鉢植えのバラ 鉢を二重にしたものの・・・
まりまり
2016/07/14(木) 14:08:52
今年の5月に1メートル弱に育ったバラの鉢を買いました。
大輪の白い花が8本のついてるわりには鉢が小さく、早めに選定をしました。植え替えをと思ってましたがひとまずベランダ熱を避けるために鉢を二重にしました。その鉢には土が入っていて水仙の球根を入れていたのを忘れてたのです。そのまま二番花も8本咲きました。現在三番花のつぼみがついてます。先ほど上の鉢を回そうとしたらどうも下の土に根が行っているのでは?という感じで回りません。植え替えをいつごろどのようにすると木に負担なくできるのいいのでしょう。経験も少なく困っています。どうぞいい知恵を教えてください。よろしくお願いいたします。
momo2
2016/07/14(木) 14:50:08
そのバラに負担をかけない一番の方法は冬の休眠期まで待つ事です。しかし、訳あって移動したいと言うのであれば、深く掘って根になるべく負担をかけないように鉢増しすた方がいいです。どちらにお住みかわかりませんが、幸い梅雨はまだ続きそうです。水やりを他の鉢以上に注意し、移動してください。また今後、同じような事にならないようにする為にはなるべく、鉢底はブロックなどで底上げして空気の逃げ口を作ってあけでてください。
ばらファン
2016/07/14(木) 17:13:07
今植え替える必要を感じません。
夏でも植え替える方法はありますが、かなり大変です。私は、7月にコガネムシ
でバラがやられてしまい、必要もないのに、根洗いしてしまいました。
葉が一気に全部真っ黒になったのには驚きました。クーラーの効いている部屋
で養生して復活しました。
わざわざこんな大変なことをしないほうがいいと思います。芽がでてくるま
ではハラハラでしたよ。
というわけで冬まで待ちましょう。
均衡と危険
2016/07/14(木) 22:02:59
興味があれば、お読みください、なければ、PGDNで・・・
ハラに限らず何でも、ほっておいても枯れるものは枯れるし、生きるものは生き続けます。
その生死は、バラに聞かないと解りません。
しかし、バラに聞くことも出来ないし、更に聞くことが出来たところで、素直に理解し従う事も出来ないのが、われわれの世界観です。
明日の事は、明日にならないと確信がもてないという事です。
そこで、枯れさすより、生かしておきたいという事だけは、極稀な一部の人々以外には、誰しもに共通する思いです。
枯れれば素も子もありませんが、極端に弱ったとしても、まだ生かす手立ては有ります。
あわよくば、元気にスクスクと育って、花実が沢山付けば尚更の事です。
ところが、人というものは、「あわよくば」を忘れて、手元にあれば、存在する事は、全て「たわわに」実るものと思い込んでいます。
そう、あたかも「豪華絢爛な商品」の様になって当然と錯覚してしまうことです。
買った時が、最高の状態である事を忘れて、はかない夢を見続けることです。
夢は、夢であって、所詮、目標としての一つの到達点であるということを、理解しておく必要が有るように、思われます。
さて、私自身、統計を録ったことはありませんが、枯れさす原因は、
(確率的に、病虫害潅水の過不足多肥四季高温又は低温その他の天災や事故を除いて、一般的な地植えの場合に限定して)
植え替え(最大値)・・・根を傷める、瀕死の致命傷になりやすい。枯れ
れば親がなくなる。
挿し木・・・・根が先に生えるか、挿し穂の栄養が枯渇するのが早いか
発根活着しなくて挿し木として枯れても親が有り再挑戦できる。
取り木、接木の場合の親は、ほぼ確実に手元に残り再挑戦が期待できる。
植えっぱなし・・・・栄華盛衰を繰り返しながら、いき続けるのが本来の自然調和です。 手入れすれば、より良くなる可能が多い。
以上の場合は地植ですが、鉢植えの場合には、植木鉢という制限され隔離された、苛酷な環境下に有るが故、より厳格なお手入れが、求められる。
植木鉢とは、あまりにも身近な存在で有るが故、この点が忘れがちで有ると感じられ、この点にトラブルの多くがあると思われます。
人の生活に置き換えれば、宇宙空間や海底水上生活とまでは言いませんが、田舎から都会生活、都会生活から田舎生活へ引越しするようなイメージかも。時と場合には、外国へ引っ越すとかに似る。
以上の事から、いろいろな意見も有るでしょうが、今植え替える必要性の是非は、本人の判断と経験値によります。
私自身は、どのように綺麗に完成されていたもの(花実蕾が多くても)であっても、買って、数日楽しんだら(花実を鑑賞するというより、性質を観察する為に)
時節四季を無視して、直ちに、植え替えます。
理由は、買った鉢花は、あくまでも商品であって、引き継いで育てるようなものではないと割り切っているからです。
土がハイテク過ぎる、鉢が小さすぎる、根詰まりしている、などが主なことかも。
