植物が成長しない

[園芸相談センター]の過去ログです

はむたろ 2016/12/08(木) 21:53:04
今年四月にイングリッシュローズというバラを
路地に植えたんですが
全く成長しません。
葉が落ちたり
生えたりしただけで
シュートとか新芽出ませんし
6本あった枝は三本干からびて来たので
切りました。
枯れると思いきやまだ生き延びてます。

大きく育ててあげたいのですか
ここからどうすればいいでしょう?

四月から
枝数が少なくなったのみで
大きさが全く変わってません・・・

ばらバラ薔薇 2016/12/09(金) 12:36:27
次の3点が疑わしい原因と考えられます。

1) 枝茎胴枯れ病(ステムキャンカー)
http://www12.wind.ne.jp/acala-engei/Care_of_roses/illness/illness.htm
http://www.sc-engei.co.jp/navi/byoki05.html

めったにかからない病気ですが、一度発症したら、余程丁寧に治療しないと、再発し、そのバラを枯れさしてしまいます。
長く大きくなったバラなら、病枝の枯れた部分から下の、健康な枝を20-30cm以上を切捨て、残った蔓茎部分に殺菌消毒をし、切り口部分には、蔓内の乾燥枯れ防止のために、癒合剤を塗る。と直る可能性が多い。
尚、刃物は、一ケ所切る毎に、鋏の刃をライターで軽くあぶって、バイ菌を焼き殺す気持ちが大切です。

この病気は、何らかの原因で伝染し、発病したら、雨や水遣りで、黴菌が下の方へ流れ、徐々に下方向へ枯れこんで行きます。外側から進行すると同時に、蔓茎の中へ入り、蔓茎の中でカビ菌の菌糸を繁殖させ内側からも侵略する。
ここで厄介なのは、外側のカビ菌は薬剤で殺せても、内側からの菌糸は、薬剤が滲み込まない為に、生き残るという事です。
更に、早く駆除しないとカビ菌の勢力が強くなり、回復するより、下へ下へとはびこり、茎を切っては再発し、切っては再発し、しまいに茎が無くなりどうしょうもなくなります。
新芽の蔓茎も細くひ弱なサイドシュートしか生えなくなる。
細ければ、それだけ早く病枯れする。

又、良く似たものに、剪定後や折れる、害虫の食害による単純な茎の乾燥による枝茎枯れと勘違いしやすいことです。
茎の乾燥枯れは、通常は次か次の下側の葉跡(節)や枝又分岐点が、関所となって、枯れが止まる。一般的には、切り口や表皮全体に満遍なく枯れていく。乾燥が万遍に進む。
これに対して、キャンカーは、表皮の片面から枯れはじめる。菌糸の成長が表皮の片側から全周囲へと広がりばらつく。

次は、違法性があり、薬害も発生したり、より一層ひどく枯れたりしますから、ひとりごと・・・・
この治療は、水虫と同じと割り切り、農薬の殺菌剤の規定希釈の原液か2〜8倍希釈と相当濃いものを隅々まで、ハケ塗りすることです。
3ケ月毎を3年間。この場合の問題は、濃いですから新芽新梢も殺す事になる。そこで、落葉樹は簡単に塗れますが、それ以外は、仕方が無いので、新芽新梢にかからないように、葉の無い茎の部分だけハケ塗りし、塗った部分を関所として、これ以上広がらないように食い止める。気休め。
尤も、注意すべきことは、高濃度ですから、地表に、ビニールを敷き、その上にキッチンタオルを敷いて、ハケからの薬剤の雫を地表へ落とさない事です。表土土壌への薬剤汚染を防ぐ。雨水や水遣りにより、河川や下水管へ流れ込む2次被害を防ぐ。万が一魚が死んだり、小鳥や小動物が苦しんでいたら、鳥インフルなどと疑われ一躍スターになります。

簡単に、消毒して、直らなかったら、気持ちよく単純に、発病したバラを廃棄処分したほうが、いくら高価なERとはいえ、手間隙コストやリスクと比較すれば、廃棄再購入した方が、遥かに安いです。

黒★病も同じ

2) 土を掘って根を見ないとわかりませんが、根コブ線虫の被害
こちらも、余程運が悪い場合でないとひき起こらない。

3) 植えつけるときに、より一層広く深くほり、土を良く解して、素早く手際よく植えなかった場合の、根の乾燥や根の生長阻害。

枯れさす、育たない原因の一番多いのが、植え替え植え付けのオオチャクによる植え付け失敗です。
肥料栄養剤石灰pHなど 無視 してもよい、極々一部の病害虫を除いて 無視 してもよい。
余程極端でなければ、日当たり気温の高低や水遣り土の乾湿も 無視 してもよい。
少なくとも、見栄え汚らしくても、ひ弱でも、死に枯れる事は絶対にない。
と自信を持って割り切る事です。

そのためには、最初のスターが大切です。
ひき続きメンテたる、早期発見早期対処。
そうすれば、終わり良ければ、全てよしとなる。
最初に、良い終わりになるはずと夢見る事に、ブレが生じ錯覚的な悲壮感が生まれる。
トラウマは、捨てるものであり、大事に飼い続けるものではない。
と思います。

じったん 2016/12/10(土) 16:22:37
どのように植え付けたかがきになります。

ただ、生き延びているとのことで、よほど植え付けかたが変でなければ、
大きくなるのをたたまつのが一番の可能性もあります。

植え付けかた次第で当初の立派な枝葉を保てず一旦枝がかれこんでも、
根か延びると翌年は徐々に育ってくる経験は自分はよくあります。


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