ユリの球根について
りんご
【九州】
2016/08/30(火) 22:24:59
昨年11月末にユリの球根を買い鉢植えにしました。今年6月にはカサブランカ系や小型のユリが咲いたので、花後の処理をしてお礼肥えをし緑の葉が枯れてから茎を切り、時々水もあげて、今までそのままにしていました。昨日、球根はどうなっているのかと鉢を掘り返してみたら、7鉢中6鉢の球根がなくなっていました。外に出しているものの水はけも良い鉢植えなので球根が腐るとは思っていませんでした。
鉢植えのユリの球根は、そのままにして10月か11月に新しい土に植え替えるものと思っていましたが、花後に掘り上げて保存しておいて10月か11月に植えるのでしょうか、それとも何か栽培方法がおかしいのか教えてください。
リリーちん
2016/08/31(水) 03:19:31
>お礼肥えをし緑の葉が枯れて
1)肥料焼け(肥料過多)とも考えられます。
2)植木鉢など下半身に、灼熱の真夏の直射日光を当てた。
ユリの品種により、花蕾より下の部分に真夏の直射日光を長時間当てれば、それだけで死滅するものもあります。
3)土の過湿又は乾燥と上の1)や2)と重なると、過剰に病弱死滅につながります。
冬に強く、真夏の高温における下半身の加熱は、茶碗蒸しの具になると、極端に思い込むことが簡単です。
a)ユリの性質は、なぜ冬にロゼット状に瑞々しく生える必要があるのか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%BC%E3%83%83%E3%83%88
b)ユリの茎は、温かくなれば、なぜ長く伸びて花が咲く必要があるのか
等本来のユリの性質を良く理解する事も必要です。
多量過剰施肥の弊害
http://livedoor.blogimg.jp/ikenotaira_hotel/imgs/2/8/2893043d.jpg
http://www.townnews.co.jp/0606/images/20110713050356_94190.jpg
http://yukochappy.up.n.seesaa.net/yukochappy/image/E383A6E383AAE381AEE5B8AFE78AB6E78FBEE8B1A1E291A0.jpg?d=a0
http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-d8-5b/mmqchan2000/folder/444255/40/61648040/img_2?1342957591
http://asmic.com/blog/files/2011-0814-01.jpg
>水はけも良い鉢植え
>花後に掘り上げて保存しておいて10月か11月に植えるのでしょうか
ユリの球根には、保護する働きのある表皮がありません、
・・・堀上げた球根では保存しない、堀あげたら直ちに埋める。
又、ほぼ100%ウイルス病に感染しています。(植え替え毎に、殺菌消毒することです。)
従って、一般的な「水はけ」の意味も、排水が良いというだけでなく、新鮮な水の保湿と涼水が要求されます。
以上の事から、
http://cocologryo.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2010/07/26/dsc_2317_088.jpg
http://park15.wakwak.com/~moon/moon2/ishima/18-f1034s.jpg
のような環境がよいとなる。
http://www.pref.saitama.lg.jp/b0906/wadai/images/502243.jpg
>それとも何か栽培方法がおかしいのか
植物の性質には、其々固有の短所長所が有る。
環境にうるさい種類も有ります。
以上の事を念頭に置いて、今一度、栽培管理の解説を深読みしましょう。
どのサイトにも、共通していることだけでも、例え一つでも、理解すれば、遥かに長持ちします。
又、ユリ以外の植物でも、失敗無く上手く育てられるようになりまし、何かトラブルが発生しても、早く納得でき対応できるようになります。
http://www.hanano-yamato.co.jp/howto/%E3%83%A6%E3%83%AA%E3%81%AE%E8%82%B2%E3%81%A6%E6%96%B9/
http://flower777.mimoza.jp/article/32914706.html
最後に
>緑の葉が枯れてから茎を切り
は、やめた方がよい。
ユリの茎の性質を理解するまでは、茎は、植え替えるときに取り除いた方が無難です。
又、枯れる時期が、早すぎるようにも思います。
余談として、
偶々球根が無くなったからであって、ほったらかしでも、健康な場合も有るし、病気になって葉が枯れても、蕾さえあれば、花が咲くことも多い。
更に、球根さえあれば、翌年には、瑞々しく格好よく咲くことが殆どです。
球根腐敗病他
http://ユリ.net/category/%E3%83%A6%E3%83%AA-%E7%97%85%E5%AE%B3%E8%99%AB
例外も有る
