パキラを植え替えするはめに..枯れ対策はありますか?
ミクマリ
【東北】
2016/10/12(水) 17:59:57
今日、パキラの鉢がひっくり返っているのに気づき、ダメ元で新しい鉢に植え替えました。植え替え時期がとうに過ぎてますし、気がついたのが夕方で気温が下がり始めていたので、根がダメージを受けて根腐れを起こし枯れる可能性が非常に高いと思います。
出来る事ならば諦めたくないのでなにか対策はありますか?
ここ最近は夜にぐっと冷え込むので夜は室内に取り込み、日中陽が出ているときは木漏れ日の下に置いておくという事を繰り返ていました。今日はその矢先で起こった出来事でした。
枯れるか復活するかはパキラの生命力によりけりと言ったところでしょうか...
戯 亜那
2016/10/12(水) 21:23:02
それで良いのでは・・・
細かく言えば、植え替えの鉄則として、植物体内の水分維持・脱水抑制のために、根を傷めれば、それに比例して、茎葉を切り、入水出水のバランスをとるとともに、生命力確認の為にゴミ屑で、挿し木する。
室内管理、特に夏冬は、冷暖房のために、締め切りになりますから、風の力が無く、表土は乾燥しても、鉢内(根周り)が過湿で、土が乾いたと思い込み、追い水すると根腐れする可能性がある。
そこで、葉水で潤し、株元へ扇風機で微風を送るとよい。天井向きの風でも良い。
ご存知のように、パキラは冬場の根腐れとお腹もっこり部分のブヨブヨ腐敗が、死滅させる原因の殆どです。
植物本来の性質として、根が腐りだせば、根股や節や根元(本体茎と根の分かれ目、生え際)で、その腐れは、止まるものですが、パキラなどは、根の髄を腐敗菌が、もっこり部分まで、駆け上がり、下半身を腐らせるようです。
熱帯雨林のスコールが、根を常に洗浄をしていた宿命なのかもしれない。水腐れが無い環境で生きていた。
日本で言えば、山麓植物などは、常に過湿も過湿で湧き水に浸かっていても瑞々しいです。
後は、長期外出時における、暖房停止による急速低温障害もリスクのうちです。
青年の樹や幸福の樹同様に本来は、強い植物ですが、傷みだしたら止めようが無い性質もあります。
折角、この時期に、植え替えのチャンスが舞い込んできたことですから、根の具合(生長度や根の分布密度・土の湿り具合=乾湿の分布)は、良く観察されましたか?
どの植物でも、植え替えによる枯れこみリスクが一番多いです。
土はジュクジュクでありながら、根はカラカラと乾燥していることに原因が有る。根の間に土が入っていないなども
そこで、最初の一回だけ、10分ほど水田のごとく水を張りその後、水を切り、室内へ持ち込む、又は、土を洗うつもりで、排水が透明になるまで流し続けるのが、一番解り易いかと。
後は、葉水で、表土が乾いたら2-3日後に追い水する。
葉が萎れたときには、たっぷりと水やりすれば、短時間で、葉や新芽若葉はシャキっとします。シャキットしないようなら、根に問題があるとして、引き抜いて、根の様子を見る。
等も、一つの判断材料です。
地温の10度も有れば、十分と思いますよ。いくら寒くなったといっても、室内なら、その程度の温度はあると思いますが
戯 亜那
2016/10/12(水) 21:33:45
付近の気温降水量は、このようなものらしい
http://www2m.biglobe.ne.jp/ZenTech/world/infomation/kion/rochambeau.gif
東京なら、洪水しまくりかも。
ミクマリ
2016/10/13(木) 18:34:09
[[解決]]
とても詳しく説明していただきありがとうございました。
やはり下手にあれやこれやいじらず、暫く様子を見るのが安泰のようですね。
枯れたら枯れたでこれも勉強のうちの一つと受け止めるようにします。
大変参考になりました。
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