イチジクの夏果について

[園芸相談センター]の過去ログです

ふぃぐ 2016/09/25(日) 02:15:13
鉢栽培しているイチジク、今年の収穫も終わりを迎えつつありますが、冬に剪定する前にイチジクの様子を見て疑問が出たので質問に参りました。

当方毎年、夏果は全く期待しておらず、結構思い切った剪定をしてきたのですが、今月9月からアイーダブラックに小豆大の実がたくさんつき始めました。ついているのは木の上部、まだ、茶色をになっていない、青っぽい枝です。

もし、これが夏果と呼ばれるものなら、今年はその枝を剪定せず(となると、上の方に出ている枝はほとんど切るところがないのですが)夏果を育ててみたいのですが、このような実は実のところ遅い秋果だったりするのでしょうか?

この木の状況ですが、8月下旬に一つだけ収穫できたのみで、この一つの他は最初から一切実はつきませんでした。その秋果収穫後に小豆大のものがわらわらと出てきたのです。

遅い秋果ならいつも通り剪定を、来年のための夏果であればこのまま越冬と思っておりますが、一体どちらなのでしょうか?

夏果を収穫されていられる方、恐れ入りますがおられましたらお答えお願い申し上げます。

タネツギ 【関東】 [URL:http://tanetugi.na.coocan.jp] 2016/09/25(日) 11:59:51
>アイーダブラック
次で、優れた品種と知りました。
http://blogs.yahoo.co.jp/harumikaede/folder/1508732.html
http://blogs.yahoo.co.jp/chervilsan/folder/1092217.html
これらにコメントする形で質問されては、どうでしょうか。
>夏果であればこのまま越冬と思っておりますが、一体どちらなの
夏果(シュウカに対してカカとのこと)でしょうが、落葉が終わる時期には、ご自分で確実に判断できます。
お住いの地域が書いてありません。名前右の枠から選びます。
夏果は、地域の気象(微気象を含む)と品種によって成果が違います。

花実 2016/09/26(月) 01:03:09
アイーダブラックの苗木販売の解説 タキイ
http://shop.takii.co.jp/CGI/shop/search/detail.cgi?item_code=NYJ051&prev=enable
ここに「二季どり」と表示されています。
ここで、「二季どり」の意味とは

古くは? 一般的には、夏秋兼用品種と解説されています。
http://figs-recipes.seesaa.net/article/431665599.html

いずれにしても、育て方や手入れの仕方? 収穫の仕方?により3種類あります。

熟練者は、諸事情により、越冬夏果を犠牲にし、新芽秋夏を重視します。秋果を重視するものの、如何にすれば、早く大きく美味しく収穫できるかに努力します。

私のような初心者は、植えて実ったら食べるだけ。手入れしなくて、自然任せ。
剪定の意味や概念すら関知しない。
剪定とは、花実を格好よくするためとは考えなくて、鬱蒼として鬱陶しいので、仕方なく切る。剪定とは、掃除のことであると思い込んでいる。
従って、系統のみならず、名前もわからなければ、絵札さえなくなっている。
年末大掃除の冬に偶々バッサリと剪定すれば、必然的に、新芽秋果を選択した事になり、
又今回は、気にならないので、剪定しなければ、越冬夏果を選択した事になる。
更に、夏果を楽しみにして収穫した頃に、新芽に又イチジク実がなってきたので、次々と収穫できる。この感覚世界では、夏果と秋果の区別は無い。四季成りの感覚である。
ところが、寒波の影響で、毎年上手く越冬夏果が実るとは限らない。

真ん中付近のQ:【イチジクについて】バナーネの実が大きくなりません。
http://www.kokkaen-ec.jp/faq.html
中級者は、興味本位趣向で、翌年の作柄、夏果か秋果を冬の剪定時期に選択します。
剪定の位置取りで決める。

食用イチジクでは、ありませんが、イメージとして、冬の状態
http://kanon1001.web.fc2.com/foto_sinrin/K_kuwa/inu_biwa/inu_biwa.htm

真ん中あたり、晩秋落葉後の夏果の越冬芽
http://gardenshim.exblog.jp/i43/

以上の事から、
>その秋果収穫後に小豆大のものがわらわらと出てきたのです。
今の時期になら、遅い?秋果の幼果と思われます。
今年は、干ばつ猛暑で、連続台風が来てから、雨続きなのが影響したのか、未完熟の大きい実から生まれたての幼果まで、いろいろな大きさの実が沢山なっています。
あちこちのイチジクを見ても、木の大小枝数の多少にかかわらず、そのようになっています。

11月〜12月頃に、肥大して食べられるかどうか微妙なところ。
ハウス加温無しでは、どうでしょう。
冬に、萎びている日干し木なりイチジクを良く見ます。

越冬夏果芽は、幼果として確認できるか、芽と認識するかの大きさで、5mm程度と解説されています。
イチジクの可食部は、花ですから、蕾か葉枝芽か葉蕾共存かというところで、今の時節から冬を越せる蕾が確認できるのは、耐寒性のある椿サザンカの蕾か皐月ツツジ位かも。梅でも、まだ眼で確認できる蕾はできていない。
イチジクは、非耐寒性ですから、幼果が大きくなると、防寒皮膚が弱くなり、冬の季節風で、萎びたり、自然落果してしまうものと、思います。

ふぃぐ 【関東】 2016/09/26(月) 18:24:16
[[解決]]
タネツギさま

こんばんは。ご返事ありがとうございます。先日はネズミ食害の件で、大変お世話になりました。一度目は目が粗かったためまんまと侵入され、貴重な幼果を食べられましたが、目の細かいのを内側から張り直し補強したところ、その後は食害がピタリと止まりました。この場にて御礼申し上げます。

まだ落葉までには時間がありますので、それにて判断つかない場合ははるみさまに伺いを立ててみようかと思います。おそがけの秋果なら、室内に取り込んで収穫できるよう試みてみます。

アイーダブラックははるみさまが大層お気に入りの品種なので、確かにはるみさまに伺えばはっきりするかもしれません。その発想はありませんでした!

花実さま

ご返事ありがとうございます。そうですね。ご紹介の画像から察するに、今から小豆大の実では夏果としては大きすぎるかもしれません。当方のは木から実の首まで伸びてきていますし・・・。何しろ、結構な数、一斉にできてきたのでうれしすぎてぜひとも何とか収穫を、と強く期待してしまいました。

商業用ではなく、個人の楽しみなので、夏・秋問わず、このまましばらく様子を見てみて食べられるように育てるよう観察していきます。


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