特殊な栽培方法として、球根を露出させ、球根に直接太陽光を当て、緑色(葉緑素)に変化させてから、埋める(客土、寄せ土)こともある。
茎も、花後直ちに、根元から切る方法もある。
ロゼット葉を、球根の付け根から取り外し、挿し木をする事もある。
原則半日陰(下半身日陰)栽培とは別に、日当たりガンガンに置いて育てても、強い品種もある。
一寸慣れたならば、好きにすればよい。
りんご
【九州】
2016/09/02(金) 20:43:18
[[解決]]
「リリーちん」さん、有難うございます。
ユリは奥が深いですね。紹介してもらったHPもいくつか見ております。今から一つ一つ検証していきたいと思います。肥料過多はほぼないと思いますが、日当たりが良すぎる点は反省すべき点ですし、枯れるのが早いのもそれかもしれません。今一度詳しく検証してみます。
yoshi
2016/09/02(金) 21:05:11
解決済ですが
>今年6月にはカサブランカ系や小型のユリが咲いたので、花後の処理をしてお礼肥えをし緑の葉が枯れてから茎を切り
本来ならまだ緑の葉や種のある部分も緑で残っているのが当たり前ですので、余程異常な育て方をされていると思います。
半日陰できれば午後は日陰になるような場所であれば、潅水もそんなに注意する必要はありません。
基本的には10月末頃に球根を堀りあげて、ベンレートなどて殺菌してから赤玉土とバーミキュライトの用土に植えなおすことです。
くりん
2016/09/02(金) 23:23:54
解決済みですが、気になることがあります。
肥料過多が良くないと云うことですが、度を超すとそうかもしれませんが、花を沢山つけるのは肥料次第で、毎年1輪ずつ増えるのは俗説に過ぎないという過去ログがありましたし、私の経験でも10個咲くのに4・5年を要しただけだし、肥料屋に上げた球根は大きくはあったけれど、いきなら14も花をつけたと云うこともあります。
先ほど、12月に咲くというカサブランカ二十四球が通販で送られてきましたが、小肥を進めてありますが?と思っています。
ユリちゃん
2016/09/03(土) 02:06:04
解決済みでもあり、レス追いすることは、好きではありませんが・・・
私たちのグループでは、田畑での野菜栽培以外の草花や花木栽培では、土壌改良を兼ねた腐葉土や堆肥すき込み以外の、肥料の投与はお勧めできません。
いろいろな事故を誘発するからです。
当然に、野菜に関しては、元肥と追肥は、好みによりお勧めしますが。
概ね施肥のタイミングと施肥量(残効肥料分と追肥や流失分と植物の要求肥料分のバランス)が、理解しにくいからです。
植物の生長具合を判断して、必要にして十分なだけ、それに応じた栄養素を投入すれば、一番好いのですが・・・・
臨機応変、適材適所と表現する事は、簡単ですが、実際具体的には、何をどの程度投入するかは、難しく理解しにくいものです。
その、適切で理にかなった使い分けが出来れば、好いのですが・・・
通常、気分しだいで、施肥するときには、気分しだいで選んだ肥料(説明書は読まない、成分もムシ、目的もムシ、デザイン重視)を、いっときに大量に投与し(安く大量に買う、適切に保管するのは好まない、虫か湧く、臭いので、使い切る、残っていても探さない買いに行く等)、後はほったらかしの神頼みになりがちです。
それなら、買わない与えない方が、事故が少ない。
との意味と思います。
>小肥を進めてあります
最近の儀礼的慣用句ですね。
もっと親切な表現なら、植え付け後(生育画像付き)何日で、XX肥料をXXgの施肥をしてください、など具体的に算数問題のように、料理手引きや医薬品のように、絶対尺度で数値化すればよいものを、それも明示していない。
販売者の責任転嫁としか言いようがありません。
あばたもえくぼですから、どちらの言い分も正しくもあり、誤りでもある。
有機肥料派か無機肥料派か、無機有機併用折衷派か、いずれが好いのかも、それぞれいい分があり分かれています。
ちなみに、液肥原液1000倍希釈毎週1回投与も、一般的には、儀礼的慣用句です。
濃い目の200倍希釈でもよいし、極めて薄い目の2万倍希釈でも相当の効果が認められます。
私たちは、どうしても肥料をやりたければ、1000倍希釈し更に、1000倍希釈して、潅水代わりにすれば気が済むだろうと勧めています。
私たちは、趣味の園芸ですから、売れる秀品作りより、事故も無く納得できる植物栽培を基準尺度としています。
出来れば、初心に戻り、サバイバル的といいましょうか、原始的な焼畑農業でも、推し進めたいものです。
培養土でも、配合して2-3年寝かせないと、良く馴染まない。
他の例として、高価なハイテク培養土も、夏冬関係なく毎日水やりする事を重きにしているように思います。
一般的に、水は、毎日やるものと思い込んでいますから・・・・
プランターが重いので、土や鉢は1gでも軽くプランターは1ccでも大きくとハイテク培養土に切り替えたものの、数分の一と軽くはなったものの、この夏は、水ぎれに悩まされました。尤も雨量が少なく晴天続きの土地柄ですから、仕方がありませんが。
今度は、ダンボールチップやネコの砂でも混ぜてみようかとも考えています。
大型プランターには、内側に、保湿と断熱の為に、軽い素材の空箱ダンボールを仕込んでいます。
園芸相談掲示板@園芸相談センター