ガーベラの冬越し
こみち
【甲信越】
2016/11/04(金) 18:11:07
こんばんは、 当方、雪国です。花壇のガーベラですが、冬雪の下で越冬することは無理ですか?
やはり鉢に移して 屋内でないと駄目になってしまうのでしょうか。よい方法はありませんでしょうか。
花友 A
2016/11/04(金) 20:13:21
カーベラの冬越しに関しては、やってみないと解りません。
というのは、大阪花博以後輸入自由化が加速度的に解放され、原産国としての原種も多く、更に、その交配雑種も原種の100倍以上あり、どの系統なのか区別が付きません。又公表?纏められていません?
そもそも、日本の一般消費者は、品種別の性質にこだわっていない。
鉢植えなり切り花としての一過性(結果としての開花のみ)インテリア
として、認識し、継続して育てるという概念がありません。
育てる秘訣は、各自で試行錯誤しているのが現状です。
昔の、仏壇花墓花は、誰しも簡単に育ち、花も咲く植物のみが定着してきました。
それも、核家族化別居化や植えるスペースもないという生活環境が、定着し、親の背中を観て育つ環境でも無い。教える親ですらそのような環境で育っています。
最近では、花壇そのものも伐採したりしてなくなり、花や庭木と親しむ人も激減している。
という事で、運が良ければ(昔は大型の赤花に限った、千本槍系の花びらの先が尖り花びらの先端が反り返らない一重咲き)、凍土凍結する積雪する花壇でも、越冬する場合もあり、室内管理でも、死滅する場合がある(過湿による根腐れ)
今の品種は、赤花以外の色々な花や花形でも、越冬する品種も多い。
取敢えず、お手持ちの大株を、数株又は半数程度を、植木鉢に移植して、5℃以上で管理すれば良いかと、葉が枯れない(なくならない、一芽につき葉一枚でも残る)程度に日当たりの良いところで、葉が萎れるか萎れない程度に水やりをし、やや乾燥気味管理が無難かも。
その越冬株をタネにして、春に一芽づつに切り分けて株分けすればよいかも。
残り半分は、花壇で越冬させ、無事に越冬すれば、次年度から花壇に植えっぱなしでも良いと自信を持って、結論付け確証が持てる。
色々なテキストやネット情報では、ガーベラは、宿根草であるとか、半耐寒性宿根草とか耐寒性普通とか紹介されています。
しかし、宿根草には、違いありませんが、その意味根拠が曖昧です。
菊の様な耐寒性宿根草ではなく、球根のような乾燥性宿根草です。
他の越冬方法として、雪あられ霜が降り出したら、表土凍結しそうになったら、大きなザル(炊事場用の角型水切り)をガーベラの上にかぶして、ザルの天井1面と側面の左右又は前後の2面をビニールで囲い(雨雪水除けと結露凍結防止の通気の為)、その上に厚く30cm程度藁か枯れ落ち葉を被せておけば(断熱保温)良いような気もします。
私のは、プランター屋外星空放置で、冬には何回か凍土凍結(夜に凍って、昼頃に融ける)しますが、無事越冬しています。
近所の花友bのは、日当たり地の落葉樹の下に植えてあり、土は常に乾燥気味ですが、何の防寒対策もなしで、無事越冬しています。
相性というか、運というか、ガーベラの系統的な性質というか、最初に買ったときの個体により、生死は極端に分かれます。
簡単に冬越しするという人と、絶対に冬越ししないという人の意見も、どちらも正しく、その人の経験による正しい言い回しです。
上の3つの方法を、試してみれば面白いかも
一株生き残れば、後は株分けで、沢山増やせます。
開花のコツは、株の中心(若葉や蕾の生えてくる場所)に、陽光サンサンですから、葉を3-5枚残して摘み取る事です。
という事は、芽の数が多ければ、葉が入り乱れますから、株分けしないと面白くない。つまり、花を次々と咲かせる為にも株分けが必要です。
根の基は、葉の付け根ですから、少しほじくって、ハサミで切り分け引き抜けば、株分けできるし、根の一本でも付いてくれば根付きますし、根がなくても、芽付きの根茎(クラウン、根頭)だけでも、挿し木できます。
こみち
2016/11/07(月) 14:40:52
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花友Aさま 返事が遅くなりましたが 詳しい説明有難うございました。たしかにガーベラは沢山の種類が出てきましたね。色々調べてもはっきりしない訳がよく分かりました。雪が降り積もると霜はおりず案外温かいそうですので 仰るように少し地にのこして 試してみるのもよいかも知れません。有難うございました。
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