シャクナゲの２度植えはできないのでしょうか
ひろちゃん
【関東】
2016/09/16(金) 14:33:33
シャクナゲについて、抜いた同じ場所に新しいシャクナゲは植えること
が出来ないと聞きましたが、本当ですか。
本当ならなぜでしようか。
他にも同様に２度植え出来ないもので、注意するものはありますか。
シャクナゲの春一番が枯れてしまい、新しい春一番と植え替えしたいと
思っています。
石 南花
2016/09/16(金) 20:16:18
石楠花の連作障害は、有るようです。
http://www.komeri.com/howto/html/00890.html
連作障害の一般的な根拠
http://www.pcc-gardendesign.net/rensaku/rensaku-flowerlist.htm#rensaku-what
石楠花栽培の簡単な割り切り方と屁理屈
シャクナゲは、高山植物と割り切る事です。根が浅く、寒さに強く株もとの乾燥と高温に弱い。従って、鉢植えなら植木鉢鉢土を夏場は、冷たく冷やす。
皐月ツツジ系に共通している環境条件。
さもないと、大きくなったときに、突然変死がひき起こります。
比較的西洋シャクナゲは、強いようですが、それでも殆どの人は1-3年で枯れさしてしまいます。
本来の快適生育環境
http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-c2-1b/skerokero8/folder/700104/18/34685618/img_5?1318044571
石 南花・・・・石の割れ目に植える、南側の日当たりが良い場所に植える。
詰まり、石が断熱材になり、根を保護する。
画像の自生地でも良く判るように、斜面の山ろくは、新鮮な冷たい湧き水清水(地下水脈が浅い)が常に流れています。
ツツジ系は、根の管理さえしておけば、後は勝手に育ちます。
肥料はいりません、水切れを一回でもすれば、死んでしまいます。
以上の事を踏まえて、地植なら、苗木の鉢土の縦横深さとも2倍以上30cm以上の土を掘って、鹿沼土3赤玉土4腐葉土3の混合土を入れて、植え付け
株元にブロックや浸透性のタイルレンガなどを2-4個敷き詰めておけば面白いかも。
植え放し管理主義の私も、苦手な花卉ですが、あの透明感のある花が好きで、たちこちの花壇を覗いて見守っていますが、
ここのお家は、鉢植えで上手ダナーと思っていても、ある日に突然死になっています。
そこそこ育っている花とものも、土を掘ってみたら、水が沸いてきた。
又、大樹が上手く環境を整えて、木漏れ日が差し込んでいました。
詰まり、根が夏場でも高温にならず、水切れの心配もないという環境がよかったのかも。
ひろちゃん
【関東】
2016/09/18(日) 11:39:18
石 南花さま ご回答ありがとうございました。
鉢でもシャクナゲを育てていますが、夏場に枯れてしまいました。
ご説明のなかで高温に弱いと聞き、これまた参考になりました。
鉢土を冷たく冷やすとのことですが、具体的にどうすれば良いですか。
波及的な質問で申し訳ございませんが、わかれば教えていただけません
でしょうか。
石 南花
2016/09/19(月) 01:49:14
>鉢土を冷たく冷やすとのことですが、具体的
鉢植なのか?
そうであれば、
イ)大樹などがあれば、木陰は涼しいので、その東側に置く。
根拠として、日陰になるので、太陽からの加温が抑制される。
又、風通しも良く、ある程度の冷涼な湿度もある。一般的な風が無くとも対流も有る。したがって、相対的に冷やす事になる。
夏場の東側は、午前中の日当たりが良く、日中夕方には、遮光される。
ロ)植木鉢を30cm程度の台の上(密閉された箱状は、空気が熱くこもるので良くない、椅子状の空洞であると風通しも良い)に乗せ、樹高の1/2-1/3程度の高さまで、簾で植木鉢を囲うと断熱効果が有る。
ハ)陽が落ちる直前に、潅水する。 この場合の潅水は、鉢土を湿らすの意味ではなく、土や根を早く冷やす目的ですから、土が冷えるまで、土を洗う気持ちでタップリと時間をかけて、更に、付近一帯の地温気温を下げる気持ちで、水まきをする。打ち水冷却
ニ)昼前後から、遮光ネットで全体的に日陰を作る。
ホ)毎日、就寝前に日当たり地に出し、10時位に、風通しの良い日陰に移動させる。梅雨明けから9月末まで、秋から春は、終日日当たり地、冬は凍土凍結や降霜や乾燥した季節風に注意し防寒する。
寒さに強いといっても、乾燥季節風と凍土凍結は、良くありません。
等を組み合わせて、適当に避暑防寒に配慮するしかありません。
環境依存型の花木ですから、管理能力や技能というより、置き場所の環境により良否が決定されます。
育つ環境なら、ほったらかしでも毎年沢山の花が咲きますが、ダメな場所なら、どのような手立てをしても困難です。
隣通しでも、片や沢山の花が咲いても、向かいは、花が咲かないばかりでなく、突然死するなどもある。
これを、相性が悪いとか鬼門とか風水が悪いとかいうらしい。
一寸したことが、解るまで、気か付けば一つ一つ地道に、あれやこれやと試してみないと仕方がありませんね。
ひろちゃん
2016/09/20(火) 09:37:32
石 南花さんありがとうごとうございました。
ご丁寧な回答、とても参考になりました。」
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