生垣のさつきの害虫対策
藤村
【近畿】
2016/08/12(金) 16:23:19
生垣のさつきの木の中から木屑が落ちています。以前木屑のの落ちている場所の上に小さな穴が開いていたので殺虫剤を注入すると退治できたようですが生垣の中で穴を探すことができず、木屑の落ちているところに殺虫剤をまきましたが効果がありません。どうすればよいか教えてください。殺虫剤はスミチオンとマラソン乳液を使用しています。
テッポウムシ
2016/08/13(土) 12:54:25
>木屑のの落ちている場所の上に小さな穴が開いていたので殺虫剤を注入
>すると退治できたようですが
この通説は、一般的な解説ですが、マチガイです。
産卵穴は、卵の大きさです(産卵管の針)から先ず発見できません
その後、孵化して木の中で、食害し成長し樹を枯らしてしまいます。
通常は、樹が枯れる前に、羽化して逃げていきます。
脱出する為の穴を開けるときに、木屑が発生します。
詰まり、木屑を見つけたときには、既に手遅れです。
といっても、一匹住み込んでいたわけではないので、後から羽化するテッポウムシには、有効かもしれませんが・・・・・
という事は、駆除する方法は、産卵時期に忌避剤を塗る・・・・産卵時期はテッポウムシの気分しだいですし、つまり、成虫が交尾し飛行活動している時期であり、春から秋の昼夜24時間ととてつもなく長い期間で、監視することも確定もできません。
又、農薬忌避塗料(産卵防止バリア)は、賞味有効期間が短く刷毛塗りも大変なことです。
トラップテープ(バイオテープ、カミキリムシの致命的な病原菌を食べさせる)は高価です。
となれば、花後の5-11月に毎月1回(最多産卵期間の6中〜8中は月2回)マラソン乳剤を散布することが、一番手軽かもと考えます。
これは、テッポウムシを直接殺虫駆除する目的ではなく、テッポウムシにとって、快適ではない環境を作り学習させる事です。(帰巣本能を絶つことです。安心安全な子育て環境ではないと学習させる)
あわせて、ハダニやチュウレンジハチを直接駆除してしまいます。
経験的に、1-2年続ければ、3年目からは、新芽時(花の前後1回)と晩秋に一回程度の噴霧で、撲滅できることでしょう
それと、
花後
直ちに
大幅剪定する
ことも必要です。
この剪定は、新芽を早く萌芽させる目的です。
新芽に来年の花が咲く
旧枝の病害虫を切り捨てる。風通しが良くなる、農薬の散布量が少なくなる。
早く新芽が萌芽すれば、株元が日陰になり、真夏の株元への灼熱直射日光による根弱り、乾燥枯れこみを防ぐ。
景観も良くなる。
手入れの、成功失敗の判断は、景観として、花で葉が見えなくなるほど咲くかどうかで区別します。
このように咲けば、手入れが行き届いているというより、健康であり病害虫が抑制されている状態に有るといえます。
藤村
2016/08/13(土) 14:37:33
ご回答ありがとうございました。 今年も花のつきが悪かったので、日ごろの手入れが行き届いていないことよくわかりました。思い切った選定をこれからやってみます。 またご指導よろしくお願いします。
藤村
2016/08/13(土) 14:46:57
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テッポウムシ様
大幅選定を、来年の花後に予定します。
ありがとうございました。
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