キウイを甘くするには・?
かず
2016/11/25(金) 10:39:07
キウイを庭に植えて4年になります(品種はヘイワードとゴールデンを1本づつ)昨年からそれぞれ10個ほど実がついています。今年も11月中旬に収穫しリンゴと一緒に袋に入れ1週間ほどおいて食べてみましたが甘くありません、1年を通しての管理(肥料の種類、頻度など)及び収穫の時期、甘くする方法などありましたら教えて下さい。
国鳥
2016/11/26(土) 23:23:09
収穫後から食べるまでの追塾の方法(美味しくする方法)は、概ね小野ちゃん司会のNHK放映ガッテンからの転載が多いようです。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20140129/index.html
この番組を見ていないので、どのようなプロセスで、美味しくなるのかは、解りませんが、このような方法があるという程度で。
洋物南洋クダモノは、古くからある和物クダモノと違って、癖があります。
和物は、樹で、完熟させてから、生で食べるとか、追塾させなくても、追熟させても抵抗無く食べられ違和感が無いとか、適当に実らして、適当な時期に選り好みせずに収穫しても、さほど旨いまずいが少ないものですが、和物意外は、より的確に好みに応じた管理栽培や管理追熟をさせないと美味しくないものがある。
例えば、蜜柑林檎や甘柿桃枇杷梨葡萄苺瓜などは、クダモノとして、千切れば、それなりに食べられます。
これに対して、洋物南洋のマンゴパパイヤやパインは、それなりに食べられます(収穫時で決まる)が、バナナやキウイアボガドなどは、難儀なものです。(収穫時と追熟と食べ方など組み合わせないと食べられない)
昔より今のバナナなどは、加熱すれば、渋みが増す。どちらかといえば、売れ残りの色が悪い方が甘い。普通ものなら、味が淡白。エクアドルとか台湾やモンキーなどは食べ易い。冬場より夏場の方が甘い。
キウイは、NZの方が、日本産(舌が痛い)より食べ易い、NZでも、同じ箱ないでも、当り外れがあっるものの、舌は刺さない。・・・私の思い込み。
そこで、キウイやアボガドが、果たしてクダモノなのか、調理上の材料なのかと考えたときに、クダモノではなく、材料の一つであると私は、割り切っています。パインも含めて、ミックスフルーツとしたほうが良いのではと思う。
言い換えれば、レモンやスダチを、単体として、生で齧る人は少ない。
温州を絞って飲む(酸っぱく感じる)より、クダモノとして食べた方が甘く感じる。
比較的、バレンシヤやユコウは、そのままでも絞っても甘い。
ミカンや苺は、小さくても甘い物が多い。2LLでもSSでも甘いものが多い。
野菜などは、好みは別として、どれでも、それなりに同じような味です。
イメージとして、キウイは120g?以上の中大玉の方が旨いのではないかと思う。
従って、想像として、栽培上少なくとも、50-70%以上摘果(幼果の廃棄)
で、収穫時の糖度?を計り、長期間の追熟が必要と思う。
追熟専用のエチレンも必要で、エチレンの管理も必要かも。
更に、ワインの良し悪しのように、天候や豊凶作時と味の関係とか、いろいろと難儀なのかもしれません。
2000年以前のキウイブームの時代の話
個人的に、納得するまで、食べ続けないと我慢できない拘りがあり、
キウイに対する私のイメージが悪いので、食べるのを諦めた。
NZは、箱買いしても、当り外れがあり、日本産は舌を刺す。
従って、その後好んで、食べた事も無ければ、育てた事も無い。
アボガドに至っては、一口食べて、あとは廃棄した。しかし、食べる目的では無く種子が欲しかったので、買ったことは有る。
>肥料の種類、頻度など
美味しくする肥料は無いと思う、良品収穫目的なら施肥管理も必要でしょう。
>収穫の時期
糖度?が乗っているかどうかであり、相当慣れないと見分けが付かないように思う。
解説では、便宜上少し柔らかくなってからと成っていますが、そうではないと思う。わかりやすい尺度ですが、判断尺度としては誤りと思う。
管理不能の9-10月の気象条件で決まるように思う。
>甘くする方法
現時点では、NHK方式が良いのでは、又は、趣味の園芸ではそれしかないように思う。
もし、私が栽培していたらな、桃方式で、食べて美味しかったら食べて、まずければ、惜しみなく捨てる、個別食味検査方式を採用する。
それは、個人個人の自家消費を意味しますから、贈れない、売れないことになる。他人様が、望むのなら、自分で千切るか、好きなものを選べとしか言いようが無い。
つまり、クダモノとしての単体生食なら、食べるまで解らない、安心できない事を意味します。・・・あくまでも個人的な思い込み。
他の思い込み食材として、これからの時節なら、活けイセエビ(海草臭いの当り外れがあり、活け蟹はそれなりに安定している)や絞め魚のハギ(鮮度により臭みが回る、殺すと同時に皮とキモ以外の内臓を直ちに取り去ると美味)
等も当り外れが有る。
しかし、外国ではキウイをどのようにして食べているのでしょうかねぇー?。特にオージーやNZでは
通常日本では、クダモノとかフルーツといえば、単体生食のオヤツや食後の口直しデザートの一品を意味していますが。
Guu
[URL:http://guu.blog.jp/]
2016/11/29(火) 16:05:29
キウイ3種を栽培しています
一般的に言われている栽培管理では、摘蕾・摘果、リン酸施肥、環状剥皮、夏剪定、8月の潅水、初霜が降りるまでギリギリの樹上にの残して収穫ではないでしょうか。
摘蕾・摘果→栄養を集中させます。サイズアップ効果もあります
リン酸施肥→甘みの元です
環状剥皮→栄養を根に戻さずに実に蓄えさせます。糖度が2度ほどアップするらしいです。またサイズアップ効果もあります。
夏剪定→棚下への日の入りを良くし、澱粉製造量を増やします。
8月の潅水→水切れに弱いので日照りが続くときにはやっておいた方がいいです。
初霜が降りてからの収穫→霜が当たると実は痛みますので、落葉していたらすぐに収穫します。ギリギリまで樹上に置くことで、より多くの澱粉量を確保します。
でも4年目なら、まだ木として幼いので味は安定していないかと思われます
追熟に関しては、リンゴやバナナと一緒にしておくことでエチレンガスを発生させて促す方法のほかに、1個だけテーブルの角とかにガツンとぶつけて、一緒の袋に入れておくと、ショックでエチレンガスを放出し、それに反応して他の無傷のキウイも熟が進むらしいです。
リンゴやバナナがもったいないので、最近はこの方法しかしていませんが良好です。
それとキウイは食べ方を知らない人が多いです(私の周りだけかもしれませんが・・・)
必ず表面が弾力が出て柔らかくなり、トロピカル臭が出てから食べるようにします。
たぶんこの食べるタイミングが、一番甘さに響いてくると思います
かず
2016/11/30(水) 12:07:32
[[解決]]
木の管理など丁寧なアドバイス有難うございました。
収穫したキウイを甘くする方法(1個傷をつける)ビックリです
今度是非試してみたいと思います、有難うございました
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