ピエール・ドゥ・ロンサールの強剪定について

[園芸相談センター]の過去ログです

nelton 【関東】 2017/01/22(日) 10:59:08
 ピエール・ドゥ・ロンサールを宅配便で実家に送って植え替えようと考えています。ついては、段ボール箱に詰め込むために強剪定しようと思いますが、どの程度までの剪定に耐えられるでしょうか。
 ちなみに、現在のピエール・ドゥ・ロンサールは、大苗で購入して3年目で、つるの高さは、約2メートル、その先は横に伸びていて、株もとから先端まで、最長は3.5メートル程度です。当然ながら地植えにしていますので、株もとは直径5センチくらいにはなっています。
 このように、実家に植え替えようと考えているのは、昨年、ピエール・ドゥ・ロンサールを自宅で植え替えたところ、その場所の日当たりがよくないため、春の花付きが極めて悪かったからです。実家では、日当たりのいい場所が豊富にあるのです。
 ピエール・ドゥ・ロンサールは、春の花付きはいいのですが、その後はほとんど開花しません。日当たりのいい場所だけとって、夏以降咲かないのはあまり効率がいいとは思えないので、日当たりのいい一等地には、「うらら」などの四季咲きバラを植えています。
 さて、質問に戻りますが、ピエール・ドゥ・ロンサールを3辺合計160センチメートルの段ボール箱に入るくらいに剪定した場合、今年の春の開花にどの程度影響がでるのでしょうか。また、剪定する場合の注意点などがありましたら、ご教示願います。
 なお、ピエール・ドゥ・ロンサールを鉢植えにして、春だけ日向で栽培し、その後は、日陰で栽培して、翌年の春にまた、日向で栽培するという方法を繰り返すということはできるのでしょうか。この点も気になるところです。

未とローゼ 2017/01/22(日) 15:21:00
ほとんどの場合には、好き勝手に切り戻して移植しても根付きますが、
無意識的であれ、一寸した不手際(不機嫌さ)で枯れるものは枯れます。

無責任な回答になりますが、実行してみない事には解りません。



1)バラの移植に根回し(根鉢作り。根を切って株元周りに元気な根を生えさす移植前養生)をする人はいないでしょうが、植え替え3-6ケ月前にしておいたほうが良い。
巷の噂では、地温が高い時に、バラの太い根切りをすれば、線虫被害に遭いやすいと言われています。

2)剪定する場合には、元気な枝を剪定位置直近に残し、更に元気な枝には、太い芽を2-3個残して、剪定すると枯れにくい。
念のために、太い根と蔓の切り口には、癒合剤を塗っておいた方が、乾燥腐れが抑制できる。

3)現場等直後、植え付けるときには、1-2時間水に付けて置き、
その間に穴を掘って、土をよく解し、掘った土に腐葉土を混ぜ込むなどの下準備をしておくと、ちょうどよい時間になる。
植え付ける前の穴に、水を入れる。半分埋め戻したら又水を入れる。
植え付け後、根の下に、空洞ができないように、棒で良く突っついておくと、根の乾燥も防げる。

植え付けは、素早く手際よく。
枯れる原因のほとんどは、植え付け&移植による横着です。
月日が経つのは、早いもので、寒い忙しい面倒、いつでもできる等は、そのうちに植えるとなり、枯れてから植え付けることになる。

枯れさせるとは、馴染みある根拠
店頭展示品を買って植え付ける事(いつ引き抜いたのか解らない程月日が経っている。いつ輸入したのかも不明)が、一般的ですが、ほぼ枯れることは無いですが、引き抜いてすぐに植え替えても(新鮮そのもの)、枯らしてしまいます。
なぜなのか? ・・・・管理者の横着とバラのご機嫌が悪いからです。

質問の回答
枝振り芽ぶりを見ないと解りませんが、縦横30cm以内で高さ30〜90cm程度でよいでしょう。・・・運賃梱包等予算次第。実家の人が気持ちよく植え付けてくれる大きさは、軽い小さい方が喜ばれる。

自己搬送なら、持てる範囲内の重量と、長さは、できるだけ長い方が、仕立てやすくて良い。

鉢植でも、芽吹きが良い
http://blog-imgs-53.fc2.com/p/o/c/pocabara/2012072421513501f.jpg
切り戻し剪定
切り口がやや茎枯れ気味でも、進行が止まっている。
http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-55-01/gaden7mama/folder/1179001/10/29349610/img_0
太い蔓を、切っている画像
http://pds.exblog.jp/pds/1/200812/03/81/b0047081_1631517.jpg

nelton 2017/01/22(日) 20:14:49
 丁寧な回答ありがとうございました。率直なご意見参考になりました。また、勇気も出てきました。
 


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