植え替えには、枯れさせるかもしれないという最大のリスクが、常にある事は、先にも述べました。従って、枯れさせない様にする為には、なにをどうしたら良いかということを3要件程度気配りすればよいだけです。
一番は、最適生育温度や発芽発根温度の目安に近づけ合わす。今の時期なら可能な限り、低温な場所で静養管理、無理な話ですが18度前後が理想的かも。日陰でもよい。
二番は、優劣は付けにくいですが、植え替えは根傷み根切りを伴いますから、脱水症状としてのバランスをとるために、茎葉も落とす。
極端な場合には、先に枝葉を2/3程度切り捨てて、新芽が確認してから植え替えるとか、新芽を確認せずに植え替えるのなら、茎を2/3以上切って、葉を一茎1-2枚の残す程度に全ての葉を取り除く(新芽を確認した場合も)
出来れば、根に防腐殺菌剤につける、茎には防腐脱水栓たる癒合剤を付せば尚良い。・・・・寒気の病害虫不活性時期なら良いのですが、暖かいと根が腐る、線虫が切り口から侵入する、茎が乾燥する、茎枯れ病も発生しやすい。
バラの植え替えや挿し木は、いつでも出来ます。
四季折々の一寸した、気配りは、なにをするにしても必要です。
以上は、植え替えをする場合の心配りです。
次に、植え替えなかった場合の心配りとして、
2重鉢にした結果、本来の植木鉢の底穴から、根が飛び出し、その下鉢(場合によっては、地面に)貫通根が生えてしまった。
この場合の弊害(後々苦労するリスク)
元の植木鉢は、プラ鉢だと思います。時と場合により、元の植木鉢の内側にビニポットが仕組まれており、栽培者の栽培中に植木鉢が汚れますから、商品としては汚らしいので、ビニポットで養生し、出荷時に化粧鉢に、ポンと置いて、商品化するのが、今流です。
このプラ鉢は、焼き鉢と違って、曲者で、変形する、粘りがあり破損しにくい性質があります。
元々から、容姿端麗にするために、根詰まり状態である点です。
商品ですから、引き続いて育てることを想定していなくて、花が終わるまでの(鑑賞期間)一回限りのインテリアとしての価値しか想定していない。
ここが、速やかに植え替えする事を想定した苗木ではなく、インテリアとしての開花鉢植であることです。
引き続けて育てるものではなく、花が終わるまでのインテリア、活け花より多少は長持ちする程度。
ここで、バラの根の今後の異型生長変態性を、説明します。
先ず最初に、瓢箪を思い浮かべてください。
1瓢箪(瓢箪を上下逆さまに思い浮かべる)
https://ddmxdtm74ysa7.cloudfront.net/uploads/2016/02/20170114/40454782977f1ff6a8c92fe2116261f5_1455987673-480x320.jpg
2根の極端な図のイメージ
http://assiston.jp/photo/2462_14.jpg?82c7a4
この瓢箪の括れ凹部が、鉢穴一穴鉢の場合には、鉢穴がコルセットの役目をして括れることです。
この括れが、焼き鉢なら割れば済む事ですが、プラ鉢の場合には、古く風化しても破壊できない、反面バラの根も切断するときに、上手く凹み部分で切れない、四苦八苦して切ったとしても、元の鉢内の根は、陳腐化して殆ど根がなくなっている場合も考えられます。底鉢の根は、取り除いてしまって、根はありません。
詰まり、極端な言い方をすれば、植え替え時には、根がない状態の割り箸状の挿し木状態で、植え替える事になります。
バラの根などなくても、根は生えてきますが、慣れない経験値が低いと不安になってしまいます。
このリスクも、覚悟しておく必要があるものと思われます。
そこで、時々下鉢の根を引き抜くとか切断して、根の生長を抑制するのも一つの方法です。
根は、水分補給していますし、葉は、蒸散させていますから、根を切れば、葉もそれに連れ摘み取らないと、バランスが取れなくなってきます。
私なら、夏バラは、貧弱ですから、冬剪定並みに大幅剪定、茎数減らしして、植え替えますが、植え替えないのなら、瓢箪根現象を抑止する必要が有るかもしれません。
他に、鉢植えなら、鉢植独特の太根ルーピング現象や反り上がり現象とかも。
地植なら、深植え時の2段根3段根発生現象や一本肥大長根現象も有るかも。
なにぶん、植え替え引き抜かないと、土の中は、肉眼では見えませんから、地上部の成長具合で、判断しないと仕方がありません。
まりまり
2016/07/15(金) 21:36:21
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momo2様 ばらファン様 均衡と危険様 ご指導ありがとうございます。今日お友達が着ていてばらを洋服に引っかけてしまい、鉢が転んでしまいました。枝が折れたりもあったので、勇気を出して引き抜き下の鉢に根を巻いたものを切り植え替えました。お水吉と出ることを祈るばかりです。
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