ゼラニウムが枝分かれせずにょきにょき
ゼラ
【関東】
2016/09/04(日) 14:59:19
切り戻しをすると、切ったところから新しい芽が2本になって伸び出てきて、繰り返すことでこんもりときれいに育つ、と聞きましたが、切ったところの横からまた1茎出てくるだけで、結局にょろにょろ伸びるばかりです。元気は良くて、花もきれいに咲きますが恰好が悪いです。切る場所や時期が問題なのでしょうか?
天竺葵
2016/09/04(日) 23:02:57
一季咲きのペラでなく、四季咲きのゼラなら、丈夫ですから、切り戻しも
コチョコチョとするより、バッサリとした方が好い。
ハサミできるより、節で折ればよい。
>結局にょろにょろ伸びるばかりです
この時期から、初春まで、ペラは、過保護にしますから、日当たりと温度の関係で、ヒョロヒョロになりがちです。
ゼラなら、栽培環境が日当たりが悪いのかも。アイビーゼラ以外なら、日当たりガンガンがよい。
切り戻しも一つの方法ですが、下枝の太い緑茎(古木化していない)挿し木して、根が生えたら、頂芽を摘んだほうが簡単なようにも思われます。
この系統(一重や八重咲き)は、長年ほりっぱなしにすると、茎が伸びすぎ、下葉が落ちて古木化して、見栄えが悪くなってきます。
従って、古木化する前に、ポキっと折って、茎更新したり多枝化したり、挿し木して株更新したりすれば良いかも。
古木化し折れて、下に落ち、繁殖するのが自然の姿ですから仕方がありません。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/69/9568dcad53a1bd98b97db45036ec73a5.jpg
商品は、ホルモン剤を利用して、格好よくしていると思います。
趣味の園芸なら、挿し木して芽摘みして株更新する。
挿し穂は、葉と葉の間が詰った下枝の穂先を利用するとよいかも。
主軸の穂先は、元気が良く徒長しやすい(早く縦に伸びる)
上下を切った茎を利用する場合には、葉の跡(節)から新芽が生えてくるので、その新芽が生えてくるだろう方向を考えて。
最近は、いろいろな交配品種が、販売されているので、現物を見ないと解らない性質(品種特性)があります。
見たとしても、育ててみないと解らないかも、
>切る場所や時期が問題なの
品種や個体と環境と季節により、極端に変る(希望に添えない)品種や個体もあります。
殆どは、いつでも好いのですが、
細かく言えば、成長期の春(店頭に開花鉢植が並んだ2-4週間後)が一番良く、次に9下〜10月上旬
問題は、蕾花を確認したときに、それを犠牲にして、切り戻ししたり、
挿し木する勇気があるかどうかです。
特に一季咲きの場合には、不安になる。
という事は、ある程度の株数鉢数を確保しなければ、心情的に難しい面もある。
毎年、同じように挿し木しても、殆ど失敗するときもあれば、100%成功するときも有る。
同じように、切り戻しても、新芽の生えない株(枯れる)もあれば、各節から仰山生える株も有る。
・・・・いずれも同じ品種の一季咲きのペラ
ゼラ
【関東】
2016/09/05(月) 10:41:44
天竺葵様
こんなに早く返事がいただけるとは思いませんでした。
ご丁寧なアドバイスありがとうございます。
日当たりは東南角でちょっと強すぎるかもしれません。夏にはたいてい高温障害で真っ白になってしまいます。ですが花付きは良く、一重のものも八重もほぼ1年中咲いて大変きれいです。
「蕾花を確認したときに、それを犠牲にして、切り戻ししたり、
挿し木する勇気があるかどうか」
おっしゃる通りです。かわいそうでなかなか思い切って切れませんでした。でも今月末には思い切ってばっさりやってみようと思います。そして挿し木もしてみたいです。
節というのは葉の付け根のことなのですね。その上で切ればよいのですね。
アカリ
2016/10/10(月) 23:47:51
花が白色以外のゼラちゃんは、けっこう強いですから、我が家では木化したゼラちゃんは更新します。
紫陽花でもそうなんですが、長年(といっても5年くらいか?)同じ株を育ててると、根っこに近い部分の幹が緑色からベージュ(木の色)に変化していきます。これを木化といいます。
そうなると見栄えも不細工ですし、若々しさがなくなるので、我が家は根っこから引っこ抜いてしまいます。
そして、抜いた株の指し芽にできそうな枝を2つ程ちぎって、そのへんに指し芽するんです。(2つのうち、1個くらいは枯れずに根を張ってくれるかなあ?と思って。)
そうすることにより、園芸店で買ってきたばかりのみずみずしい緑色の枝(幹?)みたいになってかわいいです。
私は生け花をやっていたこともあり、あまり大きな株が好きじゃないので、大株でもすきな人からは理解しがたいかもしてませんが。(小さい方が、デザイン的に、よく締まるんです。)
ちなみに、「つぼみがかわいそう」という感情のことですけど、植物は「花を咲かせる」ことに、ものすごくエネルギーが必要なんですよ。
あなたが指し芽を成功させたい(枯らせなくない)ならば、まずは「根っこ」を生やしてもらわないといけないでしょ?
根っこに栄養を与えないといけないのに、つぼみに栄養をとられていては根っこは脹れませんよね?
だから、つぼみの枝はチョン!してサヨナラするのです。
全然かわいそうじゃないんです。
髪の毛の散髪と同じです。
我が家も、東南から南西にかけての、夏は超日当たりが良すぎる場所でゼラちゃんを育ててまして、夏場は高温障害にあってます。
アイビーゼラちゃんもおりますが、これはなるべく東側の東南へおいてます。朝日があたっても、西日が当たらないようにしてます。あまり水をやり過ぎないようにもしてます。
肥料は、たまに窒素、リン酸、カリの、粒剤を根元から少しだけ離れたところへパラパラと。
アイビーゼラちゃんも普通のゼラちゃんも、ぺラルゴニウムちゃんも、経験上では、割と白系の花が咲くものは、赤系の花が咲くものよりも弱いです。何株も枯らせてしまいました。
ただ、センテッドゼラニウム(俗称カーコロン)だけは、花が白でも強いみたいです。
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