそこへ新芽を吹かせること自体がムリな話です。・・・自然落葉後月日を経ないと新芽は生えない。緑葉では側芽は生えない。
ゴムの木とは、そのような性質であると、思ってください。
次に、ゴムノキの気まぐれで、時として新芽が沢山生える時(葉跡の数だけ)もありますが、仮にその一つの新芽が元気に伸び出したら、他の新芽の成長は、1-2mmで休眠して成長しませし、その後枯れてしまいます。
枯れたと言っても、一度できた側芽細胞は生きていますから、長年の間にはその位置から再び新芽は吹いてきますが、上手く育たず休眠してしまいます。・・・頂芽優勢
概ね新芽は、葉が落葉し、木肌がゴワゴワしたように肌荒れして(落葉後2-3年以上経つ)お椀型の葉跡の輪郭の直近上から生えてきます。・・・定位置側芽
努力目標としては
1の方法) 好みの位置で茎切りして、下半身に新芽を吹かし、上半身を捨てるにはもったいないので、挿し木して増やす。
2の方法) 土をこぼさないように養生して、植木鉢を横に寝かす。
又は、茎を日数をかけて徐々に歪曲(樹皮の剥離防止)させて、先端芽より、茎の中ほどを高くする。逆U字形・への字形にする。
側芽の休眠する理由は、この新芽の成長が大変遅く、しばらくすれば、低温乾燥時期となる冬に入る事に有ります。
挿し木は、最低温度7-8℃でも発根しますが、側芽の成長には、20℃と湿度(霧吹き)が必要と思っています。
ゴムノキの欠点は、草丈高くなり、落葉すれば、ただの案山子となる。
従って、景観的には、葉を永久に保つ心がけが必要です。
観葉植物という名は、ゴムノキの為に造られたように思われます。
取敢えず、高くなって邪魔になるまで、葉を大切にすることです。
その時に好みの位置や姿で切って、挿し木するなり取り木すればよいかも。
一回目の剪定は、二股三つ又作りで、好みの枝振りが出れば、再び挿し木するなり取り木して、本命株を仕立てる。等の作戦もあります。
ゴムの木の健康診断の一つは、葉の角度と反りで見分ける事ができます。
自分は、縦型の改作や寄せ植えは、落葉した時が面白くないので、イチジクの仕立て方の一文字タイプにしていますが、その分横幅をとって、かえって邪魔になり、置く場所が限定されてしまいます。
一文字仕立は、下葉が落葉してもすぐに新芽を吹かせれば再び緑で埋まります。
挿し木枝も、いつでも採取できる。
高さ25cm太さ3cmで、一次枝2本で、1本は15cm葉枝2本と2本目は、30cm長で15cmの位置に葉枝1本と先端(芯止め)に3本の葉枝
一文字仕立・・・下の方に絵図2枚あり
http://tropikalfruit.net/pic/fig_shitatekata.jpg
http://tropikalfruit.net/plantguide/fig.html
よんちゃん
2017/04/14(金) 02:23:50
詳しくありがとうございます!
もう少し大きくなるまで葉に注意しながら育てて行く→茎を切る→新芽が出たら図のようにして広げていく ということですね。
鉢を横にしてとかは凄く難しそうな印象を受けましたので・・
ちなみに今は土が乾いたら水をあげるくらいしか出来てないのですが、霧吹きはどんなタイミングでかければよろしいのでしょうか?かける部分は葉にだけでいいのですか?
肥料などをあげる方がいいのですか?
重ねての質問になりすみません。
ゲンゴロウ
2017/04/14(金) 08:56:27
>今は土が乾いたら水をあげるくらいしか出来てないのです
室内観葉ですから、ほぼ100%の人はそのようにしています。
そうでないと、床が汚れると感じるからです。
>霧吹きはどんなタイミングでかければよろしいのでしょうか?
自分としては、冬場の休眠期(成長停滞期)だけ、室内大気乾燥がある反面、風が無いので、土が乾きにくく新芽が乾燥しやすいと思っていますから、冬場には、芽の赤い部分にのみ、一日1-2回霧吹きしています。
霧吹きしても、しなくてもあまり変わりませんから、個人的な癖かも。
その他の季節の霧吹きは、新芽が出たら芽の吹いている茎に霧吹き状態にしています。
こちらも余り明確な効果が顕著に現れるとは言いきれませんが、対話代わりにしています。
室内観葉の葉水の必要性の意味は、葉を水で潤す事ではなく、葉の埃を洗い流す意味と思っていますから、月一か季節の変わり目にでも、可能ならば屋外か風呂場で、シォワーでたっぷりとした方が良いでしょう
自分は、暖かくなれば屋外管理ですから、水やりは夕立ちのごとくです。
斑入りのゴムですから、陽にしっかりと当てないと、斑入りが明確にくっきりと発色しない。
尚ほぼ100%の参考書やネット情報では、陽に当てると葉焼けして、斑の明暗が出ないと紹介されています。
自分の斑入りゴムだけの性質なのか、情報が間違っているのか、どちらも正しいのかは、良く解りませんが、現実の問題として、果たして生産農家では、出荷前ならいざ知らず、日常管理として、一々そこまで目面倒な遮光管理しているのかと思うと疑問が残ります。
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