竜のひげの植え込みエリヤに侵入繁殖したどくだみの除草剤は?
藤原 幸雄
2016/05/05(木) 21:22:46
道路沿いの12センチ幅の道路と敷地の空間エリアに植えた”竜のひげ”がしっかり根付き、その後美しく成長しています。植えてから2年ほどした頃、”どくだみ”が竜のひげの間から顔を出し繁殖をはじめ、年に3回位の頻度で手作業除草を続けています。このエリヤには植木など除草薬による心配するようなものはありません。竜のひげにはダメージなく、どくだみを除草できる除草剤はないでしょうか?
選択性除草剤
2016/05/06(金) 11:09:50
>竜のひげにはダメージなく、
>どくだみを除草できる除草剤はないでしょうか?
現在そのような都合の良い除草剤は、市販されていません。
その理由は、基礎研究をし工業化するには採算が取れないからです。
植物竜の髭は、生活必需等の食料源ではなく、嗜好植物であり、
栽培面積も少なく需要が見込めない。
従って、将来もそれを主目的とする研究開発は、なされる事は無いでしょう。
現在市販されている除草剤としては、主力穀物の米や一部の野菜と植栽面積が広大な芝生などは、知られています。
対策として
どのような植物でも、その場限りの思いつきで成すのではなく、将来の展望を見据えて、広範囲に配慮しないと、後で思わぬリスクろを背負う事になります。
知らなかった、気が付かなかったを含めて、自己責任として、諦めるなり、自己始末しないと仕方が有りません。
簡単言えば、植えつける前の下地の完璧化、種子や苗に不純物が含まれていないか、植えつけた後で不純物が侵入しないかetc
後始末の仕方
1)つまみ洗い方式、一時しのぎ方式
コツコツと日々の努力を積み重ねて、希望する範囲のみ
今までのように、手で摘み取る
2)総入れ替え方式
2-1)希望するエリアの土を、良く確認した新たな土と入れ替える。
深さ2尺できれば3尺以上。この場合には、より頑強なボーダーラインを敷設したほうが望ましい。
2-2)全ての植栽を犠牲にして、生けるもの全て、消滅させ、生えてこないことを確認してから、好きな植物の不純物を確認してから、植えつける。
観察期間は、石ノ上にも3年といいますから、3年以上は必要でしょう。
3)大阪城陥落方式、1)と2)の合作方式
少なくともこれ以上はびこらないように死守し、外堀外周から徐々に駆除して行き絶滅させる。
4)自然淘汰方式
ドクダミも雑草(目的外植物)も、命有るものとして仲良くお付き合いをする。
ドクダミは、ドクダミ茶など手短な健康増進有用植物として、庶民レベルでのドクダミブームがひき起こりあちらこちらで植えつけられ拡散したものが、そのまま放置され今日に至る。
以前から生えていたのですが、手短に見られたものの、ドクダミが生える場所群落は、狭く限定されていた。
又その群落エリアも半ば隔離状態にあった。
ドクダミやスギナ竹笹は、種子でも繁殖しますが、最も難儀な地下茎で
も繁殖します。
地下茎でも、なんらかの原因で地下茎が千切れれば、小さな一関節毎其々に独立して繁殖する。小さくなればなるほど見落としも増える。
更に、地下茎は、通常根域に含まれますが、地質により相当深くまで生えています。
中でも、厄介な事、駆除しにくい事に、大樹の根や飛び石庭石の下を安息地として入り込む事です。
其の他、乾湿寒暖陰陽に相当な耐性が有る
比較的容易な方法は、健康飲料の一つと割り切って、収穫し、ドクダミを好きになる事です。
私の場合には、どこから侵入したのか定かではありませんが、いろいろな草花の中に紛れ込んでいます。
今更完全駆除するのも面倒ですから、これ以上はびこらないように幽閉しています。
自然の競争原理により、ある程度の許容範囲内で、栄華盛衰しているようで落ち着いています。
今のところ、際立って目の敵にするほどに、目立つほどではなく、景観的にも自然調和しています。
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