バラの夏剪定について
もう中学生
2016/08/10(水) 22:49:47
もうすぐ夏剪定の時期ですが、夏剪定の剪定位置はどの辺りを目安にすれば宜しいのでしょうか?よく本に載っているのは3分の2位の位置で剪定するなどと記載されていますが、その位置で剪定すると我が家の鉢バラは新芽がすべて無くなります。仮に新芽の少し上で剪定したとしたら年々背丈が大きくなってしまいます。
無茶も作法
2016/08/10(水) 23:47:23
栽培者それぞれの趣好によりますから、これといった絶対基準はありません。
一季咲きは、花後直ぐに、できるだけコンパクトに
四季咲きは、冬剪定並みに、大胆な剪定方法から春に伸びた新芽の1/3残しか2/3残しの軽剪定まで自由です。
ひ弱な細い枝は、切り捨てる。
葉は有っても無くしてもよい。
原則として、剪定したら切り口には、乾燥腐敗防止のため癒合剤を塗っておいた方が望ましい。
もし、大胆かつ大幅剪定が、ダメなら、切りバラ出荷は出来なくなります。
ランド
2016/08/11(木) 08:44:53
まだ慣れていらっしゃらないなら、基本は3分の2剪定、で良いのです。
本来バラにも色々タイプがあり、また栽培環境も千差万別なので、慣れてくるとそれに合わせた手入れができるようになります。3分の2 が多いのはそれが平均値というか、一番無難で分かりやすいあたり、と理解しましょう。そして、今ある木の芽になる部分の上で切ります。一番下の芽で切った場合、もしその芽に何かあったりすると幹ごと枯れこむことが多いので、保険を1個下に残した方がいいでしょう。
栽培される多くのバラは数年に一度は根元から太くて力強い茎(ベーサルシュート 基からのすっと伸びた枝 の意味)を出します。そうやって幹が世代交代し、結果としてあまり大きくならないのですが、中にはほとんど出さないものがあります。こいういうものは、より通常の木のように育つことになります。これは親となった品種の性質によるものです。
もしお持ちのバラがなかなか根元から枝を出さないのであればある程度上で剪定せざるをえません。もし数年に一度でも根元から出るなら、それがしっかり育つのを待って、高さをコントロールしましょう。
切り花の品種は、生産性を考えて、適切な環境であれば、早く成長し、枝がある程度伸びるものがほとんどです(そうでないと商売にならない)。なので、次の花早く育つよう、ある程度枝を残しつつ(種類によります)深めの剪定をし、年数が経つと花付きが減るので、数年で株を更新します。よって切り花品種が深い剪定が可能(のように見える)でも、すべてのばらに当てはまるわけではないことに注意ください。
ランド
2016/08/11(木) 08:53:43
追記です。
剪定は、乾燥よりも湿気がよくありません。切り口が乾かないと病原菌に侵されやすくなります。
(清潔さを保てれば、実は乾く前に保護した方が傷の治りが早いのですが、これはプロというか、そちらの領域で、家庭園芸でそこまで求めなくて良いと思います)。
自然界でも、枝が食べられたり、風や動物に折られても保護なんかされないですから。たまたま丈夫でなかったり、雨が降り続いてそこから腐って枯れてしまう、というものです。
お手持ちのバラはそうなってほしくないので、、充実した枝(しっかりした枝)を晴れた日に剪定し、切り口が一両日で乾いていれば大体大丈夫。癒合剤は結構高いし、あまり使わないので、わざわざ買う必要はないと思います。
キャンドルの溶けたものを切り口に塗るか垂らすか、またはペンキ、木工用ボンドなどを塗るかたもいます(自己責任及び火や溶剤を含んだものの取り扱いにはご注意を)。
剪定した後雨に当たらないよう気をつけておけば良いでしょう。
もう中学生
2016/08/11(木) 17:30:02
無茶も作法さん、ありがとうございます。
ランドさん、ありがとうございます。
詳しい、説明を頂きありがとうございます。バラ歴は長いのですが夏剪定はしておらず、今年からチャレンジするにあたって不安でした。一番下の芽になる部分より上で剪定するようにしてみます。
もう中学生
2016/08/11(木) 17:30:48
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解決とさせて頂きます。皆さん、ありがとうございました。
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